「日本大学のスポーツ活動発足」
日本法律学校は、明治36年、名称を「日本大学」に変更、明治37年(1904)、専門学校令による「日本大学」に昇格、その後大正9年(1920)の大学令による大学になるまで、主として学内にあってスポーツ活動が行われていました。
野球部は明治38年(1905)に誕生。
端艇部は明治39年(1906)、進水式を行い、活動を本格化。
同年秋、「日本大学第一回水上運動会」が隅田川で行われ、毎年、行事が継続されていきます。
大正初期には、山岳部のはしりともいえる、日本大学富士登頂隊が組織される。
大正3年(1914)に、柔道部が誕生。
大正10年には剣道部創設。
本学初の入賞記録も明治38年に残されています。
帝国大学秋季陸上運動競技の私立専門学校選手600ヤード競走に、大学部の岡村甫選手が3等賞に入賞(対外試合初)。
(参考文献:「日本大学百年史」第一巻、P703~712)