2024/1/3
このところ自分からカミングアウトをするという作業をしなくなった。と言うのも、自分から言い出すのは勇気がいるし、長く続いてきた関係が変わらないか?とか堂々巡りで考えてしまうから。
あとは話す環境も気になる。人が集まるファミレスや喫茶店で話してるなら、誰かに聞かれたりしないかとか、うるさい居酒屋で話すなら、周りに掻き消されて「えっ?ごめん、もう一回言って」とか聞き返されたらメンドくさいな、、、なんて色々と不安要素は出てくるのだ。
やっと言い出せた、伝えきれた!と思っても、言い出された方が準備ができていなかったり、どう反応するのが正解なのかわからなかったり、そういうケースもある。正直、誰も悪くない、でも言い出したわたしも悪くない。
だけど、わりかし自責思考をひきずるので、無理してカミングアウトをしなくなった。
だから隠さない程度に、でもqueernessは何時もわたしと共ににあるというのが最近のスタンスだった。
わたしのインスタにはレインボー関連のものがたまに上がる。それはqueerである自分が好きだから、自分を大切にしてあげたい、そんなささやかな抵抗でもあった。
今日たまたま、友人2人A,Bと話していて、パートナーの話になり、久々に自分から話をしたと思う。
A,Bとはゲームや推しの話をよくする、昔から色恋の話が入るスキマがなくて、まっすぐに好きなコトを共有して一緒に過ごす時間が心地よかった。
Bはわたしのインスタを見て、なんとなく分かっていたと。「言ってくれるのを待ってた。」と言われた。この言葉を聞いた時にありがたさを感じるとともに、そんな彼の心地よさに甘えていたなぁと申し訳なく思った。
Aもおそらく似たような事を思ったんじゃなかろうか。
そういや、関係性も変わらないし、言われる側の準備もできていたし、カミングアウトは運転中の車中だったし、わたしが不安に思っていたこと全部起こらなかったじゃない。
そんな事ならもう少し早く言っておけば。。。なんて事は思わないように。今日この時が良かった。
どっしり構えて、来る時が来たらで良い。
わたしはその時までに、愛情たっぷりで余裕があるニンゲンになっているように、ただ生きるのだ。