私の大好きな家族のお話。
今更ですが、2021年を振り返ると本当にいろんなことがあった年だったなと思います。そんな中でもとても大きい出来事だった仕事を辞めた話をしてみようと思います。一年前の今、私はまだ学生で実家で暮らしていました。それから4月になって社会人になり、新しい土地に引っ越して一人暮らしを始めました。初めての土地、初めての一人暮らし、社会人一年目。不安もありましたが、とてもわくわくしていたと思います。ですが、私は2か月で新卒で入った職場をやめることになりました。
結果から言うと、ブラックだから辞めたというだけなのですが、その言葉では片づけられないくらいの経験もして、色んな感情も味わいました。よく生きていたなとまで思います。詳しく書くと重たくなってしまうので、この話は気が向いたらまた別の投稿でお話しようと思います。でも、この2か月の経験は私の価値観とか人生をものすごく変えてくれました。
仕事を辞めて、今さらすぎますが、改めて家族のありがたみを知りました。私が仕事を辞めることができたのは兄のおかげでした。今まで、兄に何かを相談したことなんてなかったけど、辛くてどうしようもないときに兄に電話をかけました。そうしたら兄は仕事で疲れているはずなのに、夜中に片道4時間もかけて私のところまで来てくれたのです。あの時、兄に電話をしていなかったら、今自分はこの世にいなかったかもしれない。そう思うと本当に兄には感謝してもしきれないのです。その後両親も駆けつけてくれてたくさん話をきいてくれました。今までも感謝はしていたつもりでした。でも、実家を出るとき、私はもう二度と実家には帰らない、と言う気持ちで家を出たし、新しい土地に引っ越してからほとんど連絡もしませんでした。今までも、自分でできる範囲のことは自分でやって、何かあってもギリギリまで家族には相談しなかったり、家族の前では絶対に泣かないようにしていたり、家族を頼るということがすごく苦手でした。でもいざ頼ってみたら、自分の家族はこんなにも温かくて、優しくて、素敵な家族だったんだと、こんな時に気づいたのです。家族の前であんなに泣いたのは、物心がついてからは初めてだったと思います。この経験をして、本当に家族を大切にしようと改めて思うことができ、自分が幸せ者であるということに気づくこともできました。仕事を辞めてからたくさんたくさん家族と話をしました。お互いに初めて聞く話ばかりで、かけがえのない時間を過ごすことができました。これからは家族のありがたみを理解した上で少しずつ感謝を返していこうと思います。
文章をまとめる力がないのでこんなにも長くなってしまいました…。まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、一旦ここでこの投稿は終わりにしようと思います。
拙い文章をここまで読んでいただきありがとうございます。
次の投稿も読んでいただけたら嬉しいです!
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