「今、ここに集中する」という茶道で教えられる禅の思想は仕事にとりくむ姿勢としていいのかを考えてみた

抹茶が好きすぎて起業したなまっちゃです！

「即今」という茶道で必ず(? )教えられる禅の言葉をご存知でしょうか？

「即今」とは、漢字の通り「今・ここ」という意味です。

「即今」は今に集中するという考え方で、それは不安をなくす

と教えられたことが、茶道のお稽古でありました。

この考え方のおかげで、わたしはだいぶ悩むことが少なくなったんですが、

その考え方って仕事やビジネスにとっていいんだっけ？？

とふと思ったので、有用性を考えてみたいと思います。

この記事では、禅の言葉である「即今（今に集中する）」という考え方が仕事にとっていいのか、どのように活用すればいいのかを紐解いていきます。

1. 「即今」とは茶道の考え方とは？

※あくまで独学なので、「これはニュアンスちょっと違うんじゃない」とかあれば教えてください！

「即今」は、
「即今（そっこん）、当処（とうしょ）、自己（じこ）」
という禅の言葉の中のひとつです。

言いたいことは簡単なことで
「いま、ここで、わたしが、生きる。」
単にそれだけのことなんですが、
これがまた難しいんですよね。

お茶をいただく時は、その瞬間を大切にすることが大切です。

わたしの体験談で、お点前をしながら他の仕事のこととか、次の予定を考えたりして気が散ってたときがあったんです。
そう言う時って、絶対に手元がぶれたり、抹茶やお湯をこぼしたり、倒したりします（笑）
ぜんぜん集中できてないんです。

自分のためにつくる抹茶だったらいいのですが、おもてなしだったら、もう台無し…。

「即今」は、今この瞬間を大切にし、一杯のお茶を淹れることに集中する心の状態を指していて、お点前をするために重要な意識なんです。

そうやって今この瞬間を大切にして集中していると不安が自然となくなっていき、心が落ち着くとも言われています。

過去のことを考えすぎると「あの時こうだったかも」「あの時しなければよかった」などと、いろいろな反省点が生まれて後悔の気持ちが湧いてきます。

逆に未来のことを考えすぎると「失敗しないかな」「ちゃんとできるかな」「この先大丈夫かな」と見えない不安ばかりが募っていきます。

過去を後悔してはいけない、未来を思い描いてはいけない、そんなの誰にもわからない。だから、今日なすべきことをする。

「即今」という考え方は、簡単なようで、かなり難しいんです。

2. 仕事において「即今」を取り入れるメリットとは？

では、仕事において「即今」の思想は役立つの？？ということを考えていきます。

結論