難しい言語ってなんだ?(FSIランキング)
言語学の世界では、言語の難易度について議論されることがありますが、その難易度を定量化するのは難しいものです。しかし、外交官学院(FSI)の言語ランキングは、英語話者が他の言語を学ぶのにかかる時間を示す指標としてしばしば引用されます。
FSIのランキングは、言語をプロフェッショナルなレベルまで習得するのに必要な平均時間に基づいて言語を4つのカテゴリに分類しています。これは、言語の難易度を相対的に把握するのに役立つガイドとなります。
一般的には、カテゴリIに属する言語が比較的容易であり、カテゴリVに属する言語が最も難しいとされています。しかし、言語の難易度は個々の要因によって異なります。
その要因の一つに文法があります。例えば、フランス語やスペイン語は英語と文法の類似性が高いため、カテゴリIに分類されます。一方、ドイツ語は複雑な文法が特徴であり、そのためカテゴリIIに分類されます。
また、語彙も重要な要因です。英語と共通の語彙が多い言語ほど学習が容易である傾向があります。例えば、フランス語は英語から多くの語彙を借用しているため、学習が比較的容易です。一方、中国語やタミル語は英語との語彙の共通点が少ないため、学習が難しいとされます。
発音や表記、慣用句なども言語学習の難易度に影響を与えます。例えば、中国語のような声調言語やタイ語のような独特の表記系統は学習をより困難にします。
さらに、学習リソースの有無や方言の存在も言語学習に影響を与えます。特定の言語の学習には、十分な教材や学習リソースが利用可能であることが重要です。その観点からすると英語は勉強しやす言語と言えるでしょう。
また、方言の存在は、学習者が異なる地域の人々とコミュニケーションを取る際に障壁となる可能性があります。
言語学習においては、これらの要因を考慮に入れることが重要です。言語の難易度は個人によって異なりますので、自分にとって最適な言語を選択する際には、様々な要素を考慮することが大切です。
2年間にVRChatを始めたことろの僕は全く外国語が話せないどころか、
外国のことを何も知りませんでした。
言語学習について研究、情報収集した結果、VRChatで海外の方と、ある程度話せるようになりました。この記事にまとめたので、多言語に興味のある方は是非ご覧ください。
僕が録音した中国語Ankiデータ有料公開しちゃいました!