パラノマサイクリング
6月8日(土) 晴れ 最高気温28℃ 最低気温18℃
パラノマサイトの舞台である墨田区をレンタサイクルで走りまくった日記+オタクの長文独り言のまとめ。
ネタバレがあるので、パラノマサイトをプレイしてください。6月12日まで40%offセールなのでね。
錦糸堀公園
スタートは錦糸町駅から。
まずは徒歩でパラノマサイトのスタート地点「錦糸堀公園」を目指す…つもりが「錦糸公園」に向かってしまうというデカいミスを犯す。
テンションMAXで錦糸公園を歩き回るも、全く既視感のある光景が現れず、しばらく困惑気味に徘徊。噴水のあるデカい公園であること、遊具がやたら豪華であること、広場の真ん中にモミの木が植えられていることなどから、ようやく自らの過ちに気付く。
初見なのだから既視感が無くて当たり前である。錦糸堀公園は全くの逆方向。仕方がないのでレンタサイクルを拾いながら向かうことにした。
今回利用したサービスは「チャリチャリ」。事前に個人情報とクレカを登録しておくとQRで鍵の開閉ができるタイプのレンタルサービスだ。通常の自転車は1分あたり7円、電動自転車は14円が請求される。
今回は通常タイプの自転車を使うこととした。3段階のギアが備わっており、つやつやの赤いボディが目立ってカワイイが、車輪が小さくて坂道などは大変な苦労を強いられる。
そんなこんなで錦糸堀公園に到着。
公園の真ん中に立ってパノラマビューを楽しむが、休日の昼間なので人も多く、恥ずかしくなって早々に退散。
公園内には「置いてけ堀」の解説パネルや河童の銅像なども設置されていて、見所が多くて面白かった。
興家ルート、興家のみならず晴曼も一緒になって葉子さんにベタ惚れムーブして最終的に子孫全滅したのウケた。使命を忘れるにも程があるよ。
夜中の公園で狂人のふりしてる葉子さん可愛い。缶と骨を一万円で押し売りされたい。でも飼い犬の名前をオゴポゴにするのはちょっとナチュラル狂人かもね。
そういえば、興家と葉子が初めて錦糸堀公園で出会ったときの「まだ足りなかったみたい」の台詞は何なんだろう。滓魂?とも思ったが霊夜祭前だし。霊夜祭発動条件?とも思ったが、やっぱりターゲットである興家の興味を惹くためのブラフかな。
話は逸れるが、錦糸町駅から歩いて4分くらいのところに人形焼きで有名な「山田屋」があったことに後から気付いた。
この手のお菓子には、過去に観光地かどこかで粗悪なものを食べて「重い・甘い・油っぽい」という悪い印象を抱いていたが、山田屋の人形焼は全くの別物だった。
口に入れた瞬間に焼けた砂糖と卵の良い香りに満たされ、ふわふわしっとりの生地には程よい甘さのこしあんがぎっしり詰まっている。胃もたれすることがなく、牛乳なんかを添えると、もう、無限に食べられる。
こちらのサイトからオンラインでも購入できるよ。また食べたい…。
で、なんでこの話をしたかというと、この山田屋のたぬきの人形焼は「置いてけぼり」の伝承がモチーフなのだそうだ。よくよく思い出してみたら箱を包む用紙には「本所七不思議」の絵柄がプリントされていた。
不思議な縁もあるものだな、と思ったところで話を戻して、法恩寺橋へ。
法恩寺橋
なんやかんやで錦糸堀公園から20分ほど。手前に橋の名前の由来となった「法恩寺」もあったりした。
本当にゲームで見たままの橋があって感動。(通行の邪魔にならないように注意の上、)立つ位置を変えたり屈んだりして、ゲームの画角と似た写真が撮れると嬉しくなる。中央の橋脚は鉄製で左右は石造りなのもゲームの描写通り。本当にリアルに作り込まれてるのだなとしみじみ。
作中だと、あっちの沿岸にヒハクの工場があって蝶澤さんが監禁されてたんだよな…とか思いながら、綺麗な河原を眺める。
ド深夜にここにハイカラな服を着た不審男性がいたらめちゃくちゃ怖いだろうな。 実際に興家ルートをやっていて本当に怖かった。ぜひ白色電灯でライトアップされた夜の法恩寺橋もいつか見てみたい。
緑町公園
住宅街の中にある公園。北斎の生家がこの辺りだったということで「すみだ北斎美術館」が併設されている。長閑な公園に前衛的な建物があってアンバランスな感じが面白い。
興家の職質シーンをやり直して気付いたんですけど、最後のほうは普通に嘘ついてるんだよね。「落ち葉なき椎」で感知できたはずなのに、このルートでは津詰は見逃している。あと呪主疑惑のある相手を襟尾に職質させているのも津詰ルートとの相違点。
両国橋
緑町公園から20分ほど。ちょっと上り坂。
ここに並垣が立っている様子がありありと想像できました。素でジ・エンドできるのおもしれー男すぎ。
緑町公園と両国橋の距離感が掴めて、並垣とあやめへの理解を深めた気になったけど、よく考えたら霊夜祭発動の当日のふたりの行動って謎が多いよね。(両方ともプレイアブルキャラクターじゃないし。)
深夜0時の霊夜祭発動時点ではそれぞれ南割下水(並垣)・緑町公園(あやめ)に居たことが確定してる。「何度も唆してやっと殺した」発言&滓魂1%であることから、並垣はあやめと合流するまでは0キル。
ここからは想像だけど、呪主になった並垣は轢き逃げ共犯者のあやめとなら利害が一致すると考えて(協力して白石美智代を生き返らせて罪をチャラにする)緑町公園まで来たんじゃないか?住所を知ってる前提だけど。
というかあやめって呪主であることを並垣にCO済みだったっけ。どうだったかな。でも春恵が利飛太に協力を仰いだように、相手が呪主でなくても呪殺の助けになるなら手を借りたいと思うよね。
とにかく緑町公園周辺で合流したと仮定して、滓魂1%ぶんの一般人呪殺は緑町公園と両国橋の間の1.2kmの間で発生したのかなと思った。
この被害者の属性はちょっと気になるところではある。性別は?年齢は?身なりは? 並垣は殺すなら弱者(老人や女性)を選ぶかと思ったけど、意外とそんなことない気もして、謎。
あやめに一周目で気付かなかった件ですが、錦糸堀公園で弓岡に首をへし折られて殺されたのがトラウマになって、しばらく辺りを見回すのが怖かったが故の失態。
あやめも並垣の死を見届けた後に立ち去ってるんだけど、興家に気付かれてないからセーフなんだよね。隠密スキルが利飛太より高いあやめ、何者?
でも並垣が死に際にあやめの名前を呼んだりしてたらかなり命が危なかったと思う。呪詛バトルを生き抜くには運も必要。
旧安田庭園
聖地巡礼に話を戻して、次の目的地である旧安田庭園へ。
ちょっと前はツツジが爆咲きだったらしいが、今はシーズンも過ぎているので少し彩りを添える程度。作中は10月か11月くらいじゃないかと言われているが、その根拠の一つには旧安田庭園の紅葉が挙げられる。自然って季節ごとに表情が変わって良いなぁ。
ここは自然が豊かで、都会では見たことのないくらい色々な種類の鳥が囀り羽ばたいていて、利飛太を想起してオタクはちょっと泣きそうになった。キショい?ごめん。
ここは興家が晴曼の導きを受けてライターを不法投棄するという狂人ムーブをかました名所だけど、よく考えたら池にポチャンしたのは最適解すぎるんだよね。足元に落としただけだと、恐らく春恵は拾ってあげるふりをして直接着火してくるので(春恵を何だと思ってるの?)。
興家は春恵との呪詛バトル時点で、相当数の犯行(新石・約子・並垣)を利飛太に見られてたんじゃないかと思う。法恩寺橋から尾行されてたとか。ただ、それなら春恵が呪詛条件を曖昧でも知っていたはずなので、どうかな…というところではあるが。
利飛太が春恵に共有していた情報としては「興家の呪詛玉には滓魂がかなり溜まっている」「ライターを持っている」だろうか。あくまで呪詛玉の奪取が目的ではあったが、興家が強情だったために燃やされることに。興家が最期に見た光景で顔を伏せていることから、利飛太はあの結果を望んではいなかっただろうことが容易に想像できる。
最初は、大量殺人犯を1キルして息子が還ってくるなら利飛太的にはギリセーフ判定か?とも思ったが、同様の状況(推定)のあやめを殺した後も悔しそうにしていたので、やはり依頼人に殺人を犯させたくなかったのだろう。普通にアウトである。True以外は確定で利飛太が曇るよな〜。
それと、興家を燃やしたルートでも(描かれてはいないが)きっと修一くんの蘇りには成功するはずだ。伝説エンドも味があって好きなので考えてみたのだが、これだと、興家との出会い頭に殺害された約子がかなり可哀想なのと、野放しになっている葦宮の復讐で母子ともに殺されそうだな〜と思ったり。妄想の域を出ないけどね。
あと「送り拍子木」の焼死って屋内で発動するの勇気要るよね。呪いの炎だから大丈夫かもしれないけど、カーペットとか焦げそうだ(それで済んだらマシ)。
旧安田庭園で死んだキャラクターは意外に多い。ルート違いも含むが、吉見、興家、春恵、葦宮がここで死亡している。庭園の管理者目線だと迷惑すぎて笑う。
でもよく考えたら錦糸堀公園も興家、葉子、弓岡、ミヲ、襟尾が死んでおり、凄まじい。
ここは両国駅からメチャ近いので東京でのリフレッシュにおすすめ。スケッチをしている人、池に大量にいる亀と戯れる人、森林浴をする人など、ゆったりとした時間が流れていた。何より木陰は涼しくて良い。入場無料なの何かの間違いなんじゃないかと思う。
さて、これで興家くんが一晩で殺し歩いたルートを踏破したことに。自転車だったから耐えられたが、徒歩なら途中で諦めていたと思う。下図はレンタサイクルのアプリのデータ。ところどころ道に迷っているのが一目瞭然(安全な場所で停車して地図を確認して暗記して走るの繰り返し)。
本当はここから駒形橋・吾妻橋と巡る予定だったが、時間が想定よりもかかっていたので、別の目的地を優先することにした。レンタサイクルを返却し、電車と徒歩で次の場所へ。
旧小山家住宅
春恵の家のモデルになった住居で、作中とは住所が異なり、本所からはかなり離れている。こちらの閉門時間が16:30だったので予定を早めて向かったというわけだ。
この建物の近くには荒川と旧中川が流れており、地理院地図を見てみたら普通に標高がマイナスだった。典型的な侵食地形だ。旧中川は不適合河川のお手本のように蛇行していて、ちょっとテンションが上がった。
で、旧小山家の敷地は、入り口は標高0.5mで敷地は標高-2.0mなので、石造りの階段で庭へと降りていく。ここらへんの地形えげつないことになってるな。
しかし、このエリアは関東大震災や東京大空襲の被害が少なく、こうして当時の建物が保全されているほか、昔ながらの商店なども見ることができて興味深い。錦糸町のあたりの明暦の大火から脈々と土地区画整理事業に力を入れてきた碁盤の目のような街並みも惚れ惚れとするが、こちらの空気感も好きだ。
門をくぐり、階段を降りて庭の中へと踏み入って行くと、まるで世間と隔絶されたように錯覚する。庭の道は長く、静かだ。
こんなにも重厚で美しい庭なのに、春恵と世間との隔絶を感じさせるには十分で、こんな家に息子を喪って趣味もなく独りでいたと思うと、辛く悲しい。
春恵はこの庭の植物の名前を知っているだろうか。知らないのだろうな。
この奥まった住居に人が塞ぎ込んでしまったら、連れ出すことは容易ではないだろう。だからこそ夏祭りに誘い出してくれた雨森少年の優しさが沁みる。
それとまぁ、ここで人が叫ぼうが呻き苦しもうが、外には聞こえないだろうなと思った。
下世話だけど、利飛太が志岐間家の門をくぐっていることが、近所で確実に噂になっているだろうなとも思った。外と隔絶されているせいで余計に不貞とか疑われてそうだ。プロタンなら依頼人への奇異の眼差しが注がれないようにすることも可能なんだろうか。
朝は門まで息子を見送る春恵。門の前で息子の帰りを待つ春恵。学校であったことを聞きながら楽しそうに庭の小道を息子と歩く春恵。その日常がある日、急に失われたんだ、ということを歩きながら勝手に感じてしまって、オタクはまた胸が締め付けられた。
夜中にフラフラと心神喪失状態でこの庭を歩き、橋まで行って隅田川に祈り続ける春恵、可哀想で不気味で美しい。あれ、これオタクの妄想だっけ、公式だっけ。
Trueや呪詛玉譲渡ルートの利飛太は春恵が自分の人生を歩めるようになるまで、何度でもこの庭から連れ出してくれるのだろうな(オタクくんキモいよ〜)。
こんなにつらつら語ったのに、先客がおり、話が盛り上がっている中で戸を開ける勇気がなくて住居内に入るのを断念している。
この近くに美味しいステーキ屋さんがあるらしいので、内見(入居希望者か?)とステーキは次の楽しみに取っておく。聖地はなんぼ来てもいいですからね。
利飛太があやめに春恵の住所を教えたのギャンブルすぎるな。そんな状況だったので、あやめとの呪詛バトルの時に「片葉の芦」の条件を踏まないように情報を隠してたら「津軽の太鼓」の条件を踏んでしまい悲鳴を上げた思い出。
根島事件の感謝状の新聞記事とかあったら年齢を知ることも可能なのでは…!とかビビってた。
そういえば作中で春恵の死体は溺死・殴打死ともに描写されないよね。CERO上がっちゃうから?見たい気持ちもあるし見なくて良かったという気持ちもある。あ、並垣も死体描写ないか。
駒形橋
旧小山家住宅から両国駅に戻り、さっき返却した自転車と再開。ここから先は時間的制約はないので、最後まで突っ走ります。
駒形橋へ迷いながら行った中で、突然左側に首都高のICが現れた瞬間がいちばん怖かった。
駒形橋と間違えて厩橋に行ってしまうアクシデントもあったが、隅田川を跨ぐ橋の建造様式が本当にそれぞれ違うことを確認できたので、結果オーライ。
実際に渡ってみたりして大捕物に思いを馳せながら楽しい時間を過ごしました。
このシーンでも後ろにいるあやめに気付かなくて大量怪死ルートに直行してしまった。あやめは存在感を消すのが上手すぎる。私が鈍いだけ?
でもやっぱり春恵と利飛太が話してた夜の駒形橋も見てみたかったな〜(伏線)。
隅田川テラス(駒形橋/吾妻橋間)
ここわからなくて何度かスルーしちゃった。場所が合ってるのかも怪しいけど雰囲気は感じられた。
並垣がJKに復讐されたり、父娘が対面した印象深いスポット。夕暮れのイメージが強いが、私が行った時間帯だと少し早い。それでも傾き出した日差しに照らされてキラキラ光を反射する隅田川は綺麗だった。
隅田川って潮の香りがするんだなぁ。汚かった時代は知らないが、こんなデカい川が濁って白く泡立ったりしてたら生活してるだけで気分が滅入りそう。なんなら悪臭もあるのか、嫌だな。
カップルやランニングしてる方も多く、区民の憩いの場になっていて、涼風もあり気持ちよかった。ぼうっとここで川を眺める休日に憧れる。
本所吾妻橋駅付近で自転車とは完全にお別れ。2回の乗車で料金は合わせて1359円なり。12kmを徒歩でこなすのは至難の業なので、使って良かったと思う。
いや、セール後のパラノマサイトの方が安いのおかしくない?置いてけ掘の河童が捕まえられて一日一本のきゅうりを給与に地下でゲーム作ってるとしか思えない。どうなってるんだ。ありがとう。
喫茶フローラ
本日の最後の目的地、喫茶黒桔梗のモチーフになった喫茶フローラさんへ。
ちょうど混み合っていたが、忙しい合間を縫って店主さんがゲームの資料をまとめたファイルやポスターを見せて、丁寧に説明してくれた。
奥の席に座っていた常連さん①(失礼ですが、登場人物が多いのでナンバリングさせてください)が私物の興家と葉子ちゃんを撮らせてくださって感激。グッズも綺麗に並べてくださり、作中の関係性から導き出されるベストな並べ方に頭を悩ませている様子を見てじんわり嬉しくなってしまった。
常連さん①が帰られた後、私も新石先生が座っていたパラノマ特等席に移動させていただいた。
こんなポスターも奥から出してくださり、店主さんと一緒に記念撮影まで。サービス精神が凄くて感動しっぱなしです、と話したら「これが下町人情よ」とウインク。今の時代にこの温かみに触れられる貴重さよ…。
コーヒーに拘っているという前評判があったので、ブレンドコーヒーを注文しかけたところで「うちのバニラアイスは美味しいからぜひ!」と勧められて、コーヒーフロートに変更。これが大正解。
甘くてさっぱり、それでいてミルク感もしっかりあるアイスが香ばしいコーヒーと混ざって美味しい。
そして偶然訪れた既プレイの常連さん②と相席にしていただく神対応。ゲームをプレイした方と話すのは初めてだったので、本当に本当に喋りすぎてしまった。
過去に開催されたイベントの話やコラボメニュー、聖地巡礼したときのこと、などなど…楽しすぎて時間が過ぎるのがあっという間だった。
こっちの気持ちの悪い考察未満の感想もうんうん、と聞いてくださって、そこから他の日常の話まで、初対面なのにスラスラと話してしまって、不思議な空間だった。全てが全て初めての体験だった。
その間にもどんどん食べ物やお菓子をサービスしてくださる店主さん。うまいうまいと食べながら話に花が咲く。
最後にはすっかり打ち解けた常連さん②と店主さんと何枚も記念撮影。(寛いでいたのにカメラ役を買って出てくださった常連さん③にも感謝。)人見知りの普段の自分からは考えられないことの連続で、夢の中にいるようなフワフワした気持ちだった。
結局、話が弾んでドリンク1杯で3時間も滞在してしまって申し訳ない気持ちに。アプリコットスカッシュも美味しいと教えていただいたので、次は絶対に頼みます、と約束して店を出た。
その頃には周囲はとっぷりと暗くなっていた。店主さんにこの上なく親切に帰り道を教えていただいたので、何となくスマホの地図を見ないで帰った。今日はスマホと睨めっこしていた慌ただしい一日だったが、ぼんやりと教えてもらった通りに歩くと色々なものがより綺麗に見えた。
駒形橋2
この時間なら夜の駒形橋に行けるのでは?それに気付いたらなら行かないという選択肢はない。
駒形橋での利飛太と春恵の作戦会議、地味に好きなシーンだ。梅若伝説の実在を知ったときには膝を打った。だから「志岐間春恵伝説」なんだ。ところでこの文字列を見ると某伝説の家政婦さんが過ぎるの私だけ?
現代は明るいな〜とゲーム画面と見比べて思った。あの暗さから急にあやめ出てくるの怖いって。今の話、どこまで聞かれてた?
この前のシーンでの「マダムなら大体わかるよね?」的な質問、初見だと「わからない」って答えたんだけど、2周目で「なんとなく」にしたら深掘りされてびっくり。このゲームはどれだけ会話パターンがあるんだ。
春恵ルートの最初にこれからの方針を決める会話でも思ったけど、私の選択肢次第で春恵が「あんまよくわかってない有閑マダム」か「聡明でしたたかな女性」か変わるの責任が重大すぎる。晴曼ともども精進しなければ。
ところでこの主語・目的語・述語と答える回答形式、ちょっと難しいよね。一応何択か正解ありそうな感じだったけど…。戻るボタン無かったらヤバかった。
まとめ
ということで、聖地巡礼はこれにて終了。大満足。
こうして文章にしたのは喫茶フローラの常連さん②と「ゲームの記録って後から読み返すと面白いよね」という話になったから。
特にパラノマは制作陣の方々が非常に意欲的で、新しい情報もかなり公開されるので、その時々の感想を固定化しておくと、自分がすごく楽しい。
そのタイミングでは解釈が間違いまくってても、それもまたいい思い出。読み落としがあるなら何度でもプレイすればいい。幸いなことにパラノマはそれがしやすい構成になっているので…。
興家ルートをやっていたときは、完全にパラノマサイトのこと呪詛で殺しまくるトリガーハッピーゲームだと思っていたこととか思い出すと笑える。
何度もプレイしたり他の方の感想に触れることで、色々な気付きがあるのがパラノマサイトの面白いところだと思う。構成する要素の全てが練られているので「脚本の人、そこまで考えてないと思うよ」が無い(と、私は思っている)。
発売から1年以上経ってからのプレイだったけど、本当に出会えてよかった。GWセールありがとう。そして製作に携わっている全ての方々に惜しみない拍手と感謝とお金を捧げたい気持ちでいっぱい。
馴染みのない街を巡るのってこんなに楽しいんだなぁ。初めての聖地巡礼だったけど、予想以上の収穫があった。余所者なのに墨田区への知見が深まりまくり。周囲への配慮・マナーを忘れずにレッツ・聖地巡礼。
さて、ここまで読んでくださった方でまさか未プレイの方はいませんよね?
6/12まで40%offセールが開催中なので、やりましょう。
今日はあやめの誕生日だし(おめでとう)。
遅刻した人にあやめちゃんの「もう始まってますよ?」のLINEスタンプを送りたい(そんなスタンプはない)。あの口元を隠す立ち絵かわいすぎる。アザラシの恥ずかしい〜のポーズと似てるなって最近思いました。
折角なので鍵垢のキショツイートも一緒に載せておく。パラノマ専用のアカウント持ってないからこの機会に供養。これは本当にキショいので見たくない人はズームしないでね。
写真をまとめるだけのつもりがすごい長くなっちゃった。読みづらい文章ですみません。
読んでくれた方、本当にありがとうございました。
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