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【ブログ】現状/チーム活動/監督学校/#リトルシャペウ
1. 現状
ろくに外に出れない日々にも変化が出てきました。4段階のフェーズに分け、少しずつ外出できるように緩和されていくそうです。
時間帯によって、散歩やスポーツができる年齢も決められています。自分の場合は6時~10時と20時~23時のみ。
それでも、SNS上では日常すべてが戻ったのように集まる人々の様子が大拡散中。このまま、想定通りに事態が収拾されるかは分かりません。
2. チーム活動
トレーニングも試合も不可能となった中で、クラブはSNSをフル活用、サッカーゲームのオンライン対戦を配信したり、流行りのzoomでオンライントレーニングを開催したり...。
「いま、我々にできることをやろうぜ」へと簡単に移れる彼らは強い。
自チームは、11節を残したままシーズン終了が決定しました。
フィジカルトレーニングやリフティングリレーを動画にまとめたりしながら、無事に子どもたちとまた会える日を待ち望んでいます。
3. 監督学校
今シーズン通っているフットサル監督学校は、協会から派遣されている講師陣が一時解雇になったため、完全ストップとなりました。
残すはあと1科目だったのに。
来年のビザはどうなるのか?
夏に一時帰国はできるのか?
仮に帰っても、スペインへの再入国は?
挙げたらきりがない。
それでもバルセロナに渡り5年、何事もなく1年を過ごしたことの方が少ないもので、「いま悩んだところでなあ」と振り切るタイミングが年々早くなってます。
これから暫くは、授業で学んだことをまとめてみる予定です。現在は2人組によるコンビネーションプレーを更新中です。
4. #リトルシャペウ
先日、フットボールスタイリストONKこと鬼木祐輔さんのインスタライブにお邪魔しました。ご覧になった方々、ありがとうございました。
日本時間で夕方や深夜に、定期的に配信されています。
スペインという国の
カタルーニャという州の
バルセロナという地域の
ひとつの街クラブに所属する
ひとりのサッカー監督として参加しました。
いざ振り返ると、自分の考えを感じたまま声にしただけでしたが、楽しい時間を過ごせました。またどこかで、機会があればみなさんよろしくお願いします。
視聴者の方から寄せられた質問の中で、ひとつ困った質問がありました。
「フットサル監督学校で学んで、サッカーに活かせたことは?」
リアルタイムの配信中にあるまじき沈黙を繰り返した後、苦しまぎれに「2人組のプレーなどが整理されているのは参考になったが、11対11の枠組みの中で、自チームに取り組むのはデメリットが大きい」というニュアンスで返しました。そして、それを鬼木さんが巧妙に成立させてくれました。
配信終了後、視聴してくれていた友人から「いやー!時間止めてましたね!!」と冷やかされながらも、「いやさ、こう思ってたんだよ」いざ説明していたら、あながち間違いでもなかったようです。
2015年に渡西し、まずサッカーの監督学校で多くの知識に触れ始めました。それを現場で確認しながら、フットサルの監督学校にも通っているんです。
得るものが無かったなんて口が裂けても言えません。
それでも、「活かせたことは何か?」と聞かれた以上、現場で実践→自分なりに最適化したものでないと、答えにふさわしくないと感じたのでしょう。
配信を観ていた方々は分かってくださるでしょうか...週3日60分など、様々な制約がある上で「試す」?
いやいや、他にやるべきことがあるんです。
したがって、いただいた質問にあらためて答えると、
「知識として得たものは数えきれないです、より個人にフォーカスしたコンセプト、トレーニングメソッドやプランニング、フィジカルコンディショニングなど。しかし、それらを現場で、自分のチームで、実行→検証ができていない以上、これがサッカーに活きました!と挙げられるものはありません。」
これがすぐに出て来ない時点で、まだまだ。
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