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日記・エッセイ

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子どもたちとの暮らしのこと、夫との関係のこと、自分自身の仕事や感情の記録です。
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#エッセイ

Give-Giveがなにか別のものになってしまう現象

交渉や調整の場で、 「Give - Giveになるように」 という言葉を耳にする。 たまたまわたし…

🌾おちぼ🌾
5か月前
11

幻想をおしつけないタイプ

今朝目を覚ますと、夜の闇が去ってまもないのにふさわしいちょっとひんやりした空気が数日ぶり…

🌾おちぼ🌾
5か月前
6

たれぱんだと想像プール

今朝、家族のなかで一番はやく目が覚めた。 適度なスペースを保って眠りについたはずの長男と…

🌾おちぼ🌾
5か月前
6

過去の自分と、未来の息子へ

思い返せば、これまでの人生のなかで、この感覚をなにかで表現したい、この一瞬の感情や情景を…

3

「あなた」との暮らし、共に生きること

ある春の朝、息子たちを保育園に送る車の中で、年長になった長男に、 「誰と、何をするのがす…

8

母の記憶

5歳の長男と1歳の次男を連れて、実家に帰省している。 実家には父と母がいる。2人とも長く教師…

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非常時の母たち

去年のゴールデンウィーク、4歳の長男と生後9カ月の次男を連れて、実家に帰省していた。 次男はまだ夜間授乳が必要だったので私は慢性的に寝不足で、さらに長男の赤ちゃん返りなのか発達特性なのかその両方なのかからくる癇癪や衝動的な行動への対応で、私だけではなく実家のじいじもばあばもみんな疲れ切っていた。 だって、「もう〇〇(長男)のことは愛してないんだね!」と叫んで裸足で家から飛び出したり、「あれ、いないな」と思ったら隣家にあがりこんでいたりするのである(昔から家族ぐるみで付き合い

ニューヨークでの寄る辺ない日々

2010年の秋から約3年間、ニューヨークで暮らした。 その後、2013年の春に帰国してコンサルフ…

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人生に迷ったら、意思を持って巻き込まれてみる。

生きること、働くことにおいて、たいていの人はすでに存在する選択肢のなかから道を選ぶけれど…

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緑のゆび

特別支援学校の美術教師をしていた父が、退職後に家庭菜園をはじめた。もう5年になる。毎年す…

15

かわいいわたしたち

恥ずかしながら、自分がかわいいかどうかを気にして生きてきた。 容姿にコンプレックスがあっ…

12

勇敢なともだちと割れたお茶碗

やさしくて、賢くて、勇敢なともだちの話をしようと思う。 名前はひろちゃん(仮名)。 ひろち…

10

進化した兄と弟の夏

この夏、5歳の長男ともうすぐ2歳の次男を連れて、2週間ほど実家に帰省した。 今の住まいか…

9

考えるひと・つくるひとになれなかったわたしの生きる道

わたしはふだん、おおきな毛糸のふわふわの玉を解きほぐして、きれいな束にしていくような仕事をしている。 「コンサルタント」と呼ばれるような仕事。 「コンサルタント」にもいろいろな仕事内容がある。 英語の "consult"は『相談する』というような意味だから、クライアントが自力で解決しづらい課題があるところどこにでも、「コンサルタント」の仕事は成立する。 例えば昨日は、打ち合わせが3つあった。 商業ビルのなかにコミュニティスペースをつくりたいというクライアントさんのため