エルズワース・ケリーの彫刻性

Yudai Deguchi氏とのXでの会話。
もう何度目かな。情報を共有することは、自分自身にとっても改めて新たな発見に諸々繋がる。

Yudai Deguchi@nas740·10月17日
アメリカの覇権の終焉が至る所で言われているが、美術に限って言えば、その良質がちっとも紹介されないままの終焉ということになるのか。逆に終焉に伴いこれから本格的にそれが見えてくるのかもしれない。
引用

Yudai Deguchi@nas740·2018年10月5日
近代美術というにせよ戦前戦後というにせよアメリカ美術の日本における体系的な紹介のあまりにもされなさ加減というのは属国と言われるほどの関係の深さとちょうど反比例するかのようで、逆に興味深い。

加藤 豪@_5925263769112·10月17日
返信先: @nas740さん
私はその「良い所取り」をするべきだと思います。今こそ。日本人は。「知られざる」宝庫なので。普段あげている名前の他にも、アグネス・マーティンとかいるので。エルズワース・ケリーの植物ドローイングなんかもほとんど知られていないだろうし。

Yudai Deguchi@nas740·10月17日
同意です。知られざるというのはアメリカ美術の知性的な面なんでしょうね。アグネス・マーティンやケリーの大規模展、切にやってほしいです。
https://twitter.com/nas740/status/1714075399498678292


参照。



Yudai Deguchi@nas740·2020年9月11日
Ellsworth Kelly

笹岡泰満@red_ops_·2020年9月11日
確かに、この絵は、元気が出ると言うか、ご利益がありそうですね笑
エルズワーズケリーは、どうやって、この色と形を見つけ出して来たんでしょうね‥

Yudai Deguchi@nas740·2020年9月11日
これは「絵」なのかというのもありますが、これに関しては真円をなんらかのシステムで切り取った形でものすごい広がりがありますね。色については実物観てないからわからないけれどオレンジ寸前の赤というか、黄色味がキーな感じを受けます。

笹岡泰満@red_ops_·2020年9月11日
あ、なるほど。彩色された彫刻と言った方が良いかもしれませんね。

Yudai Deguchi@nas740·2020年9月11日
色が先か形が先か。プロセスに興味がいきます。色の彫刻といえるかもです。

加藤 豪@_5925263769112·22時間
彦坂尚嘉氏も「絵画」じゃなくて「彫刻」と言っていました。

加藤 豪@_5925263769112·22時間
ケリーはドローイングの方も「彫刻」っぽいなと私は見ていました。「空間」を切っていくような。マティスの晩年の壁にペタペタっていう感じよりも、もっとずっと立体的な。元の空間意識が大きいんでしょうね。知覚が違う。ケリーは風景の写真も撮っていますね。これも大胆に空間を確か刻んでいく感じ。

Yudai Deguchi@nas740·21時間
返信先: @_592526376912さん
ケリーのドローイングは見るからにマティス譲りと思いますが「空間」を切っていくというのは言い得て妙ですね。ケリーはヨーロッパ美術の(あるいはマティスの)それこそ良いとこ取りでそれをアメリカの「広さ」「大きさ」に上手くつなげた(更新した)のではという気がします。

Yudai Deguchi@nas740·21時間
返信先: @nas740さん, @_5925263769112さん
ケリーの風景写真というのは知りませんでした。コラージュもありますね。

加藤 豪@_5925263769112·21時間
コラージュもありますね。ケリーは一貫していますね。

Yudai Deguchi@nas740·21時間
そのブレなさにおいては彫刻性というのが芯になっているのかなと。
https://twitter.com/nas740/status/1714254535357759747


参照。

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