見出し画像

PC初学者がグリスを塗り直した

最近、モンハンワイルズに向けてパソコンの勉強がてらグリスを塗り直したので取り急ぎ記録。前提と背景は興味なければ飛ばしてもらって結構です。


前提と背景

前提として、私の使用するパソコンは所謂自作PCの分類なのだが、構成設計、組立まで全て詳しい友人にやってもらって、かくいう自分はお金しか出してない他作PCだ。

そのため、本来組立するまでに必要な知識は皆無に近かった。

が、モンハンワイルズが発表され、今のスペックでは高画質で快適にプレイするのは困難と判断。

以下簡単なスペック
CPU ryzen5 5600x
GPU rx6600xt
RAM F4-3200C16D-16GTZR
Cドライブにasu800ss-240gt-it-b、足りない分は外付けでカバーしています。

アップグレードするなら今度は自分でやってみよう!と思い立ち勉強をはじめた。

というわけで今回はグリスを塗り直したので、未来の私のために記録しておく。

作業の流れ

クーラーの取り外し

まず、蓋を開けて軽くエアダスターで掃除してから作業開始。

私は標準のcpuクーラー(5600xの標準クーラーは冷却性能が微妙ですが、ケチってます)を使っている。電源コードを外してから、ネジを外す。ここは使ってるcpuクーラーに合わせたやり方で取り外す。

コード外す際、メモリが邪魔だったのでついでに外した。

グリスは初組み立てしてから変えてないので、すごいことになっていた。特にCPU。

めちゃこぼれているがグリスは絶縁体なので起動には無問題らしい

グリスの拭き取りと塗布

ティッシュでグリスをふき取ってから塗布。

拭いたグリスがヒートシンクに。念のためにエアダスターで吹き飛ばしておく。
やはり周りのグリスが気になる。

使うグリスは親和産業 シミオシ OC Master SMZ-01R。

清水貴裕をここで認知

グリスの塗り方はいろいろあるが、今回はCPU中央にグリスを出して、cpuクーラーに押し広げてもらう方法を採用。

この記事の中央1点というやり方。

クーラー取り付けと動作確認

塗り終わったら、CPUクーラー取り付け。ここで一回トラブルが発生するが後述。

クーラーのネジをマザーボードのネジ穴に合わせて乗っける。4つのネジのうち、1つを締め切って次・・・というやり方だと締めた方の反対側が浮いて固定できなくなるのと、塗ったグリスが均等に広がらないので、対角線上にあるネジを1セット、片方を少し締めたら一方も同じ程度締める、を繰り返して締めていく。

例えば、赤丸の部分を交互に少しずつ締める。

締められたら動作確認をして終了。

苦戦した点

文面にすると簡単そうだが、実際やってみるといろいろあった。

電源コードかった!

結論から言うと気にせずいけ!

ただし、コードではなくプラグ部分をもって抜くこと、垂直方向に抜くこと。近くのパーツが邪魔なら外して作業しよう。

コードだけすっぽ抜けたり、ピンが折れたら悲しい。

すっぽんに注意!

すっぽんとは、クーラーを外した際にCPUごと持ってかれる現象だ。CPUのピンが曲がってとんでもないことが起きるのでぜひ防ぎたい。これは、過去に塗ったグリスが固まっていることが原因。

対策としては外す前に、クーラーを持って軽く左右に揺さぶってグリスの接着力を弱めるか、事前にゲームなりなんなりして負荷をかけて発熱させてグリスを柔らかくする。

なんにせよ、クーラーを取り外すときに取れないからといって力ずくになる前にやれることをやろう。

ネジがはいらん!

グリスを塗り終わり、ネジを締める際にあったトラブル。いくら回せど回せどネジが締まらない。穴に合ってないのか、とか回す方向が悪いのかと試行錯誤した結果・・・・

なんだこいつ!?

PCの反対側についているバックボードだ。どうやらこいつが外れていてネジが締まらなかったらしい。よく見ると穴の様子もおかしい。

よく見ると若干沈んでいる。ちなみに塗りなおした。

ネジを締めるときはバックボードが外れていないか確認しよう。反対側のカバーを開けないといけないのが面倒だが、外れていたら穴に合うようにバックボードを押さえてネジを回そう。

まとめ

グリスの塗り替えに2時間もかかってしまった・・・。
ほとんどが無意味にネジを回し続けていたせいだが・・・。
作業に集中して撮影できなかった部分もあるので、また塗り直した際に更新する。


いいなと思ったら応援しよう!