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石村嘉成展に行ってきました

YouTubeで自閉症について調べていると、石村嘉成さんという作家の特集番組が出てきました。

「なんてあたたかい絵なんだろう…」
一目見て、心惹かれました。

作家
石村 嘉成

愛媛県新居浜市在住のアーティスト。
2歳で自閉症と診断。
家族や周囲の支援を受け、
自立に向けて厳しい療育に向き合う。
2013年に第2回新エコールドパリ浮世・絵展ドローイングコンクール入選、 審査の結果、優秀賞を受賞。

現在は、個展や講演会等で多くの人に感動と元気を与えている。
作品から石村嘉成の"ことば"を感じてください。

石村嘉成 オフィシャルサイト プロフィールより

石村さんは私と同い年、そして息子と同じ自閉症。重なる部分が多く、何か感じるものがありました。

オフィシャルサイトを見ていると、2024年10月12日から12月8日の間、兵庫県立美術館で個展が開催されるとの情報が…!

頑張れば車で行ける!絶対に行きたい!

長男に石村さんの絵を見せ、「石村嘉成さんっていう作家さんが描いた絵だよ。一緒に観に行ってみない?」と誘いました。

あまり動物が得意ではないし、最近は基本的に否定から入るので、断られるかなぁとダメ元で。

『いしむらよしなりさんのところ行ってみたい。』

意外な答えが返ってきてびっくり。
お名前もバッチリ覚えてるし!

この後も『よしなりいしむらさんのとこ、いつ行くー?』など、お名前も気に入ったのか、姓名逆に言ったりしながら、行く日を楽しみにしてくれていました。笑


当日は義父母も一緒に行くことになり、6人で車に乗ってプチ日帰り旅行のスタートです。片道2〜3時間、グズられるのが1番の心配。

①子どもたちが大好きなジブリのDVDを流す。
→長男が千と千尋の神隠しを選びました。
②気分転換にサービスエリアに寄る。
 好きなお菓子と飲み物を選んでもらう。
→じゃがりこと飲むヨーグルトを購入。

ありきたりなグズリ対策が功を奏し、無事に兵庫県立美術館に到着。安藤忠雄さんが設計されたそうで、おっしゃれ〜な建物でした。

青リンゴ🍏2人とも気に入っていました。

チケットを購入し、会場の中へ。
前が詰まって歩けないほどではないけど、たくさんの人。そして、ひろーい会場。

長男はこの状況に興奮し、走り回ってしまいました。夫が付いているとき他のお客さまに長男が注意されてしまったようで。夫からも注意され、テンションダダ下がり。歩くことも嫌になり床に寝そべろうとするので、最後まで抱っことなりました。

約30分間、16kgの長男を抱っこ。肩と腰が崩壊するかと思いました…。

グッズ売り場もゆっくり見たかったのですが、カレンダーとポスターのみ購入し会場の外へ。外に出たことで少し気分転換になったのか、だんだん調子を戻してきました。

『いしむらよしなりさんのとこ行ったね!
楽しかったね!また、行こうね!』
楽しんでくれててよかった!また、機会があれば行こうね。次はママもじっくり観たい。笑

次男はカエルの絵を見つけて、「カエル、いた🐸」と言ってました。最近、2語分を喋り始めました。

写真OKでした🙆‍♀️

動物さんたちの目がとっても優しくて、愛に溢れているんです。石村さんの目にも似ているなと思いました。

上手く言葉で表せられないのですが、胸がぎゅっと、あたたかく幸せな気持ちになりました。

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