4万4000年前のオオカミを検死(=ロシア) とし 2024年6月25日 21:18 ロシア北東連邦大学の研究者チームが、およそ4万4000年前に生息していたと推測されるオオカミの検死を行いました。2024年6月25日sputniknews胃や腸の中の残留物はチームは、後期更新世に生息していた成人のオオカミで、これほど保存状態がよく完全な形で見つかった例は今までにないと話しています。研究者らは、ミイラから推察できるオオカミは活発で大型だったと推測しています。採取したサンプルなどの調査でオオカミが何を食べ、どんな動物を獲物にしていたかがこれから明らかにされます。2024年6月25日sputniknews古代の微生物は研究者らは調査結果から、古代の哺乳動物やその体内にいた微生物叢びせいぶつそうがどんな機能を果たし、個体の組織をどれくらい損ねていたか、その実像に迫ることができる他、医療やバイオケミカルに利用が可能な微生物が見つかるのではないかと期待しています。2024年6月25日sputniknews日本の古代オオカミ関東(栃木県)には化石などから、ニホンオオカミとは別に2万年以上前に大型の更新世こうしんせいオオカミが生息していたことがわかっています。更新世こうしんせいオオカミは、約10万年前にアラスカで誕生し、約5万7千年前に北海道に、約5~4万年前に津軽海峡に形成された氷橋を渡って本州に侵入したと考えられています。関東の古代オオカミ原ニホンオオカミの来歴ハイイロオオカミは約4万7千年前に北シベリアで誕生し、南シベリアの更新世こうしんせいオオカミと交雑しながら、約3万7千年前に北方ルートで北海道、本州に侵入しました。関東(神奈川県)のニホンオオカミは、ハイイロオオカミの子孫です。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #オオカミ #旧石器時代 #ニホンオオカミ #中期旧石器時代 #ハイイロオオカミ #更新世オオカミ