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【クリエイター/VTuber】さえきやひろのご紹介【初見向け?】


本記事の概要


本記事は、
HAPPY UFO PARTY 2023』に参加される『魔法陣グルグル』ファンで、なおかつ「さえきやひろ」や、そもそも「VTuber」のことをよく知らないかもしれない方に向けて紹介するなら?という意識で書いてみた記事です。

(VTuberのことは知っているけれど、さえきやひろのことはよく知らない(これから知りたい)という方が読んでももちろん大丈夫です!)

本記事の概要は、主に以下のようになります。
・さえきやひろのプロフィール
・活動の内容
・モチーフやパーソナリティ
・さえきやひろにとって『魔法陣グルグル』とはどういう存在か?


▹(そもそも「VTuber」とは)


(VTuberのことを知ってる人はここは読み飛ばしてもOK)

まず大前提となる部分として、「バーチャルYouTuber(VTuber)」について簡単にご説明。

バーチャルYouTuberとは、
主にインターネットで活動する「2D」CGまたは「3D」CGで表現されるキャラクター(「アバター」という見方もある)、それらを用いて動画投稿・生放送を行う投稿者・配信者の総称です。
「バーチャルYouTuber」は「VTuber」とも呼ばれ、現在では、プラットフォームがYouTubeに限定されない場合も多いです。


▸「さえきやひろ」の簡単なプロフィール・経歴


⇩【さえきやひろオフィシャルサイト】⇩

⇩【YouTubeチャンネル「さえきやひろのおへや」】⇩

さえきやひろ」は、
2018年6月17日にデビュー(自己紹介動画の投稿日)したバーチャルYouTuber(VTuber)であり、クリエイター
ものづくりが大好きな小学5年生です。

ものづくりがとっても大好きVtuber!
イラストや3Dモデリング、手描きアニメーションなどなんでも自作で頑張ってます!
新衣装を作ることが何よりだいすき。

宿題の合間にゆるっとたのしく活動をしていくよー!

YouTube「さえきやひろのおへや」チャンネル概要 より

⇩Twitter(X)での初投稿はこちら。

デビュー時は、3Dではなく2Dの姿(Live2D)で活動を開始した「さえきやひろ」。

Live2D
「株式会社Live2D」のアニメーション作成ソフト。
2Dで描かれたイラストの魅力を保ちながら立体的に動かすことが可能な表現技術。

そして、デビュー開始してから数ヶ月さえ経たないうちに自身の手で3D化を果たします。

3DのVTuber」について
2DのVTuberに対して、3Dモデルを利用した表現を行うVTuberも存在します。

最初から3Dのモデルを用意してデビューするVTuberもいれば、2Dの姿から活動を始めて後で3Dの姿を手にするVTuberもいるなど、そのあり様は様々です。
通常、3Dの姿を手にすることで、表現の幅は格段に広がります。自分の3Dモデルを手にすることを、活動の大きな目標として掲げるVTuberも少なくありません。

3Dモデルは、通常、Blender等のソフトを使用して作成されます。
(後述のように、さえきやひろは自身で自分の3Dモデルを作る「セルフ受肉」であり、また「3Dモデラー」として、他VTuberに3Dモデルを提供することもあります。)

なお、さえきやひろはVTuber活動を始めてから3Dモデリングの技術を習得しました。

技術の高さはもちろんのこと、「つくってみたい」という純粋な気持ちで新しい『ものづくり』にも意欲的に取り組んでいく姿勢がうかがえます。


自身の衣装・モデルの制作だけでなく、
他のVTuberや企業等からの依頼も受け、日々制作に勤しむさえきやひろ。

さえきやひろのクリエイターとしての「お仕事」は、彼女自身が小学生であることから「宿題」と呼ばれます。

つまり、「宿題をがんばる」=「受けたご依頼のお仕事を頑張る」というわけです。

日々の宿題をがんばる中で、たまに配信を行ったりしてみんなを楽しませてくれています。

【直近の活動】

2023年8月のバースデーでは、3Dライブを実施(同ライブにて、COGMEL先生とのオリジナル楽曲『ムーンクチュール』を初披露)。


2023年10月13~15日には、同じクリエイター系VTuber仲間とのユニット「私立セルジュニ美術学園(セル美)」による、リアル展示会イベント:「セルジュニ美術学園 セルフ展示会 ~私たちが作品です~」(通称「セルセル展」)を開催しました。


そして、2023年12月9日には「魔法陣グルグルファンの祭典」イベント『HAPPY UFO PARTY 2023』へのゲスト出演が決定しています。


▸クリエイターとしての活躍(イラストレーター・3Dモデラー)


前述の通り、さえきやひろは、受けたご依頼を自身の宿題として日々取り組んでいます。

近年では、大手VTuber事務所『ホロライブプロダクション』所属のVTuberから衣装デザインなどの依頼を受けることも多いようです。


(※「VTuber界隈のことは知ってる」という方はここは読み飛ばしてもOK)
「VTuberの『ママ』について」
VTuber界隈の文化の一つ(?)として、「ママ」の概念があります。
その名の通り「生みの親」を意味する単語ですが、VTuber界隈では、そのVTuberのキャラクターデザインや3Dモデルの制作を行った人物のことを指す場合があります。

「ママ」は、単にデザイン・モデルの制作者として言及する際に用いられたりもしますが、VTuberや(そのVTuberの)ファンから、特別な存在として扱われることも少なくないです。
さえきやひろの場合は、後述のぽこピーや名取さなのファンからは「やひろママ」と呼ばれ慕われることが多いです。

さえきやひろが3Dモデルの制作を担当したVTuberの代表例としては、同じ個人勢として活躍する有名VTuberの「ぽこピー」や「名取さな」がいます。

「ぽこピー(「甲賀流忍者ぽんぽこ」&「ピーナッツくん」のコンビ)」

「名取さな」

イラスト・衣装デザイン等担当実績 / 3Dモデル制作実績
(オフィシャルサイト各リンク)


さえきやひろは、自身がVTuberとしてのコンテンツであると同時に、他の活動者のサポートもしているわけです。
それは、その人を輝かせるためのお手伝いです。

サポートを受ける側にとって、自身のモデルやデザインは、非常に重要な事柄であると言えます。

一方で、さえきやひろが仕立てた衣装を着て喜ぶ人々、心を込めてつくったモデルが元気に活躍する姿、それらはきっと彼女を照らす特別なものでもあるのでしょう。


▸さえきやひろと「ものづくり」(イラスト・モデリング以外も?)


イラストレーターまたは3Dモデラーとして名立たる評価のさえきやひろですが、彼女の「ものづくり」はそれだけではありません。

イラスト・モデリングに留まらず、ものづくり全般が好きなようで手芸工作などにも取り組んでいます。
今年(2023年)に開催されたリアル展示会イベント「セルセル展」では、羊毛フェルト作品や、制服バーチャル衣装を裁縫によってリアルに披露してくれました。

羊毛フェルト・裁縫(「セルセル展」)

⇩元のバーチャルでの制服衣装⇩


また、さえきやひろの活動の指針として「みんなにもものづくりの楽しさを知って欲しい」という部分もあるように思われます。

さえきやひろの1stオリジナル楽曲『たのしいきもち』では、みんなを勇気づける、応援するきもちがストレートに見て取れます。


活動5年目の折にも、「自分の活動を通して、ものづくりを楽しそうだなと思って欲しい」ということを改めて話しています(t=7:16~)。

自他ともに対して、ナチュラルボーンに「ものづくり」を愛し尊んでいるのが普段の言動・振る舞いからよく分かります。


▸主な配信ジャンル


さえきやひろはVTuberということで、もちろんYouTube上で配信活動を行っています。

VTuberの活動形態としては、大きく二つに分類されます。
現在の主流である、配信をメインに活動を行う「生配信勢」。
全体の数としては少なめな動画投稿を主体とする「動画勢」。
先に挙げた例では、「名取さな」(さなちゃんねる)は生配信勢、「ぽこピー」(ぽんぽこちゃんねる)は動画勢に当たります。

さえきやひろは前者の「生配信勢」です。

行う配信のジャンルとしては、
専門的な内容に特化したコンテンツというほどではないものの、「ものづくり」の要素が絡んだものがやや多めです。
他には雑談や歌枠、たまにゲーム実況を行うこともあります。

過去には、超豪華メンバーコラボの企画に参加したこともあったり…。


▸モチーフやパーソナルな部分の話を少し


さえきやひろは、頭にほねっこを乗せた「ほねっこ小学生」であり、ずっと11歳の「小学5年生」です。

(⇩デフォルト的な衣装の「紺色のワンピース」)


また初見では分かりにくいかもしれませんが、「死者の日」がさえきやひろを象徴するモチーフの一つであり、緑の髪に加えて「マリーゴールド」のオレンジが彼女のイメージカラーの一つです。


これは深掘りしていくとかなりコア向けな話にはなるのですが、

「彼女が小学生であること、モチーフがほねであること」
にはそれぞれ意味があり、そして想いが込められています。
ここでその全てを詳しく解説していくと、話が難しくなったりややこしい部分(ある意味メタ的な部分とも言えますが…)も含まれたりするので今回はほどほどに。

今回は一つ、彼女の生い立ちについて配信上で少し語られたシーンを紹介しておきます。

『ピ ピカソ』の手描きMV(全て自作)の解説配信でのシーン。
(MV本編はこちら。⇩【歌ってみた】ピ ピカソ【手書きPV】⇩)


(⇩「【よくわかる】ピピカソ映像解説【がんばった】」⇩(t=1:04:33~))

いろいろ生きづらさもあったりはするけれど、今は「ほねっこ小学生」として元気に活動をしている。
そんな彼女の在り方は、見ていて応援したくなります。そして、同時にこちらも元気づけられるのです。


▸派生概念キャラクター?


(これもややコア向けな内容になりますが、)
さえきやひろには派生概念キャラクターとして「男の子形態」、「どうぶつ形態」などが存在します。

やひろくん」「やひろ犬」。
どちらも、ちょっとしたキッカケから生まれた概念がファンに親しまれ定着していったものです。

このようにクリエイター的な部分以外でも、なんだか愉快なことをしていたりします。
(と言っても、その各形態のデザイン・モデルを制作するのはさえきやひろ自身であり、やはり根本的な部分でクリエイティブともいえます。)


▸趣味嗜好は?


これまでの内容からも明らかなように、
「ものづくり」がさえきやひろの活動の中心にあります。

では、他の趣味嗜好などはどうでしょうか。いくつか紹介してみます。

■「チョロギ」が好物であることが一部で有名です。
 なかなか渋い小学生。


■「犬好き」であることがよく分かります。
 (というか、自分で犬になってましたが。)


■これも度々言及されていますが、ゲームでは「着せ替え要素」が重要なようです。
 これは「ものづくり」要素とも関連を感じます。


■漫画が好きでたくさん読んでいることもよく知られています。

そして、
漫画作品の不動の一位として、彼女が挙げているのが──


★さえきやひろと『魔法陣グルグル』


(ここは特に『魔法陣グルグル』ファンであり、さえきやひろをよく知らない方向けの項になります。)

さえきやひろがデビュー初期から現在まで話題に挙げていて、一番大好きな作品、自身のバイブルとして語る作品こそが『魔法陣グルグル』です。

さえきやひろにとって『魔法陣グルグル』という作品がどういう存在なのか、作品との出逢いからCOGMEL先生との楽曲『ムーンクチュール』に至るまでのことは、上記の弊切り抜き動画を観て頂ければおおよそ把握できるかと思います。

なので、今回は動画では触れていないシーンについて紹介します。

2021年6月、さえきやひろの3周年記念ライブでのシーン(t=48:48~)。

同ライブでは、『FAKETYPE.』との自身の2ndオリジナル楽曲『ほねっこぱれーど』を初披露。
(実は『FAKETYPE.』とも浅からぬ縁がある彼女なのですが、それはまた別のお話…。)

オリジナル楽曲のお披露目が終わり、残すは最後の演目。
その前に、これまで応援してくれてきた人たちに向けて「3年分の感謝の言葉」を伝えるさえきやひろ。

「【#さえきやひろ3周年】スペシャルライブ!【3D】」より

そして最後に届けた歌が、テレビアニメ『魔法陣グルグル』のエンディングテーマである『Wind Climbing ~風にあそばれて~』。

ここはおそらく、多くのファンがとても印象に残っているシーンではないかと思います(私も定期的に見返してしまいます)。

彼女は「この3周年ライブで一区切りである」と、活動を始めてからの心境の変化や心機一転の旨を後で語ってもいます。
最後を、自身の原点ともいえる『魔法陣グルグル』の楽曲で飾らせたことには想いを馳せずにはいられません。

また、2023年バースデーライブにて『ムーンクチュール』お披露目の際にも、改めて同じ様に感謝の言葉を重ねています。

【3Dライブ】まほうのお誕生日ライブ!【初披露&新衣装】/さえきやひろandゲスト名取さなちゃん #やひろハピバ」(t=36:59~)より

「大切な想いと言葉」を預けて、届ける「歌」

「大切な歌」を前に、改めて紡ぐ「言葉と想い」

どちらのシーンからも、『魔法陣グルグル』という作品の存在が、彼女のこれまでとこれからにおいて重要な位置づけにあることが強く感じ取れます。


⇩ついでに、こちらではカラオケで元気に『晴れてハレルヤ』を歌う様子をご紹介。

さらにちなみに、動画ではあまり取り上げていなかったのですが、
衛藤ヒロユキ先生の『がじぇっと』も好きな作品としてよく挙げられています。


◆ファンから見て「どんな人?」


最後に蛇足気味ですが、一ファンから見て「さえきやひろはどんな人か?」について少し語って本記事を締めようと思います。
(あくまで一人のファンとしてであり、ファンを代表するような意見ではないです。悪しからず…。)


まず第一に、「ものづくりが本当に純粋に好き」という印象がやはり強いです。
私自身はどちらかというと「ものづくり」に励むタイプではないです。それでも彼女の作品と、そのものづくりへの想いには、どうしたって心を動かされてしまうものがあります。

正直、ファンでもよく分からないところが多い気はするのですが、逆にそれが興味をかきたてるような面もあると思います。何だかいろんな意味で不思議な人だと思うことが多く、それが自分にはないものだからこそ、価値あるものとして私は感じます。

好きなコンテンツや追っているコンテンツは数あれど、自分の中で「応援したい」という気持ちが最も強い対象であると言ってもいいかもしれません。

とりあえず、本記事はこんなところで引き上げたいと思います。
ご高覧いただきありがとうございました。
(HAPPY UFO PARTY 2023が、皆さんにとって良きイベントになることを心より願っています。)

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もっと詳しい話・データなどは、下記の「さえきやひろ非公式Wiki」((私も運営として携わっています))を良ければご参照くださいませ。

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