今年の夏はどこに行こうか?
緊急事態宣言が解除され、早2週間が経った。
もうすぐ梅雨入りが近づいている。
この長い梅雨が明けると、夏がやって来る。
ミーンミンミンミンミーとセミの鳴き声が聞こえるあの暑い、暑い夏が。
でも、今年の夏は異例の夏になる。
それは
夏の風物詩が相次いで中止となっている。
花火大会の中止。
有名なところだと、新潟県長岡市の花火大会や隅田川の花火大会が中止。全国的に8割ほどの花火大会が今年の開催を中止と決まっているそうだ。
海水浴の中止。
夏といえば海!!
Ah 真夏のJamboree レゲェ 砂浜Big wave!!
湘南乃風 睡蓮花が聞こえて来る。
毎年夏には海水浴客で賑わっている。友達に1人は海に行くために体を絞っている人がいることだろう。
しかし、今年の夏は海水浴場の開設中止を決めている地域が多く、海にも遊びに行くことさえできない。
夏祭りの中止。
そして、夏の甲子園の中止。
あっーーつい夏をエアコンが効いたリビングで観る甲子園は毎年の楽しみだった。特に僕が熱狂していたのは2000年台後半かな。その中で記憶に強く残っている試合が1つある。今日再放送していたらしい。見逃した。
2009年第91回全国高等学校野球選手権大会
決勝 日本文理 VS 中京大中京 9-10
この試合は凄かった。
まだ、小学生だった僕は、TVの前で釘付けになっていた。
9回表の時点で4-10で日本文理高校は負けていた。日本文理にとっては最後の攻撃である9回表。しかし、すぐに2アウトになってしまった。
でも、そこからランナーなしという状況から粘って、粘って、粘って、なんと9-10と一点差まで詰め寄った。甲子園球場が、TVの前の視聴者が誰もが逆転の奇跡をみていた。そして、次の瞬間「カキーン」という金属音が鳴った。打った!逆転!!だと思った。でも、打ったボールの行方はサードのミットに収まっていた。その瞬間、ゲームセットとなった。
この試合を観てスポーツって感動するものだと実感した。
こんなにも白熱した試合を繰り広げる高校球児の姿に心を打たれた。それが今年は観ることもできない。
夏の風物詩が相次いで中止となっている2020。
これをきっかけにもしかしたら夏の風物詩が変わるかもしれない。
今年の夏はどこへ出掛けようか。
国内旅行。
温泉巡り。
美味しい食べ物巡り。
本屋巡り。
BBQ。
キャンプ。
たい焼きカレーを食べに行く。←これ1番気になってる。
などなど。夏の風物詩が中止となっても、行きたいところややりたいことはたくさんある。仕事もあるからなかなか休みはないけれど、異例の夏を楽しみたい。
そして、感染拡大が広がらないように、気を緩めてはいけない。手洗いなどの励行は必ずやらなければならない。自分だけではなく、他人に迷惑をかけることだけはしてはならない。
2020年の夏は「異例の夏」。