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「差別化しろ」と note は言っていない。
似たような人がいっぱいいるなあ
これはふと note めぐりをしていて思ったことの話です。例えば、「ブログで月間◯万PV」「いいカメラを片手に、素敵な写真を撮り歩いています」みたいな人ってたくさんいますよね。
当然、せっかく書くのであれば、人とは違うことを書きたいという心理が働きますから、いわゆる差別化をすることになると思います。
差別化しないといけない切迫感に追われる
「なんという肩書きにしようか」
「何をメインに書こうか」
差別化するための施策が頭の中をめぐっていきます。それはもう大変です。細かなことでも違いを探して、自分の尖った部分にしようとする。
ぼくは TOEIC に関するブログを10年ほど書いています。最初は適当に書いていましたが、一時期、方向性について悩みました。TOEIC ブログは山のようにあって、そこで何を自分のウリにしていくかを考えていた時期です。「差別化しなきゃ」という焦りが、ぼくの中に生まれていた時期でもありました。
しかし、この期間はぼくにとっては苦しいときでもありました。
演じずに、ありのままに書く
自分を「こういう風に見せよう」と構えると、少なからずいつもと違った自分を取り繕う必要が出てきます。なりたい自分になろうと無理をするんですね。
自分を演じるのが得意な方もいらっしゃるでしょう。けれど、ぼくには無理でした。ブログも今まで通りのブログに戻っていきました。
すると、どうでしょう。大げさな言い方ではありますが、生きるのが楽になった感じがします。ブログは毎日のようにネタを探してインプットをしては、アウトプットをする繰り返しの時間です。そこに変な負荷がかからなくなったのは大きかったようです。
ありのままが強みになる
じゃあ、どんなことを書いていけばいいのかを迷うことになります。ぼくは自分が書きたいように書くという信念を持って、ここまで続けてきました。取り組み続けるうちに気づくことができるのです。
「自分のここがいいところなんだな」
変に力むことなく、自然体で書き続ける。そうすることで、自分らしさが自然と出てくるのだと考えています。
少なくとも note は「差別化しないとダメだよ」なんて一言も言っていませんよね。演じるとそのうち破綻して、note 自体を止めてしまうという人も出てくるでしょう。それはなんだか寂しい気持ちになるので、ぜひありのままを見せてほしいと思います。
自由に書く場をくれた note を思いっきり使おうじゃありませんか!
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渡邉 淳/porpor(英語学習コンシェルジュ)
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