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設計検討はデータテーブルが便利

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Excelでこのような表を作ってバネ設計をしている開発者も多いと思いますが、ほしいバネを見つけるのにコイル平均径有効巻き数を変えながら、または計算値列を横にコピーして、複数の計算式を書いてシミュレーションしていませんか。

データテーブルを使えば、もっと効率的にできるようになりますよ。

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例えば、図のように列方向コイル平均径行方向有効巻き数の表を作り、交差したセルに作用長(セル J20)とバネ定数(セル J15)のセルを「=J20 & "-" & J15」のように数式で指定します。

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次に表全体を範囲選択し、[データ]タブWhat-If 分析から「データテーブル」を選択します。
データテーブル行の代入セルコイル平均径(セル $J$8)、列の代入セル有効巻き数(セル $J$9)を指定し[OK]を押します。

これで、25個の検討結果を一度に得ることができましたので、バネ選定の時間もきっと短くなるでしょう。

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