ACLSの研修を受けて

先日ACLS(二次救命処置)の研修を受けました。私は病院という場で働いていながら、急変対応に苦手意識を持っていたため、苦手を克服したいという意識でです。そして病院ではなくても、もし身近な人達がそのような場面に遭遇した時に、1%でも救える可能性をあげたいと思っています。

人間の身体は意外と強いものです。しかし、脳に限ってはとても脆く、心臓が正常に動かなくなり、酸素を送れなくなってしまったら、数分ののちに不可逆的なダメージを受けることになります。仮に蘇生に成功したとしても、以前と同じような生活に戻ることは難しいのです。

教習所なとで、救命処置については講習がありましたが、蘇生においては適切な心臓マッサージが最も大切であると言われています。胸骨のあたり、だいたい乳頭と乳頭のあいだくらいを成人であれば、一分に100回から120回のペースで行いながら、AEDが準備できるまでひたすら行い、AEDが適応の心臓の電気信号であれば、AEDを。そうでなければ、ひたすらに行い119番を待つこと。それを対象が明らかに反応するまで行うことが大切です。

もし、道端で自分がそのような場面に遭遇したら、迷わず駆けつけて実施できるような人間でありたい。そして、皆さんにもそうであって欲しいとそう思います。義務教育の一環として取り入れても良いと私は考えています。

最近は悲しいニュースが多く溢れた世の中ではありますが、それを未然に防ぐ努力は簡単に出来ます。興味があれば、ぜひ練習や受講をしておくことをおすすめしたいです。

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