わたしらしく働きたいのだ①

突然ですが、わたしは現在転職活動をしています。なりたくてなった美容部員という職業ですので、毎日のお仕事にはやりがいをもっています。一緒に働くスタッフもお客様も製品もみんな大好きです。

けれど「働き方」という面で、今のわたしが願うそれと現状との間にギャップがあり、苦しく思うことが増えてきました。

わたしは定年を迎えるまで、もしかしたらその先も可能な限り仕事を続けたいと思っています。自分のそれまで積んできた経験やキャリアが誰かを助けることになればとても嬉しい。

しかし子どもや家族との時間も大切です。今は年中無休のお店の販売員ですので、現状として家族とのお休みがほとんど合いません。このまま継続するのは気持ちの面でとてもしんどい。

今はわたしの休みの日に娘にも保育園をお休みしてもらって、のんびり過ごすなんてこともできますが、小学校入学と共に難しくなるでしょう。それがなんだか寂しく思えてしまうのです。

「育休は早めに切り上げてもいいかも。」なんて妊娠中までは考えていましたが、いざ出産を終えて娘と対面したら心を奪われてしまいました。願いが叶うならずっとそばにいたいとさえ思っていました。

しかしながら育休が終わると復職するという誓約書を交わしていたので、娘が1歳になるとすぐ復職しました。子どもが小さいからとシフトを優遇してもらえるわけでもなく、娘が寝てしまった後に帰る日が月の半分ほど。

その頃からなんとなく、転職したいなあという気持ちが芽生えたのでした。けれどまだまだ娘は手のかかる時期でしたので、ゆっくり考えたり行動する時間も余力もなく。他の職種にうつれる自信もありません。

いったん落ち着いて考えようと思い、一度転職したい気持ちを保留します。

つづく