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伊東地方創生相、ウポポイ訪問
アイヌ施策を担当する伊東地方創生担当大臣は、就任後初めて胆振の白老町にあるアイヌ文化の発信拠点を訪れ、関連する施策を着実に進めるため実施状況を丁寧に検証していく考えを示しました。
北海道 NEWS WEB
アイヌとヘイト~文化振興の陰で~
漫画「ゴールデンカムイ」の大ヒットや、民族象徴共生空間ウポポイの開業。近年、アイヌ文化への興味関心が非常に高まっています。
HBCニュース 北海道放送
日本の分子人類学者と反日プロパガンダ(=アイヌの研究史)
斎藤成也氏と篠田謙一氏という日本の分子人類学者たちは、初期人類が朝鮮半島を経由して日本に渡来した(反日プロパガンダ?)と説明しています。
しかし、沖縄からは実に多くの旧石器人骨が出ています。
ですから、当然その考古学的な考え方をすれば、
『沖縄を通って人々が日本にやって来た』という、
このルートは必須なわけなんです。
分子人類学から読み解く日本人のルーツとは?
(長浜浩明)三橋TV
またアイヌに関しては、
北海道縄文人を基層集団とし、オホーツク人との混血によって近世アイヌ集団が形成されたと説明しています。(多地域進化説?)
「多地域進化説」の否定(=アイヌの研究史)
1980年代後半からは、人類学でDNA研究が活発に行われるようになり、『多地域進化説』は否定されました。
また世界では、現代人の直接の祖先であるホモ・サピエンスがアフリカから世界中に拡散したと考えられるようになりました。しかし日本でこうした研究が受け入れられるようになったのは、2000年以降のことです。
(樺太アイヌや沖縄の現代人は例外とされてきました。)
「初期人類が半島から来た」というウソ
『核DNA解析でたどる 日本人の源流』について
長浜浩明氏
「(斎藤成也氏の本の中で、)
問題なのは、ここに沖縄があるわけですね 。
沖縄からは実に多くの旧石器人骨が出ています。
日本最大級ですね。
ですから、当然その考古学的な考え方をすれば、
『沖縄を通って人々が日本にやって来た』という、
このルートは必須なわけなんです。
それが欠落してしまっていると言っていいと思います。」
分子人類学から読み解く日本人のルーツとは?
(長浜浩明)三橋TV
ネトウヨによるヘイトスピーチ?
インターネット上ではアイヌに対する差別的な言葉が毎日のように投稿されています。
かつて直接的なものだった差別は、いまも形を変えてアイヌの人たちを苦しめています。
HBCニュース 北海道放送
樺太アイヌはプロト縄文人の残存集団
科学作家のジョナサン・キングドン氏は、
樺太アイヌはプロト縄文人の残存集団だと主張しています。
前回の氷河期に、樺太アイヌの祖先はアムール川の支流である松花江流域で、閉じ込められてしまったということです。
(その後、アムール川~北海道で狩猟採集生活を営んでいたと推測されます。)
アイヌの頭骨のプロポーションは長頭型で、顔は短く、鼻は広く、体毛は縮れて茶褐色です。低身長で、南西諸島の日本人によく似ています。
縮れた体毛の起源の場所はおそらくマレー半島です。北部日本及び、南部日本に最初の植民がおこなわれた後に発達した特徴だと思われます。
埴原和郎博士は、日本人の主流は約二千三百年前に縄文人と大陸の弥生人ジョナサン・キングドン氏とが混血して生まれた、と説明しています。
日本人は農耕民族として生まれ変わり、黄海沿岸から半島にかけての先住性を主張していないのですから、北海道における先住性だけを主張するのは、
ダブルスタンダードかもしれませんね。
旧石器時代のプロト縄文人
科学作家のジョナサン・キングドン氏は、
旧石器時代、大陸の沿岸部に分布していた弥生人、樺太アイヌ、エスキモーの祖先の一部は、沖縄の旧石器人(プロト縄文人)と共通の祖先から派生したかもしれない(ワイデンライヒ説)、と説明しています。
(旧石器時代の上洞人の骨の化石が証拠です。)
北海道の祖先(旧石器人、プロト縄文人、プロト・アイヌ)の一部も、沖縄の旧石器人(プロト縄文人)と共通の祖先から派生したかもしれません。