サッカー以外の人生を想像するのが難しかった。
これは辞める勇気がなかったなのかもしれない。
サッカー以外の人生を想像するのが難しかった。
自分にとって大好きなサッカーを、僕の日常から失いたくなかった。
ついに6/2〜社会人サッカーが始まった。
僕は人生の16年をサッカーに費やしてきた。
16年間、僕の日常にはずっとサッカーがあった。雨の日でも雪の日でも、猛暑日や雷雨の時でもひたすらサッカーボールを蹴っていた。
サッカーがある生活が当たり前だった。
サッカーがあったからこそ今までの学生時代を過ごしてきたといっても過言ではない。
そのおかげで最高な仲間やコーチに出会い、最高な景色を見てきた。それはもう自分でも誇れるほどの素晴らしい青春を過ごしたと胸を張って言える。
そして昨年、大学サッカーを引退した。
これで、学生サッカーは終わりを迎えた。幼い頃からプロになることを目指していたが、その夢はとうとう叶うことがなかった。
それでもプロになれなかったからって、サッカーを辞めようとは考えなかった。
大学卒業後、僕は社会人でもサッカーを続けようと決断した。
理由としては2つ。
1.サッカーを辞めたくなかった。
サッカーって若いうちにしかガチでできない。年老いてからガチでやろうとしても体はついてこない。(キングカズこと三浦知良選手は本当に凄いと思う。)
好きなことを学生時代で終わらせて数年後とかに、「やっぱサッカーやりてぇ」「サッカー辞めなきゃよかった」って思うより、僕自身が満足するところまでとことんやろうと決心した。
2.挑戦。
僕が所属する社会人サッカーチームはJFL昇格を目標に掲げている。しかし、今はJFLからほど遠い1番下のカテゴリーの県3部にいる(昨年できたばかり)。そこからJFLまで最短で6年かかる。とっても険しい道のりなのはわかっている。
でも、そこにこそ挑戦する価値はある。
僕は大学時代、2度の昇格を経験している。この経験を知っているからこそ、また昇格を味わいたい。
要は、僕は仲間と一緒に目標に向かって挑戦する過程が好きなのだ。
この2つの想いがあったからこそ、社会人となった今でもサッカーを続けている。
でも、いつかはサッカーを辞める時が来る。
そう、引退だ。
引退後もサッカーに関わるのか。
それとも、サッカー以外のことをやるのか。
どうなるのかは現時点ではわからない。
引退後のキャリアをどうするのかを今のうちに考えていきたい。
指導者という形でサッカーの道に残るのもいいし、
自分が心の底からやりたいと思える事業に巡り合うかもしれない。
どっちの道を選んでも後悔しない、楽しめる生き方をしたい。