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ヤマハピアノグレード8級・初見演奏を徹底攻略!

この記事は

  • 初見演奏が苦手

  • 8級の初見演奏のコツを知りたい

  • 8級の出題傾向と対策方法を知りたい

  • 初見演奏で良い点数を取りたい

という、これからヤマハ学習者グレード・ピアノ8級を受験する生徒のみなさんや保護者、指導される先生におすすめです。

これまでの指導経験と出版されている練習問題をもとに、出題傾向を分析し、8級の初見演奏に必要な対策をまとめましたので、ぜひ参考にしてください♪


1.【ピアノ8級】初見演奏が苦手なのはあなたたけじゃない!


グレードではいくつかの試験項目がありますが、特に「初見が苦手~!!」という生徒はとても多いもの。

でも大丈夫!

私も生徒時代は苦手でしたし、私の生徒でも苦手意識が強い生徒は多いですよ。

特に8級の初見演奏では、9級よりも和音がたくさん出てきますし、出題される拍子の範囲も増えるため、トレーニングが必要です。

これからご紹介する対策をしていけば、少しずつできるようになります。

大切なのは、日ごろからコツコツ取り組むこと。

これだけです♪


2.【8級】初見演奏のコツをつかもう

8級初見演奏の具体的な試験の流れや範囲、コツなどはこちらにまとめてありますので、読んでみてくださいね👇

初見演奏にもスケールとカデンツ練習が効果的

記事を読むと分かると思いますが、初見演奏でも日ごろからスケールとカデンツを練習しておくことが役に立ちます。

ハ長調
イ短調
ト長調
ホ短調
ヘ長調
ニ短調

8級ではこの6つの調が範囲になっているので、この調はしっかり練習しておきましょう!

「なんでスケールの練習も必要なの?」

という生徒さんもいるかもしれませんね。

スケールの練習は、その調が出たときに調号(#・♭)を抜かさないで弾けるようになるから必要なのです。

また、スケールだけでなく左手の和音がすぐにつかめるように、カデンツの練習も重要!

特に初見演奏では、自分が弾いている音と楽譜の音を一致させることが大切なので、カデンツ表を見ながら練習しましょう。

左手の和音がすぐ読めるかがカギ

私が作成した次の課題例を見てください。

このように1段目はよく見る形の和音なので、すぐに弾ける子が多いのですが、大体ひっかかるのが2段目の終わりの部分です。(7・8小節目)

6つの調で、この部分をすぐに弾けるように練習しておきたいですね。

しかもこの部分は、メロディーに合わせて左手の和音の音が少し変わるため、高得点を目指したい人はこの点も練習が必要になります。

下の課題例の水色の網掛け部分(3小節目)を見てください。
上と下で和音の音が変わっているのがわかりますか?

8分の6拍子に慣れておこう

8級の初見演奏の練習をしているときに、カデンツ以外に生徒が苦労するのが8分の6拍子の拍子感・リズム感です。

これはたくさんリズム打ちをしたり、問題で練習するしかありません。

比較的簡単な同じ8分の6拍子の曲、たとえば・・・

  • かわいいミュゼット(やさしいミュゼット)

  • 人魚の歌(ふなうた)

  • いなかのおどり

などで練習するのもおすすめですよ!


3.練習しておきたいスケール&カデンツまとめ

このあと、上記ブログ「ろんぐと~ん」に掲載されているnabeccoオリジナルのスケール・カデンツ集をPDFダウンロードできます。

8級の初見演奏でクリアしたいポイントや、調号を抜かさないための工夫として大事なところにマーカーを入れたわかりやすい楽譜になっています。

ぜひ印刷またはタブレットなどに保存して、楽譜を見ながらコツコツ練習してくださいね!

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