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しれっと「米露関係は極めて重要」発言
露米電話首脳後、トランプ大統領はウクライナが2014年の領土を回復するとは考えにくいと発言したことを受け、その領土保全について林官房長官は13日の定例会見で問われましたが、直接の回答は避けました。
スプートニク
日本の官房長官、ロシアに対する発言を突然変更
林官房長官は
「米露両国の関係は極めて重要でありまして、その動向を注視してまいります」とし、露米の交渉を歓迎する姿勢を示しました。
ウクライナのゼレンスキー氏を交渉に参加させる必要性などについて特に言及はありませんでした。
スプートニク
岸田元首相をはじめ、前政権のメンバーが『モスクワとの関係の難しさ』について語る際は、「ロシアのウクライナ攻撃のため」という言葉で始まりました。
RIAノーボスチ通信
ウクライナ紛争の敗者はEU
RIAノーボスチ 通信は、
トランプ大統領が「ついにゼレンスキー大統領を本当に傷つけた」と報じ、同米大統領は本質的に「キエフやブリュッセルの意見をあまり気にしていない」というシグナルを送ったと主張しました。
ロシアの新聞「コメルサント」は、
電話会談の主なポイントは、今後の協議は「ウクライナ紛争についてだけでなく、その根本原因の除去についても」行われるということだと強調しました。
「基本的に、これは新たな『ヤルタ会談』であり、ロシアは少なくとも過去10年間、これを主張してきた」と記事は述べました。
RT
対トランプ2.0・ネガティブキャンペーン(=NHKはUSAIDとともに)
別府正一郎キャスターの解説です。
ウクライナの戦争をめぐり、トランプ大統領とプーチン大統領が電話で会談し、交渉が始まると発表されたことの衝撃が広がっています。・・・
しかし、このアプローチは、大きな問題点をはらんでいると指摘されています。
(「キャッチ!世界のトップニュース」で2025年2月14日に放送した内容です)
NHK
交渉の進め方としても問題だという声も広がっています。
今回、トランプ氏もヘグセス長官も、最も重要な交渉ポイントになると見られる、「ウクライナの国土の奪還」と「安全の保証としてのNATO加盟」について、早々に、いずれも難しいという立ち位置を示してしまいました。
本来ならば、ロシアが最も嫌がるであろうこの2つのポイントについては、ぎりぎりまで妥協せずにカードに使うと見られていたのに、早くも手の内を見せたようなもので、ドイツのピストリウス国防相は、「交渉が始まってもいないのに、トランプ政権は譲歩してしまった」と嘆きました。
(別府正一郎キャスターの解説)
NHK
NATOの国防相会合に参加したドイツのピストリウス国防相は13日、報道陣に、「残念なことだが、トランプ政権はプーチンに交渉が始まる前に譲歩してしまった」と述べ、
トランプ政権がウクライナのNATOへの加盟や領土の回復に否定的な姿勢を示していることを批判しました。
NHK