ハイエクは私は滅茶苦茶好きですね。もちろん社会主義的理念をとことん罵倒しているのですが、それが「個」によりなされていること。インテリ=左翼という時代が長く続き、ハイエクは職を得られなかった。押し付けがましい社会主義と戦うには「個」でしかあり得ないというのは、私は真実だと思います。ハイエクは最終的に勝利した。確かに貴族的でしょう。私は主要著作と言われているものを一つも読んでいないが、最後の著作の『致命的な思いあがり』を読んで、十分に満足した。
参照。
私は『致命的な思いあがり』を読んで、芸術に関しては触れられていないのに、芸術について語っているとしか思えないという主観的感想を各所で持った。「商業」「交易」について、情報の「機密性」の重要性が語られる所など。