’90年代以後の、日本文化における「下品」の拡張

参照。

マナー講師を呼んだらブチギレられた
https://www.youtube.com/watch?v=bwbz26ChVR0

参照。

平林 都(ひらばやし みやこ、1961年5月14日 - )は、日本のマナー講師、エレガントマナースクール代表取締役社長である。鳥取県八頭郡若桜町出身。兵庫県神戸市在住。
https://ja.wikipedia.org/wiki/平林都?fbclid=IwAR3GtGtfFaDzP3UqvN1mIVd5JkH5GQqRRcnXPS62Iv4kDURQbCNWcKSwadg

私が人への挨拶で、第一句「どうも」と話すのは、’90年代以後の浅田彰のメディア露出からの自らの積極的影響ですね。確かに「公でいいの?」とは思ったが、その粗雑さ野蛮さ下品さが当時新鮮に感じられたということ。

当時浅田彰が出ていたのは、NHKの(建築・音楽等の)教養番組。(下品の拡張を)戦略的にやっていた、ということではありますね。

左翼文脈にあった「下品の拡張」、という点で見ると、現代アートにおけるそれはすでに主ではなく、その趨勢は「コロナ禍」のこの間の朝倉未来・ヒカル・ヒカキン等のユーチューバーにとって代わられている。日本現代アートの本質であった(冷戦構造崩壊以後にむしろ勢いを増した)資本主義に対するアイロニー表現、それと平行した金に対する居直り=悪ノリ姿勢は、象徴的に2009年あいトリ騒動を機に終結し、以後その表現本質は、上記に代表される(今や無数の)ヤンキー系ユーチューバーに(素になり)シフトしている、という私のかねてからの見解と改めて一致する。

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