ノリトリーナと言う名前のノリ剥がしの道具を作りました
スッテッカーシール、両面テープ、セロファンテープ等を剥がす道具でして溶剤や加熱作業をしないで貼り付いた周りの面を保護をしつつ、ノリの油膜が残りづらい機構の形状とするスクレーパーと微量に残った油膜をめくり取る機能性能を構築しました。
コンセプトは「めくり取り」です。
自分で言うのもなんですが結構気合が入ってまして「困難を極めた~~~~」
なんですがね。(笑)
ノリトリーナと言う名称でスリーブ型のスクレーパーと力を刃先に伝える中子を配置し、刃先部分を剥がし面にフィットさせる役目を担わせ、中子(ナカゴ)の材質は合成ゴムと塩ビモノマーを主成分に含み、ノリ成分と親和性がある「絡めブロック」から構成されております。
張り付いた面を傷つきづらくするためにバルカナイズドファイバーと言う材質を採用し、しなりによるフィットを構成しております。
道具の使い方として跳ね上げ捲りで手掛かりを作り、摘み捲りで剥がします。
シッカシ・・・・・くっ付くとはどういう事かから紐解くと結構面倒くさい話が営々とありました。
これが面白くもアリなんですがね。
分子と分子が近ければくっ付き離れるとくっ付かない。
くっ付く力は面積に比例しその部位の距離の2乗に反比例するですかね?
分子と分子間に水や粘着剤を介して引っ付けている?となるんですかね?
鉄と鉄がくっ付かないようにするために「キサゲ」加工をする場合もありますね。
粘着剤が長時間又は紫外線等により変質又は硬化により基礎の理論が効かなくなることもありますね。
使い勝手の良さとそこに至る原理を動画にしてみました見てやってください。
スクレーパーでメクリ、指で引っ張って成功の事例の動画です。
ノリトリーナ・・・ヘラ
指で引っ張っても途中でシールとノリの層が離れて残った場合の処理の動画です。
ノリトリーナ・・・ブロック
ノリ剥がしに於ける基本構造を説明する動画です。
剥がしの原理
ノリトリーナのアトガキ アピール (重複しての記載もあります)
※1 スクレーパーにバルカナイズドファイバーと言う素材の選定にあります。
貼り付け面を傷つけ辛く金属では硬すぎ、樹脂ではやや軟すぎその中間に
存在するバルカナイズドファイバーが良い加減の硬さ強さ柔軟性があります。
※2 刃付けと言う事をしております。
内から外に向かって約45度の角度で傾斜を設けてあります。
後後研ぐことも出来ます。(サンドペーパー等)
※3 スクレーパーの部分が凹型に湾曲させる事が出来るのがアピールポイントの 一つです。
ぴったりとフィットさせる機能と刃付けが有るのと相まって貼り付け面とノリ面の間に刃がのめり込むような感じでの使用感が演出されます。
ノリ面は薄いのですので上滑りが少ないと言う絶対的な価値があります。
※4 作業の勘所として「ぐぅ~~」と押し込んだらピョイと跳ね上げて捲る と言うのが重要になります。
※5 同上ある程度繰り返すと指で摘まめるようになれば摘まんで引っ張り捲りが可能となります、途中で切れる場合もあります。
引っ張る方向は180度元の方向が良いようです、直角に引っ張るよりも
きれいに剥がれます。
※6 同上の途中で切れて母材の紙が剥がれて残ったり、ノリが残ったりした場合には絡めブロックで擦って転がすようにすると剥がれます。
※7 絡めブロックは成分を吟味し捲りに適切な許容範囲にあることを確認してます。
※8 絡めブロックは捲り作業のし易さと力を刃先に伝える中子の役目を担ってます。
以上でノリトリーナの話は終わりです、有難うございます。
販売は近日の予定です Amazonからの予定をしております。
説明情報でバルカナイズドファイバーの何たるかは割愛をさせて頂いております。深堀をご希望の方はリンク文字をクリックして頂けば幸いです。
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