久しぶりのカミングアウト(日記20/6/23・24・25)
6/23午前中にコンタクトレンズ定期配達の更新をするために最寄駅へ向かった。そのあと予約していた美容室に行き、夏にぴったりのベリーショートに。
午後イチで彼氏と電話をした。僕の髪型をso hot!とべた褒めてくれた。前々から「次デートをするんだったらディズニーに行きたいね」と話していたので日本のディズニーランドの開園が決まったことを彼に伝えると嬉しそうな様子。うまくいけば、秋ごろに彼氏は来日する予定。叶う事を願ってる。
夕方からは留学を終えた大学5年生ズの友人たちとお酒を飲みに行った。お互いの留学の感想や就職について、久しぶりに会えた事もあり話が止まらず結局そのうちの一人の家でオールをすることになった。
それぞれヨーロッパ・アメリカに留学をして考えた事、例えば移民として他国で生きることやその国で人種・ジェンダーアイデンティティがどういう意味を持つかについて気軽かつ真剣に話した気がする。
流れで各国のLGBTQやジェンダー観についてを彼らと話していて、否定的な言葉を聞かなかったから思い切って同性の恋人がいることを伝えてみた。
結果は祝福の嵐。彼らの中には彼らの友人や知り合いかからカミングアウトをされたことのある経験者もいたため、すんなりと進んだ。「運命的な出会いじゃん!(彼氏はもともと僕の通う大学に留学、そして僕は彼の出身大学に留学していたため)」と言葉をかけてもらえたり、将来結婚を考えている事を伝えると応援してもらえた。
それからは質疑応答タイム。「ストレートがカミングアウトされた時にどういう反応をしたら良いのか」を聞かれた。正直分からなかったが、ありがとうと伝えて、頷いて優しく急かさずに聴いてくれるだけでいいんじゃん?と答えた。
他には例えば恋愛話をしたい場合「彼氏/彼女いるの?」と聞くのではなく、「付き合っている人いるの?」と聞かれると僕は安心する事を伝えた。
アメリカに留学して帰国してから、僕は自分のアイデンティティの統合みたいなものをひょっとしたら始めたのかも。もともとnoteやTwitterは自分の多面的な部分の1番敏感なところであるセクシャリティを明かして、セクシャルマイノリティの人と繋がるために始めた。
けれど僕が僕らしく生きるためには、マイノリティ性を未だ共有していない僕の好きな人たちに伝えていくことや、彼らから祝福される事が必要かつ自分が求めている事だと分かった。実際アメリカでは僕の彼氏含め、自信を持って生きているそんな人たちに囲まれていたから。僕のセクシャリティは恥ずべきものではないし、彼氏は僕にとって誇りであり隠したい存在じゃない。
最近は私的なSNSでもたまに同性婚やLGBTQの事に触れるようにしてる。自分のためでもあるけれど、もしかしたら僕の友達にもセクマイがいるかもしれないし。もしいたら支えになれるような人になれたらいいな〜と考えてる。
最後に。カミングアウトもセクシュアリティも人それぞれだから正解/不正解はどこにもない。だからゆっくりでいいと思う。自分の中で何を得たいか、何が心地いいか。それらを優先するといいかもしれないね。