陽真です。
今回は德永英明さんの「最後の言い訳」を歌いました。
この曲を初めて聴いたとき、
実家で飼っている猫ちゃんを想い浮かべました。
私にとってこの曲は、私と猫ちゃんとのストーリーになりました。
猫ちゃんは私が小学1年生のときに我が家に来てくれました。
茶色い毛並みで目がくりっとして可愛くて、よくコロコロしていたので"ころんちゃん"と名付けました。
ころんちゃんは、いつも私のそばに居てくれました。
どんな時も味方で居てくれる、お母さんのような存在です。
きっと、ころんちゃんも私を我が子のように想ってくれているんじゃないのかなと思います。
私が高校入学と同時に上京して本格的に音楽活動を始めてからも、
毎週金曜日には必ず家族と一緒に私の歌を聴いてくれています。
私が広島の実家に帰った時には一番に玄関まで迎えに来てくれて、
言葉は交わせなくても表情で"おかえり"と言ってくれているように感じます。
実家に居る間もずっと側に居てくれて、寝るときは昔から変わらず私の頭の近くで一緒に寝ていました。
言葉は通じないとしても、心は繋がれる。
そう思わせてくれたのも、気づかせてくれたのもころんちゃんのお陰です。
音楽を通して、声や表情や心であなたと繋がれる。
私はそう信じています。
少し長くなってしまいましたが、ころんちゃんはずっと私の心の中で生きています。
きっとこれからいろんな出会いと別れを経験していくと思います。
どんなに辛くても苦しくても、絶対大丈夫。
そう教えてくれたころんちゃんにとても感謝しています。
ありがとう。
あなたにとっての大切な人、大好きな人を想いながら聴いていただけたら嬉しいです。