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2017年3月 最北の鉄路を巡る旅 最終日
2017年3月に実施した北海道の鉄道を巡る旅の最終日です。
帯広から鉄路で帰京します。前回の記録はこちら↓
帯広に来たらばんえい競馬を見て帰りたかったのですが、3月はまだ開催されていないのでまたの機会に。旅は行きたい場所をとっておくことも、また次に行く原動力になります。
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帯広から普通列車で関東まで帰ることは不可能なので、乗車券を学割で購入し特急と新幹線に徹底課金しました。
朝早かったですが、名物の帯広豚丼弁当を作ってもらい列車に乗り込みます。
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8:51発 帯広 スーパーとかち4号 札幌行 自由席
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新得駅から先はいよいよ狩勝峠の区間に入っていきます。日本海側と太平洋側の分水嶺となっており、北海道の東西を分ける日高山脈を越えるこの区間は、かつては鉄道の超難所でした。昭和41年(1966年)に現在の新線が開通し急な勾配は比較的緩和されたそうですが、新鋭のキハ281系1000番台でもカーブしながら重苦しく登っていきました。狩勝峠は日本三大車窓の一つで、旧線の方が景色が素晴らしかったそうですが、新線も素晴らしい車窓です。
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帯広駅の標高は40m程度、新得駅の標高は190m程度、そして全長5,810mの新狩勝トンネルに入る辺りでは標高400m程度まで登ります。
新狩勝トンネルの西側にある上落合信号場で根室本線と別れ、列車は石勝線に入ります。石勝線の起点は新得駅になっており、上落合信号場までは路線共用区間になるそうです。
上落合信号場から先の区間は1981年に開業した新しい路線で、山や川を長大なトンネルや橋梁で抜けていきます。(時間短縮が目的で作られました。)
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トマム駅からはアジア系の外国人観光客が多数乗車し、自由席車両の座席はほぼ埋まりました。隣にも人が座ったため、ここからの写真は少なめです。
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11:08着 南千歳
11:15発 スーパー北斗10号 函館行 乗車形式不明 自由席
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旅の疲れで眠ってしまっていたのか記録がほとんど残っておらず、次の写真は大沼公園付近でした。
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14:10着 新函館北斗
14:44発 北海道新幹線 はやぶさ26号 東京行
途中は木古内、奥津軽いまべつ、新青森、八戸、盛岡、仙台、大宮、上野に止まり、東京まで4時間20分で走る便でした。
新幹線は青函トンネルを抜けあっという間に本州へ
北海道はまだまだ冬でしたが東北はもうすぐ春の雰囲気。
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夕方に上りの東北新幹線に乗る場合は、進行方向左側(東側)をお勧めします。西日に照らされる山々が美しく見えます。東北新幹線の西側の山(奥羽山脈)の方が高くて素晴らしいですが逆光になってしまいます。
西側の奥羽山脈を楽しむのは午前中がお勧めということになります。
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はやぶさ号は320㎞で走るのに不思議な感じです。
18:38着 大宮
この旅メインの切符である北海道東日本パスは連続7日間有効なので、当然この日も有効期間内になります。そのため大宮で降りて湘南新宿ラインに乗り換えてしまいました。東京まで新幹線に乗っても到着時刻はあまり変わらないのも正直なところです。
(東海道新幹線の途中まで直通してほしいですが需要無いですかね。)
18:51発 大宮 湘南新宿ライン 大船行 北東パス使用
19:46着 武蔵小杉
5日間の鉄道旅が終わりました。
社会人になってから5年経ちましたが、5日連続の鉄道旅はまだ一度もできていないので、学生時代にこの鉄道旅ができて本当によかったです。
ご時世柄、旅行も気楽にできなくなっていますが、今年は鉄道開業150周年の年でもありますので、鉄道・観光業界の活性化を祈って、この旅の記録を締めたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。