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「謙虚さ」って大切!でも「思い上がり」も大切!
音声で聞きたい方はコチラ。
日本人にとって、謙虚であることは一つの美徳と考えられています。
ただ多くの人が、謙虚の意味を勘違いされていないかな?ということがちょっと気になっています。
謙虚さとは、人前で自分の能力や才能などをひけらかさない、自慢したりしないこと…
ですよね。
ここで大事なことがあります。
自分の能力や才能を自慢しない…
つまり、能力や才能がある!
ということが大前提です。
つまり、謙虚さには、能力や才能を持っている自信という大前提があります。
自信があってなお「いやいや私なんてまだまだ!」と言えるからこそ美徳なのであって、まったく自信のない人が「いやいや私なんて」と言ってしまったら、それはただの自虐です。
心理学的に言いますと、ここに難しさがありまして…
「私なんてまだまだ!」と言葉に発してしまうと、本当に自分にそう思い込ませてしまう…
という効果があったりします。
謙虚さを大事にし過ぎると、本気で自信を失わせる可能性があるということです。
ここで重要なのが、謙虚さとはあくまでも「人前」で自慢しないこと。
そう!人前だけ「私なんてまだまだ!」と言っていればいいんです。
つまり、自分一人の時は「自分イケてる!」とか「才能たっぷり!」とか、思いっきり思い上がってしまえばいい!ということです。
むしろ、そこまでやってやっと、バランスが取れてるんじゃないかなと思います。
謙虚さとは「できないことの自覚」ではなく、むしろ「自信の確認」です。
もし、自分に全く自信を持てないという方は、謙虚さなんか放っておいて、まず自信を持つことが大切です。
日本人って世界的に見ても、自己肯定感が低いと言われています。
その原因が、謙虚さという美徳にある…としたらとても残念です。
「美徳に苦しむ」なんて、もう本末転倒ですよね。
というわけで皆さま…
人前では謙虚で!一人の時は思い上がって!いきましょう。
それでは今日はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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