子宮外妊娠記録②
続き!
その日の23時頃からまた腹痛。一旦寝るも1時頃にまた腹痛で起きる。眠いのに痛くてトイレで1時間くらい過ごして少し落ち着いたので横になるもまた激痛。
夫も起きて救急車呼ぶって言われたけど何故か頑なに拒否。自分でも何でかわからないし自分の意志とは違う人格だったのかなってくらい今では不明。。
で、もう仕方ないから紹介状もらっていた大学病院の救急外来に夫にほぼ強制的に連れていかれることに。
行こうとして立ち上がるとめまいと吐き気が。吐いて少し楽になったのでそのまま病院へ。
深夜でできない検査が多かったのでそのまま入院。コロナもあるので挨拶もできず夫とはここでお別れ。
ほとんど寝れないまま朝から採血、点滴や血圧、PCR、もう一度卵巣、子宮、エコーで検査。
肝臓のあたりまで出血していたみたいで卵巣出血か子宮外妊娠の可能性があるとのことで検査結果が出るまで待ち、家族の方を呼んでください、とのこと。
夫に休みとってもらってたのですぐ来てもらって一緒に説明を受けることに。
やはり子宮外妊娠と卵巣出血の可能性とのこと。ただ数値的に妊娠7週目くらいの数値なのでもしかしたら前々回の生理の後に妊娠してたのかも。ただ今回はもう子宮での妊娠ではないので残念ながら取り除かなければいけないとのこと。しかもどこに妊娠してるのかは手術してみないとわからない。卵管、卵巣の可能性が高いのでそうなると切除しなければならないこと、もう流れてなくなってる可能性もあること、出血は500mlくらいの血を抜くと思うが輸血の可能性、感染症の可能性があること、手術は早ければ1時間くらいで終わるけど妊娠の場所がみつからなかったり出血が多ければ3時間くらいになるなどなど自分のことと思えないまま淡々と説明を受ける。
普段は泣き虫マンだけど一気に色んなことが起きて本当に自分のことと思えなかったんだと思う。
手術しないという選択肢はないみたいなので承諾書記入。
緊急の手術なので合間に行うため時間がまだ確定できてない。おそらく夕方とのこと。いやいや、人生初手術がこんないつくるかわからない超絶怖い形で来るとは…
15:50頃準備して下さい、と呼ばれ手術室へ。
ベットに横になってほんとに数秒で意識失う。目覚めたら手術終わってた。
終わってから8時間はナースステーションの横の部屋で過ごすそうで。
とにかく喉がガラガラで声がまったく出ない。色んなところに色んな管が繋がっててお腹には鈍痛。体勢を変えられず仰向けのまま足はエコノミー症候群?にならないようにずっと機械でマッサージされてる。痰が絡んで咳したいけど今咳したら死ぬっていうのはわかったので、もうない水分を搾り取るように唾を飲み込む。いつ痰が絡んでむせこむかヒヤヒヤしながら過ごす。
多分時計は19時。ここから8時間…3時までこの地獄タイムかよ…枕もないので腰も首も既に痛くてなんとか声を絞り出して枕ないですか?と聞くとタオルだけしかれ、頭あげると次の日気持ち悪くなるから、と。。ほんとに地獄タイム。寝てむせこむ恐怖もあるし、むしろ全然眠くない。点滴のせいで腕が痛くてパンパンに浮腫んでる。。
しかも同じく手術した人たちもいて、話が聞こえるのも辛い。
1時間くらいしてから手術担当したお医者さんがきてくれて状況説明。
とりあえず手術後は無事に終わった事、出血の量が2ℓ近かったこと、妊娠組織が胃の横あたり、腹膜の大網ってとこにあってすごいレア中のレアで一万分の1の確率なんだそう。こんな事でそんな偶然引き当ててんじゃねえ!
でもほんとに自分事に感じない(笑)
きっとそれのせいでずっとその辺りが痛かったのね。ちょっと大きくなってたのかな。その辺は不明。
あと数日遅かったら命に関わっていたかも、と言われて改めて無理やり連れ出してくれた夫には感謝だった。
すべて取りきったつもりだがもしかしたらまだ妊娠組織が残ってることがある為、生理1〜2回後に妊活始めた方がいいかも、とのこと。残ったまま妊娠すると大変らしい。
その後はほんととにかく早く時間が過ぎろと願うのみ。すこーし寝ては起き、を繰り返す。そして気づく。3時を過ぎても誰も何も言いにこない。もしかしてあんまり良くないから水もまだダメなのか…点滴してるし…と空が明るくなってくのを見てました。
なんだか詳細書いてたら長くなってしまった…
次で終わります。続く!
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