ポケカ ポケモンカードの自主大会を少し別の視点から考えてみた。

最初に…所々で、まわりくどい表現があります。「こうだ」と断定したり、もっと直接的にと思ったりはするのですが、悩ましい所です。

12月は久々にCLに当選したこともあり、最寄りのジムバトル(旧ジムチャレンジ)はもちろんのこと、自主大会へも5回と通常時の私と比べると多く参加した。

少なくとも参加させていただいた大会の運営はどれも大変スムーズで、特にここが・・・という改善ポイントは正直なかったと思う。

一応、多少は事前にリサーチをし、良さそうな所(+開催場所)をスクリーニング(≒選別)してはいるが、Xなどを見ている限り、運営(商品)面で難ありという大会を一度ぐらいしか見たことがない(+そもそも、プレイヤーは大会の商品をそこまでは重要視していないように感じる)。

もちろん、全てを把握できているわけではないが、SNS、特にXでは「明らかに悪い情報」は拡散される(良い情報より悪い情報の方が拡散される傾向が多いように思う)。ゆえに、ほぼ全ての自主大会は、これらの点で(大半の)参加者の及第点は満たしていると言って差し支えないだろう。

かつて、運営していた身として、特に以下の点が大きく異なるように感じている。

・ポケモンカード自体の知名度(後述)

・参加費が高くなった代わりに、(入賞)商品が豪華であったり、有名プレイヤー(ポケカプロなど知名度がある方)と戦えたり、会話、サイン等ができるように。

・トナメル(tonamel)等のデジタルツールの普及により運営が大幅にやりやすくなっている。

・ある程度、運営のノウハウがテンプレ化されており、企画・募集まではやりやすい。
※ただし、「集客」面は課題になりやすい。

私が行っていた頃はまだ「ブログ」が主流の時代で、SNSも存在しない~黎明期。さらに言えば、ポケモンカードで遊んでいるプレイヤー、カードショップも今と比べると圧倒的に少なかった(秋葉原でも、定期開催していた所は「チェルモ」ぐらいだった気がする・・・)。

当時からポケモンの知名度はもちろんのこと麻雀と将棋の中間のようなゲーム性(サイドルールの存在、カードゲームの中ではルールが分かりやすい)もあるし、何で人気がイマイチなのだろうと(長らく)疑問に思っていたが、今や私の想像を遥かに超える人気なコンテンツになり、少しの驚きと共に嬉しい限りである。ポケポケはさらにそれを加速させそうだ。

特に昔の話をしたいわけではないので、早速本題へ入ろうと思うが、特に気になっていることは自主大会のモデルについてである。ここでは、特に「仕事・ビジネス」の観点から触れていきたい。

ポケモンカードにも(格闘)ゲーム、将棋、囲碁、ポーカー、麻雀のように「プロ」という概念が徐々に出てきている。

もちろん、今の仕事が向いていたり、好き、得意であれば全く問題ないのだが、大半の人はそうではないだろう。

私は今の仕事が嫌ではないが、もっと楽しみつつ、生活もできたらなぁとは思っているので、大きな意味ではそのうちの一人だと思う。

言うまでもなく、人には得意・不得意がある。全員と言わず、国民の半分が嫌々ではなく、得意を生かして仕事ができるようになれば、生産性も大きく変わるだろう。


個人的には、お金以上にその方が重要だと思っていて、それには、大前提として自分自身の理解、すなわち自己理解が非常に重要…であるが、本題とズレるので、ここでは省略する。参考までに、自己理解を学べる動画を載せておこうと思います。https://youtube.com/@yagijimpei?si=x_xQ6c2cBJdyqohI

さて、自主大会の話へ戻そう。

多くの自主大会は(民間)レンタルスペース等、公共(区役所、市役所のコミュニティセンターなどなど)の施設、カードショップのデュエルスペースを借りて運営されている。参加費は1000~2000円ほどで参加者は16~64名程度。

仮に1500円、32名参加で開催したとすると・・・1500×32=48000円。
会場費&大会の景品で30000円~35000円。手元には15000円前後が残る。一人で運営しているなら、継続性はあると言えるが、32名を一人でというのは難しく、複数名での運営となると15000円では少々厳しそうだ。

もちろん、このケースなら「収支自体はプラスであり、マイナスではない」ため、別に収入(本業)があれば、問題なく続けていくことは可能だ。

しかし、現状のモデルで自主大会を仕事(本業・事業)として行えるか?というと、この形では中々難しいだろう。

もっとも、大会の時間は参加者はもちろん、運営側の双方にとって楽しめる時間になっているハズだし、そもそも自主大会での収益化は特に考えてないからOKという方針ならば、そこについて何ら否定されることではない。

前述した通り、ポケモンカードにも「プロ」と言う概念が出てきた現在。個人的には、できるならこの楽しい時間で生活の全てとまでは言わなくても、30~50%程度でも、成り立たせることはできないだろうか?と考えたのである。


いくつかアプローチはあると思うが、最初に考えたのは、開催場所を16~32名程度(※一般的に「大は小を兼ねる」ゆえ、それ以上でも◎)が入る「飲食店」にすることである。

オフラインであれば、参加者の多くは、比較的近くから来られている方だと思う。(お店の方針による部分はあるものの、飲食店のビジネスモデル的に)飲食をしてもらえるなら、場所代は(ほぼ)必要ないということで、これまでなら場所代で占められていたお金💰を「飲食代金」に変換することができ、参加者の方は(昼の)飲食代が不要に。

飲食店側もお店の存在を知ってもらい、味や雰囲気などに満足してもらえれば、今後のリピートへ繋がる可能性があるということで、これは運営側、参加者側、そしてお店側の三方にとって良さそうである。

運営目線からでは、会場の権限がお店側にあるため、ある程度の数の繋がりがあれば、会場の確保という面でも安定するというのはありがたい。

特に土日は場所の確保、とりわけお安めな公共施設の確保は簡単ではない。その一方で、飲食店も特に32名を超えてくると、スペースが確保できるお店はあまり多くないという点は課題と言える。

大きな会場については、カードショップのデュエルスペースはもちろん、市議会議員さんや民間のレンタル・コアキングスペース、商店街の方々との連携が一つ大きな鍵になりそうである。

民間のスペースも一般的なものから、女子会専用、24時間運営など、知らないだけで、実は色々と工夫されていたり、利便性があったりする。

ただ、それを知ってもらうための広告費にかける予算がない故に、知る人ぞ知る状態になってしまっている。※尤も、その状態が理想というビジネスも少なからず存在する気はする。

ここへ、さらに可能性の一端として、カードゲームと相性が良い情報。例えば、昼食後の眠気覚ましの一環として、整体の方に、疲れにくい座り方をレクチャーしてもらう。CLなどへ行く交通費を浮かせる(東京→博多を飛行機利用で往復3000円程度で行く)方法→もちろん、合法的に☺️。
幸い、この分野は私自身にも多少の知識がある。皆ができるようになったら、(初)夏の北海道で地域対抗戦みたいなこともやろうと思えばできるようになる。

など、従来通り大会は大会で遊びつつ、お役立ち情報も学べるをコンセプトに運営できないかと考えている所である。

ただ、仮にどれだけいいコンセプトであっても、知名度がない人間にとっては避けては通れない、大きな壁の一つは「集客」になると思う。

ここは、自主大会へ参加して、主催者の方と話をしたり、(おそらく、合格できるであろう、ジャッジ、オーガナイザー資格を生かして)、イベントや自主大会を開いたりと地道な「人脈」を築いていく活動をしていくしかないと思う。
もしかしたら、SNSで地域に住んでいる人へDM活動も必要かもしれない。今すごいと言われる人の多くは、過去に、そして時には今も地道で泥臭い行動をされている。

どんなに良い内容・中身であっても来ていただく、購入いただくという壁は意外と分厚い。

個人的には、特にこの1年で知っておくとお得な情報であったり、知らないことで損をしてしまう情報。

そして、一般的にも重要な内容ではあるが、そのまま募集してもなかなか参加者が集まりにくいイベント(重要だが、緊急性の低い内容は、その時点では刺さらないため一旦スルーされてしまい、いざ起こった後に気づくが、それではもう手遅れなことが多い…)であったり、良いサービス、商品・食べ物(食材)なのに、知られていないが故になかなか購入にまで繋がらないというケースを結構な数みたり聞いたりしている。

最近だと、金沢のレンコン、神奈川県のみやじ豚の美味しさには結構な度肝を抜かれた。

例にあげたのは、食品ではあるが、様々なジャンルでいわゆる、知る人ぞ知る銘品のようなものが存在する(と思われる)。

どんなに良い商品であっても、先ずは知ってもらわなければ選択肢にすら入る余地がない。実際、いわゆる「広告費」に(多大な)予算をかけ、知ってもらう(忘れられない、思い出してもらう)壁を突破できるように努めている企業は少なくない。

※個人的にテレビCMやアプリ広告をキッカケに商品を買ったことはほぼない(ポケモンカードは子供の時にテレビCMをキッカケに興味を持ったような気はするが…)ので、費用に見合った効果があるのかはやや疑問ではある。

参加者もとい消費者に知ってもらえる場を提供して、今後の選択肢の一つとして検討してもらえる機会を作っていくというのは、解の一つになりうるのではないかと感じている所である。

もっとも、この前提として運営側はお金に釣られず、良い情報を提供していくことを徹底する必要があゆ。今の時代、目先の利益に釣られるとその時は利を得たとしても、たちまち悪い噂が拡散し、大抵は愚策、転落の道へ一直線だが、それが分かっていても色々と誘惑はあるだろう。

本物以外は、たとえ色々と条件がよくても全て断るぐらいの勇気と非情さは必要である。

ポケポケが好調な影響もあり、さらに新規層の獲得が見込まれ、2025年は2024年よりさらに盛り上がりそうな期待感しかないポケモンカード。

流れに乗りつつ、健全な経営、美味しい食事、健康等に気をつけ、ポケモンカードの更なる発展・飛躍を祈りつつ、少しでも貢献していきたい所存である〆。

個人的な話としては、先ずは、1月下旬のオーガナイザー&ジャッジ試験の2次面接試験をクリアすることが来月、2025年の大きな目標の一つだ。


ここからはオマケで、ポケカ会の構想の話。

一つ浮かんでいるのは、麻雀の「Mリーグ」に相当するようなものをポケモンカードでも行えるのではないか?と思ったりする。

これは、私がやりたいというわけではないのだが、たまたま夢に出てきて、たしかに今のポケカの人気であれば、先ず間違いなくやれると感じる所である。

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