第21回_Foreign Affairs勉強会(イランとサウジアラビアの国交正常化)
2023年3月18日(土)20-22時にて、Foreign Affaris勉強会を開催しました。今回は、スピーカー都合で、ZOOMでの開催となりましたが、その分、画面共有ができたので、いつもとは違った学びがありました。
また、今回の記事は、石川さんが、イランとサウジアラビアの外交正常化を提案してくれて、The EconomistとNY Timesの記事を用意してくれました。日経新聞の一面に掲載された次の日に、今回のテーマの提案があり、その5日後である土曜日には、勉強会の題材になっていて、非常にタイムリーな対応だったと思います。石川さんに感謝です。
<一つ目の記事>
さて、最初の記事は、以下のとおりで、途中までしか読めないと思いますが、エコノミストのリンクも貼ります。
THE ECONOMIST
China brokers an Iran-Saudi rapprochement
But the deal will not end the countries’ proxy war, nor cement China as the region’s new powerhouse
Mar 10th 2023 | DUBAI
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段落番号なしで、記事の最初から順番に、語彙・文法・コロケーションなど、勉強会で取り上げた内容を列挙していきます。
cement 動詞だと固める
foe 敵、類語は多数あり、場合によって使い分ける必要がある
rapture 破裂、ヘルニアという意味もある
heretofore これまで、いままで(until now)
Sitting between two men was Wang Yi, 倒置で、Wagn Yiという新情報を強調している
regional capital regionalは地方で、文脈的には首都ではないことを指す。英和活用大辞典では、a regional capital で、地方の中心地とある
at daggers drawn 反目している
derail FAにはよく出てくるが、動詞で、脱線させる、失敗させる
wade into 猛烈に攻める、勢いよくとりかかる
appease 意味は、なぐさめる、和らげる、いやす、融和させる
→ Kirbyさん曰く、WWⅠの後、Appeacement policyが存在した
→ まんちゅうさん曰く、語源はpeaceと同じ
https://www.bing.com/images/search?q=appeasement+policy&qpvt=appeacement+policy&form=IGRE&first=1
not that SV 譲歩的なニュアンス
→ not that I know of 私が知る限りでは(そうではない)
The crisis dates to 2016, date back to が多いが、今回はbackなし
cut ties with 関係をたちきる
reconciliation 和解
→ 動詞は、reconciliate
seize much of the country
→ seizeのコロケーションを確認
この流れで、captureのコロケーションも確認した
→ capture the essenseの話
https://netspeak.org/#q=capture+the+%3F
presage 予言、予測、 石川さん訳では、前触れ
intervene 介入する、名詞はintervention , venは入るで、convenient と語源は同じ
a face-saving exit メンツをたてること 反対語は、lose face
→ a face-saving agreement 面子を保つための取り決め
Nonetheless と Howeverの違い
rein in 抑制する系
round-the-clock 24時間
→ Kirbyさんも言っていたが、仕事でも、24/7という表現をよく聞く。
it would move its broadcasts to Washington
→ Kirbyさん説明によると、broadcastsと複数形になっているので、どこかの支局が、そのままワシントンへ移転したとなる
herald an era 前ぶれとなる、布告する
→ officially herald a new business policy
turn hot 熱くなる、turn+形容詞の使い方
secondary 第2の、副次的な
→ secondlyとの対比
boon 恩恵、利益
banal slogans 平凡な
→ まんちゅうさんが言っていたのは
platitude 平凡な言説、決まり文句
a cliche 陳腐な決まり文句(フランス語より)
hackneyed phrase 常套語句
caveat 通告、警告、 但し書き
→ caveat emptor 買い手危険負担(契約用語)
→ caveat venditor 売り手危険負担
nudge the deal over the finish line
→ 動詞のnudgeは、つっつく、(最後の)後押しする
gingerly 慎重な、用心深く
have good reason to V reasonにsがないので、理性という意味
frosty relationships 冷めきった関係
it does not hurt to remind ~ 減るものではない。損をしない
ease tensions やわらげる
→ ease のコロケーションを確認
http://www.just-the-word.com/main.pl?word=ease&mode=combinations
エコノミストの記事は、ここまで。
<2つ目の記事>
NY Timesのこちらの記事
Chinese-Brokered Deal Upends Mideast Diplomacy and Challenges U.S.
at each other's throats お互いにいがみあっている
the topsy and turvy 苦しい状態
left heads spinning 頭をくらくらさせる
on the sidelines 側線沿いのところで、(参加しないで)傍観して、
→ 動詞では、出場できない、じゃまをする、活動を妨げる
vault 昇進させる、飛ぶ、 建築分野で使う単語
outshine より優れている
overt concern 明白な
scoff at あざわらう
visceral 内臓の、直感的な(gut feeling)、心底からの
curtail 短縮する、削減する
→ 後半には、curbが出ていた
truce 停戦、
→ 確か、Kirbyさんが言っていたのは、armistice
→ あとは、cease-fire も停戦、休戦
hostility 敵意、戦闘
(勉強会の範囲は、ここまで)
以下は、予習時の単語のうち、ここに書いておきたい単語や表現
an intricate diplomatic game 複雑な
endure blistering criticism はげしい
dismemberment 手足の切断
only to back off without imposing any
gambit 序盤の差し手、捨て駒
with Saudi Arabia evidently dashed 裏切られた
signatory 署名者
has new sway 影響力をもつ
after years of making inroads くいこむ、侵害する
it is disconcerting for 人 to V 落ち着きを失う
(ここまで)