【日記】天使の娘たちに思うこと

私の仕事は、祝日関係なく月〜金出勤だ。祝日の今日は1人そっと起きて夫、娘2人の寝顔を眺めほっと一息。......と思ったら次女(2歳)が目を覚ましにっこりと笑い、「ママ、おかよー!(おはよ)」と朝から癒しをくれた。

外はまだ少し暗い。時計を見ると5時半だ。娘が起きるにはまだ早い...ゆっくり準備をする予定だったけれど仕方ない。ここは寝かしつけようと、ハグをした。数分......かわいい寝息をたてまた寝た娘が愛おしい。

すぐに寝てくれたことに感謝し、私は布団から抜け出し朝風呂を済ませる。朝のお風呂は目が覚めるからやめられない。この日課になってから朝の準備がスムーズになった気がする。

トンットンットン。階段を下りる音が聞こえる。現れたのは長女だ。「ママ、おはよ!」こちらも可愛い笑顔で挨拶をしてくれた。そしてそそくさとトイレへ。「ふー!間に合った」長女3歳...よく喋る。

それを皮切りに、夫が次女を抱えて起きてきた。次女もご機嫌だ。今日もリビングには娘たちの笑顔が咲いている。この光景見るのは幸せだなと感じる瞬間である。

無情にも出発の時刻になり、「ママ行ってくるね!」と声をかけ扉が閉まる瞬間。リビングから「バイバイしてくるー!」という声が聞こえた気がして急いでドアを開けると「ママに行ってらっしゃいしたかったー」と泣きそうになる次女がいた。

「次女ちゃん!行ってくるね!」と声をかけると一変、満面の笑みになりタッチを要求。手が触れると「行ってらっしゃい!」と元気に見送ってくれた。

私にとって仕事は、母を少しばかり忘れられる自分に集中できる時間だ。だから毎日あっという間に終業時間がやってくる。時短でもあるから尚更だ。

やりたいこと、もっとできるようになりたいこと、挑戦心、これを芽生えさせてくれたのは今の職場だ。もっとやりたいことがある、それはここでは叶えられるのかな?というのは今の心配事の一つだ。

終業間際、急ぎの案件を上司に振られ、canvaと対面すること20分。チラシが完成した。上司からもOKをもらい、一安心。少し残業になったが、気持ちよく会社を後にすることができた。

内勤の私は一日中外に出ないこともある。だから、帰りの瞬間はなんとなく好きだったりする。外に出ると秋の匂いがした。どこか懐かしさを感じる匂いに、大きく深呼吸してから、歩き出す。

空気がひんやりしていて、なんだか人恋しくなるような、この気温が私は好きだ。心の中で、(ああ、好きな季節がやってきたな)なんて噛み締めながら車まで歩いた。

家に着くとプリンセスドレスを着た娘たちがお出迎えしてくれた。夫はキッチンで夕飯を作ってくれている。なんて暖かい空間なんだろう。

仕事の疲れも忘れ、娘たちとじゃれて遊んだ。ここのところ体調不良も続いていて、イライラもあったからなんとなく、すっきりした気持ちになった。娘たちの笑顔を見ているとなんて純粋なんだろうと、泣きたくなる瞬間がある。

私は小さい時どんなだったかな。いい親になれているのかな。この子たちは幸せだろうか。時折考えるのだ。

「ママの子でよかった!」

いつかそんなことを言ってもらえる日が来るように、私らしく私のしたいことも楽しいことも、子どもたちのしたいことも楽しいことも、全部こなす母になるんだ。

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