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日本語1on1「TERAKOYA」を受講したメンバーにリアルな感想を聞いてみた。
登場人物紹介
-ズオン君(写真右):2019年11月に入社した新卒エンジニア。マネーフォワードのアカウントアグリゲーション本部で活躍中。趣味はゲーム.。
-ニャン君(写真左):2019年11月に入社した新卒エンジニア。マネーフォワードクラウド会計に携わる開発に従事。簿記検定取得のため、勉強中。
-人事:田鍋:エンジニア採用に携わり、グローバル採用も担当している。
田鍋:こんにちは!今日はマネーフォワードでTERAKOYAを実際に受けているズオン君とニャン君にインタビューしたいと思います!!
「TERAKOYA」って?という方は、先にこちらをご覧ください。
海外新卒エンジニア向けの日本語1on1「TERAKOYA」が生まれた背景。
日本文化も学べる、海外メンバー向けの日本語1on1「TERAKOYA」~習熟テスト編~
ニャン:こんにちは!ニャンです。昨年の11月にベトナムから来ました。大学ではITの専門領域を学び、日本語も勉強してました。
ベトナムで採用イベントに参加し、マネーフォワードの面接に参加しました。ラッキーで内定もらえて、ここでみんなと話せていると思っています。(笑)現在の仕事は『マネーフォワード クラウド』の経理財務領域にエンジニアとして携わっています。
ズオン:ズオンです。僕もベトナムからきました。自分はアカウントアグリゲーション本部で働いていて、APIをスクレイピングしたり、アグリゲーションのスクレイピングドライバーを改善する方法を探す仕事をしています。実はニャンさんとは中学、高校、大学も同じでなんです。(笑)
★アカウントアグリケーションとは?こちらの記事をチェック
田鍋:中学から大学、しかも就職先まで同じって、すごいですね。
それって運命じゃない!!そんな偶然ある?運命の赤い糸ですね!
ニャン:高校は1学年14組くらいいて、1組40~50名くらいですが、隣のクラスでした。(笑)さらに、バイクの免許を取りに行ったときの教習所も同じでした。(笑)地元も会社も同じというのは中々ないですね。
田鍋:昔からの知り合いが同じ会社にいるって、安心感が持てますね。二人とも今日はよろしくお願いいたします!
TERAKOYAを始めてみての感想を教えてください。
ニャン:TERAKOYAは年明けからスタートしました。自分が入社して3か月しか経っていなかったので、ちゃんと日本語を話せるか心配で、不安もありました。最初は「日本で生活していけるか、日本語を上手くしゃべれるかな?」と心配していました。業務を進めている中で、周囲と話していると、言語のハンディキャップを課題に感じていましたし、「エンジニア以外の他職種のメンバーと話して日本語を勉強してみるといいよ」ともマネージャーに言われていたので、TERAKOYAを頑張ってみようと思いました。TERAKOYAを始めてみて、コーチみんなが親切に教えてくれて、面白い話もたくさんできました。自分の会話やコミュニケーション、ヒアリング能力が向上したと思います。
色々な職種のコーチと話してみると、話題のセレクトや考え方も異なり、勉強になりました。
例えばエンジニア職のコーチだと、テクノロジー寄りの話をしたりしましたし、ビジネス職のコーチとは、国際政治や経済、アニメやドラマ等のテーマを話したりしました。面白い話の一例だと、綺麗な女性が多い地域の話とか。日本だと福岡や秋田の女の子が綺麗な人が多いけど、ベトナムだとどこの地域の人がモテるのとか?(笑)TERAKOYA第一期が終わりましたが、楽しかったです。皆さん、ありがとうございました。
田鍋:話題が豊富なTERAKOYAですね。(笑)ズオン君はどうでした?
ズオン:はじめての印象は、緊張でした。
自分の話す日本語に自信がなくて、知らない人と話す時はとても緊張します。自分はどちらかというとシャイなので、話す話題に困りました。何回かTERAKOYAをやってみて、慣れたおかげで、上手くコーチと話せるようになりました。
自分は、ネタ帳みたいなものを作成して、コーチとその時選んだ話題を話すようにしました。季節や、日本の行事など色々話しました。
田鍋:あのネタ帳はとてもわかりやすかったですね。ズオン君のチームメンバーとズオン君が再度集まり、どう進めるかを再度話してましたね。その時話したいことや学びたいことをチョイスし、話した感想を共有していこうという話になりました。TERAKOYA第一期は最低限のルールしか決めていなかったので、ネタ帳を作成してくれたズオン君のチームを他のコーチ陣にもシェアして、その仕組みを他のチームでも活用してもらっています。
ズオン君のやり方は、みんなのお手本になりましたね。(笑)
TERAKOYAで面白かったエピソードについて教えてください!
ズオン:難しいですね。(笑)
エピソードは沢山あって選べないけど、CTOの中出さんへのプレゼンの時は、毎日一人一人コーチと練習しました。
私が作成したスライドに対して、コーチの皆さんが「この言葉の意味はこうしたほうが良いよ!」と訂正してくれたり、スライドのパート追加のアドバイスをしてくれたおかげでよいスライドができました。
田鍋:みんなのプレゼン、とてもよかったですよね!!
みんなどこかしらに、笑いを入れていて、よかったです(笑)
ズオン君の部署の説明の資料が分かりやすかったですよね!会計やアカウントアグリゲーションの説明は難しいので、採用イベントでもベトナム語でプレゼンしてもらいたいと思いました。
ズオン:TERAKOYA第一期が終わって、実はコーチ陣から手紙をもらいました。
田鍋:可愛いレターですね!社内チャットツールの連絡部屋で、ズオン君が手紙のお礼をコーチにしていて、そのやりとりをみて感動しました…。
田鍋:手紙はどういうことが書いてあるのですか?
ズオン:「日本語の勉強を頑張ってね!」という応援メッセージでした。自分も手紙をもらって、感動しました。
田鍋:オンラインメッセージでなく、あえて手紙で送ってくれたので、また感動がひとしおですね。ほっこりエピソード!
田鍋:ニャン君は、印象に残るエピソードありますか?
ニャン:印象に残るエピソードは2つあります。
1つは、ズオンくんと同じくTERAKOYAの最終発表です。私は本番前に、コーチ陣全員を招待してリハーサルをしました。
リハーサルでコーチ陣から意見をもらい、そこからスライドを修正しました。TERAKOYAが始まる前にコーチとランチに行く予定だったのですが、当時は予定が合わなくて行けませんでした。このリハーサル時に初めてTERAKOYAチーム全員で顔合わせができてよかったです。楽しい時間を過ごすことができました。最後にはなっちゃったのですが、チームとしての実感がわきました。
田鍋:最後にみんなで会えてよかったですね!二つ目はどんなエピソードですか?
ニャン:二つ目は、歴史と政治の話を沢山しました。
自分は歴史や政治にとても興味があるのですが、同じ趣味の人が中々いないので、はじめてベトナムの歴史を語ったり、日本の歴史を聞いた時は盛り上がりました。こういう話題で楽しんでもらい、とても嬉しかったです。
話が楽しすぎて、通常のTERAKOYAは30分なのですが、あっという間に1時間過ぎました。
田鍋:それぞれの国の話や文化を知ることができると、相互理解も深まると思います。本当によい機会ですね。日本で働く方にも是非知ってほしいですね。
TERAKOYAで学んだこと、びっくりしたことは??
ズオン:コーチと日本人の発音について話をしました。
方言のビデオを見せてもらい、東京弁と大阪弁の違いについて話したのですが、あまりにも違いすぎて、同じ日本語じゃないみたいで驚きました。
田鍋:ベトナムも方言はありますよね??
ニャン:あります。実は、ベトナムは民族が54民族います。大体90%くらいを占めるキン族が、ベトナム語を話します。方言は日本と同じくらいあるかもしれません。
参照:ベトナムの多数民族・キン族とは?
田鍋:南と北でも方言はありますよね。以前お話した際にイントネーションが異なり、ベトナムでも方言はあるんだなと思いました。
今後TERAKOYAでやりたいこと
田鍋:最後に今後TERAKOYAでやりたいことはありますか?
ニャン:雑談したいです!!
第二回のTERAKOYAに参加した理由は、自分のコミュニケーション能力をあげたいからです。会社の中のネットワークも広げていきたいです。TERAKOYAがないと、自分はビジネス職種の方と話す機会はありませんでした。日本にきて、自分のチームのメンバーしか知らなかったので、参加してみて良かったです。
田鍋:TERAKOYA継続の意向をいただいてとても嬉しいです!!
ズオン:まだ実は考え中です。ただ次回のTERAKOYAは参加したくて、応募しました。今回はプログラミングについてのテーマも、もう少し話してみたいと思います。
田鍋:次回はズオン君のコーチに他の部署のエンジニアマネージャーを入れたので、ぜひプログラミングの話をしてください!
TERAKOYAの感想をリアルに聞けて楽しかったです。より良い日本語のフォローができたらと思います。本日はありがとうございました!