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【わんだふるぷりきゅあ】家族で楽しむ推し活

わたしたち家族にとって、「わんだふるぷりきゅあ」(以下わんぷり)は共通の推し活だ。毎週日曜日の朝はテレビの前に集まる。ぷりきゅあを楽しむ時間は、家族の絆が深まる特別な瞬間となっている。

「わんぷり、ゲームになるの?!」そう思って声に出したが、それは映画のCMだった。ゲームの世界に入るという話で、そのフォルムのかわいさに、思わず悶絶した。

これは……見に行かねば!その日から娘と公開の日を指折り数え待っていた。


わんぷりの魅力

私が子どもの頃はまっていたのは、「おジャ魔女どれみ」だ。魔法と友情の物語が好きで、全シリーズ見たし歌も未だに歌える。最近のガチャガチャや一番くじブームのおかげで、新たなグッズをも手に入れているほどだ。

おジャ魔女どれみの最終回は、放送前から大泣きだ。
この先もう続きを見れることはないのかと…

新しく始まる番組「ふたりはプリキュア」も、もちろん見てみた。でも、戦うというストーリーになんとなくハマることができず、そこからプリキュアとは距離を置いていた。

大人になって親になって、初めて「わんぷり」を見たとき。感動した。敵を倒すのではなく救うのだ。そのストーリー展開に心打たれ、自分がボロボロになることもいとわない姿勢には胸が熱くなった。

そして友情と愛情深い作品であることにも気づいた。日曜日の朝から涙を流している自分がいるなんて……。

それぞれの推し

そんなわんぷりを我が家では、家族みんなで見ている。わたし、夫、3歳の娘、2歳の娘。驚くべきことに、こんな小さい娘たちにも推しがいるのだ。笑

長女(3歳)の推しは、キュアフレンディ。主人公の飼い主「いろは」に憧れている。言葉遣いやしぐさを日頃から真似するほどだ。5話目あたりでOPを完コピ再現していた時には驚いたものだ。

次女(2歳)の推しは、キュアワンダフルとキュアニャミー。彼女はまだ幼いながらにW推しだ。2歳のつたない言葉で聞く「一緒にあそぼう!」「仕方ない、かまってあげる」は悶絶物だ。

夫はキュアリリアン。そしてわたしはキュアニャミー推しだ。収集癖のある夫のおかげで、グッズが続々と増えている。

わんだふるぷりきゅあの映画

長い間心待ちにしていた映画の公開日。さすがに仕事後は無理だね…と諦め、休日の朝から家族全員張り切って準備をした。

映画館に到着

映画館に入ると、「あ!ミミオン!」と次女。まずミニオンにテンションが上がる娘たちの後ろ姿に思わず笑みがこぼれる。

ポップコーンとわんぷりスーベニアカップを購入。汚れちゃうかなと使うのをためらう親の心なんて知らず、「これで飲むー!」と目を輝かせる娘たち。うん。そうだよね。今日は推し活だ。彼女らの意見が正しい!ジュースをセットすると、とろけてしまいそうなかわいい笑顔。我が子のこんな姿を見られるのは親になった最高の喜びである。

時間になり入場すると、係のお姉さんから特典を渡された。ぷりきゅあの映画と言えばあの光るやつ!今回は指輪型。長女は何度も「もうつけていい?!」とハイテンションだ。

いざ上映

映画が始まるとふたりとも真剣に画面を見ている。次女は2歳1ヶ月だ。この空間にいられるであろうかと心配もしていたが、次女もすっかり、ぷりきゅあの世界に夢中だった。

時折「わんだふるだー!にゃみー!!」と嬉しそうな声を聞かせてくれるので、連れてきてよかった。

わんぷり映画の感想

これから映画の内容について触れるので、ネタバレご注意ください。

とにかくよかった!!わたしの好きなわんぷりがたくさん詰まっていた。

まずキャラクターたちがかわいすぎる。きっとあまり共感してもらえないかもしれないが、映画館でOPが聞けるというところですでにうるうるしていた。そして主人公こむぎのいろはへの真っ直ぐな愛を叫びながら階段を駆け上るシーン。このシーンは涙なしでは見られない。次から次へと溢れてくる涙が視界を邪魔していた。

公式も発表していたが、うさぎ組の変身もあり大満足な時間を過ごさせていただいた。新たな推しができたのは言うまでもないだろう。

大福の人間の姿。最高だ。そしてあのキャラときたら……あれは大人気間違いない。

映画を見終わった後、心がホカホカしていた。そんな感動を家族で共有できたのは、かけがえのない思い出だ。最近また来場者特典が増えたとか。もう一度、いや三度くらい劇場で見たい。



これからも家族で「わんだふるぷりきゅあ」を応援していくことだろう。子どもたちと一緒に、この作品を楽しめることが何より幸せだ。

先日の「悟の告白大作戦」には笑わせてもらった。愛あり、友情あり、涙あり、笑いありのこの作品が心から好きだ。(すでにロスに怯えているほど。)

いろはやこむぎのような真っ直ぐで優しい人に娘たちにもなってもらいたい。


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