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小山田壮平に感動した日
仕事終わりに小山田壮平の弾き語りライブに行ってきた。小山田さんのライブに行ったのは初めて。凄く良かったので、感動のままちょっとnoteを書いてみようと思います。
andymoriとの出会い
私が彼の音楽を聴くようになったのは大学1年生の頃で、軽音学サークルに入ったことがきっかけだ。
サークルに入ってすぐの春には仲良くなっていた友だち2人が、andymoriのコピーバンドをやっていたのだ。
その時は初めて聞いたバンドだったけど、ボーカルの子が練習のために口ずさんでいたり、もう1人がカラオケに行った時に『すごい速さ』を歌っていたりで、当時凄く私の耳に残った。
その後もandymoriというコピーバンドはメンバーを変えながらも引退までずっと続き、新たな曲を聴くたびに好きになった。
しかし、大学の4年間で好きな気持ちは膨らんで行ったものの、存在を知った時には本家の彼らは既に解散していたのだ。
小山田壮平との出会い
そのまま月日は流れて今年の始めくらい。時々andymoriを聴きたい時期がやってくるのだが、その時にライブで聴いてみたいと改めて思った。
どうしても生で聴きたい。そこで、andymoriのギターボーカル小山田壮平さんがソロで活動していることはなんとなく知っていたので、初めてソロ曲を聴いてみたのだ。
正直バンドとソロは違うだろうなと失礼にもずっと聴かずにいたが、これが予想に反してめちゃくちゃに良かった。
私の中でandymoriはとっても格好良いバンドで、ノリが良くてスピードが速くて、歌にも演奏にも気持ちがのっていてアツいバンドという印象だった。そういう所が好きだった。
一方で、小山田さんのソロはandymoriの時の良さも残しながらも、穏やかで包み込んでくれる感じ。聴いてるとちょっと泣きたくなる。
(勿論andymoriにもそういう曲はあるけど)
すぐに直近の単独ライブに申し込んで、ついに今日行ってきた。
今日のライブ
場所は渋谷のLINE CUBE。
2階席4列目の真ん中。列毎に高さが違っていて、ステージを良く見晴らせた。すぐ疲れるので、座席があるのがありがたかった。
16で始まり、sunrise & sunset、everything is my guiter、革命など。実は小山田さんは、ソロでも全然andymoriの曲を弾くのだ。もう聴けないと思っていた音楽はまだ全然現役だった。
ソロ曲も、君の愛する歌、彼女のジャズマスター、時をかけるメロディー、マジカルダンサーなど大好きな曲ばかりだった。
一曲目から鳥肌が立って、その後も終始泣きそうだった。勿論気分も上がったけど心に染みる感じで、久しぶりにライブであんなに感動したかも。
トークも穏やかで気取ってない感じが良かった。
弾き語りライブだったため、エレアコの音がホールに響き渡って凄く気持ちがよかった。あの音を聴いてたら、あんなに掻き鳴らしたら楽しいだろうなー!と自分も弾きたくなった。流石にマンションで思い切りは弾けないから、どこか大きい公園とか河川敷とかに行って弾きたいなと今もうずうずしている。
ライブまで向かう行きの道では、開演に間に合わなそうで走る私の道を阻む渋谷の人混みにイライラしていたけど、帰りはヘッドフォンから流れる音楽に体を揺らしながら穏やかな気持ちで家に向かうことが出来た。音楽ってすごい。
明日からの1人旅行を皮切りに4日間休みに入るので、素晴らしい休暇の始めを迎えることが出来た。良い休暇になりそう。ありがとう小山田さん。また次のライブに行ける日を楽しみにして。