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鬼の大事なもの
こんにちは、ご機嫌いかがですか?
鬼について思ったことです。鬼滅の刃は関係なくて"コブとり爺さん"の鬼なんですが。
英語の多読目的でラダーシリーズを読んでますが、日本昔ばなし(Long-ago Stories of Japan)vol.2で"コブとり爺さん"が載っていたんですよ。
久しぶりに"コブとり爺さん"と再会した訳ですが、鬼のリーダーが爺さんからコブを奪うときにこう言ったんです。『お前の大事なコブを明日来るまで預かっておいてやる!』
…鬼にとってはコブは大事なものになるのか。なるほど、おそらくサイヤ人ばりに戦闘民族であると考えられる鬼にとってコブとは戦闘や訓練で己の肉体を打ち付け続けた証であり、それを誇示する大事なものになるのだろう。
そうだろう、そうだろう。
ましてや群れで生活する鬼のリーダー。おそらく“力こそ全て”の弱肉強食の世界で生きているに違いない。鍛錬と死闘を継続した結果であろうコブに敬意を払うのは当然だろう。
という訳で、大人になってから昔ばなしを読み直したらコブに対する鬼の価値観が気になりました。という話です。