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ためになった「食べものが劣化する日本」安田節子 著(2019)食べもの通信社
本はタイトルを見るだけでも意識が変わりうる。
目次を読めば、さらに。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~第1章 遺伝子組み換え作物は安全か
第2章 ゲノム編集食品が登場する
第3章 種子法廃止は米国アグリビジネスの要求
第4章 除草剤ラウンドアップは発がん性農薬
第5章 ネオニコ系農薬が子どもの発達に影響
第6章 農薬・化学肥料の大量使用で食品の質が劣化
第7章 畜産業で投与される抗生物質・ホルモン剤
第8章 1兆円を超えた食品添加物市場
第9章 健康被害のリスクを高める輸入食品
第10章 食糧主権の確立が私たちの生命を守る
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今年の2月頃を境に、食事が一変しました。
まず、昼食にナッツだけを食べる人は余りいないかもしれないけど、
私は食べてました。
アーモンド、くるみ、カシューナッツ、ピスタチオ、(黒豆)など。
糖質制限食のなごりです。
ある時、「ナッツは本来、黴びやすい」という情報が入ってきました。
でも、今食べているナッツ類はそんな事は無い。
防腐剤も入っているわけでは無い。
食品物表記を見れば、(なにも無い)ので問題無いはずですが。
次に、「日本の農薬使用・許容は世界の中でも高い」という情報が。
そう言えば、亡くなった人も腐らないという冗談のような話を
聞いたことがありますよね。
ここから、調べていくわけですが。
結論は、日本の農薬規制が緩いので、
日本で生産されるものも、海外から輸入されるものも、
残留農薬が多い、という事実。
規制内の残留農薬量なので、
当然のように包装に記載は無い。
ナッツ類は身体に良いと思い食べていましたが、
残留農薬の影響で、チャラなのか、マイナスなのか。
まず、やめました。
でも、ナッツだけにとどまらず、
日頃食べている米、野菜も残留農薬が多いと考えられるわけで。
また、豆腐なんかの大豆食品は、遺伝子組み換え大豆というのも気になる。
農薬不使用、遺伝子組み換えなしがベストなわけですが。
でまわっている菓子類なんかは、遺伝子組み換えが多いかもしれません。
外食のお店の食べものや、パンやさんで
「有機」をうたっていないのであれば、農薬使用でしょう。
遺伝子組み換えもあるかもしれません。
もう、無農薬品に舵をきりたいところですが、
問題は「お金」になります。
有機農業を日本国は推奨していないので、補助金は出ないそう。
残留農薬規制が緩い事から分かることは、
日本国は、化学肥料・農薬を推奨していること。
もっと言えば、自給率を上げる「農業」自体を推奨していないこと。
すでに物価もあがり、ガス・電気代もとんでもない額。
そんな状況で、無農薬の食材にお金をかけられるわけがない。
ガス・電気を節約出来ないか、外食を控えられないか、
お菓子を減らせられないか、スマホの使用料は高すぎないか。
出来るだけ、無農薬のものに切り替えたいけど、
金銭的なこともあり、農薬使用量の少ないものに切り替えるのが
第一段階であり、現在はその状況です。
「コープ自然派」を使わせてもらってます。
商店街、スーパー、百貨店で野菜を買わなくなりました。
晩酌も減りました。
パンやお菓子も食べなくなるかもしれません。
身体のため、自分のためです。
(コープ自然派のまわしものでも、
安田節子さんの知り合いでもありません。)
安田節子ドットコム # 安田節子ドットコム (yasudasetsuko.com)