「チェンジ ? 」石破元幹事長に問う
8月12日(月)から14日(水)まで、外交・安全保障政策の経験豊かな
超党派議員団として、石破元幹事長は台湾を訪れました。
BSフジプライムニュース
なぜ今、台湾訪問なのですか?
石破元幹事長
①「今日のウクライナは、明日の東アジア」と言う人がいますが、
「(ウクライナ侵攻では)なぜ、抑止力がロシアに対して働かなかったのか」と言う議論が抜け落ちています。
･･･抑止力とはどういうものなのか? など、台湾のトップらと議論を
重ねてきました。
②"「台湾有事」は「日本有事」" に対する日本の現実論とは?
･･･「台湾有事」は「日本有事」と言うからには、
ミサイルが日本に飛んでくる事態をどうやって乗り越えるのか?
その備えをしていかないといけません。
③「自然災害」や「人口減少」などの問題にどのように対応されているのか? 台湾のトップらの話を伺ってきました。
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(ジャーナリスト矢板明夫氏)
①次期首相候補の石破元幹事長の訪問を台湾側は歓迎していました。
②他方、石破さんが慎重な姿勢を崩さないことに対して台湾紙は、
石破氏、「台湾有事、明言せず」と報じました。
BSフジプライムニュース
「台湾有事」、なぜ明言しないのですか?
石破元幹事長
二元論は極めて遺憾ですがね。
「親中・媚中」、「親台」みたいにね。
そういう事って、外交や安全保障にとっていいことなんですかねぇ?
私はそう思わないのでね。
「台湾」に対してきちんとした知識を持つ、
「中国」に対してきちんとした知識を持つ。
(大事なことは)そのうえで、
日本の体制をどう整えるか?
という事なんです。
(日本の国益のためなら、私はなんだってしますがねぇ。)
BSフジプライムニュース
「トマホークがあれば大丈夫だ～」(=目指すべき安全保障とは)
石破元幹事長
日本の防衛費は足りません。ですから増額していかねばなりません。
そうした岸田総理の判断を支持します。
金額も大事ですが、中身も大事です。･･･
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日本の敵基地攻撃能力について(=石破元幹事長)
100発の迎撃ミサイルに対して、200発の飽和攻撃をされたとします。
全部迎撃できたとしても、残りの100発は降ってくるわけ･･･。
敵基地を攻撃する、自衛権の範囲で反撃する。
それがないと、
『降ってきたものは、しょうがない』というのでは、
国家として無責任ですよね。
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「トマホークがあれば大丈夫だ～」(=石破元幹事長)
バグダッド攻撃で、トマホークミサイルにはどのような戦果があったのか?
日本の抑止力を高めるのに足りない能力があれば、それは何なのか?
そういう議論をすることが、真っ当な防衛議論というものでは
ないでしょうかね。
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