「太陽は膨張し続け、いずれ地球は金星のようになり人類は(他の全ての生命とともに)絶滅するので、我々の文明に誇りを持ち持続させようとするならいつかは太陽系から出なければならない(その過程としての、火星移住計画)」について、イーロン・マスクと(自分が最初の火星に立つ人類になっても良いと述べる)レックス・フリードマンが語っていて、かなりぶっ飛んでいる。イーロン・マスク「今は宇宙に出ていく扉が開いている状態だが、ずっと開いているのかもしれないし、また閉じて、今しかないのかもしれない。」
参照。
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「中二」の会話のようにも聞こえる。
私自身は、このように語られるパースペクィブを全否定するものではないが、そのような方向の文明持続の大義に、自らの身を挺してまでの使命感は持っていないと、考えることはできる。実際に、火星に到達するまでの長い時間を宇宙船の中でどう過ごすかを考えてみただけで、私はぞっとした。筋力が衰えるので運動も(完全・意識的に)欠かさずやらなければならないのは言うまでもなく。地球の本を大量に詰め込み読んで過ごそうとしても、火星に向かう途中で地球で書かれたあらゆる書物などどうでも良いものに感じられ、私はすぐに飽きる可能性も高く感じる。
[追記。参照]
レックス・フリードマンのXのページ。
[追記]
美術家としての私に目には、(現代における最も)興味深いタイプの両者ではある。
[追記。参照]