2022年の「やってよかった」
この記事はMIMIGURI Advent Calendar 2022の13日目(12月13日)の記事です。
これまでの記事はこちらのページのカレンダー下にリンクがまとまっています。
株式会社MIMIGURIのメンバーが、さまざまなテーマから日替わりで記事をお送りしてます。
はじめましての自己紹介
こんにちは!株式会社MIMIGURIの渡邉と申します。みんなからはnabeさん (ちゃん)と呼ばれています。
MIMIGURIではファシリテーション組織の責任者として「ファシリテーションを社会資源に」を信念に日々活動をしています。
私たちがどのような組織なのか?についてはCo-CEOミナベの記事に詳しいのでご参照ください。
年末といえば毎年に楽しみに読んでいるのが、fashionsnap.comさんの「ベストバイ-今年買ってよかったもの」シリーズです。今年も栗野さんのセレクトの奥深さに痺れました。
MIMIGURI Advent Calendarもちょうど折返し地点、ちょっとこのあたりで箸休めコンテンツを…!ということで、2022年の「買ってよかった」ならぬ「やってよかった」を紹介しようと思います。
その①育児休業
2022年2月に第一子が無事に誕生し、4月までの3ヶ月間育児休業を取得しました。当初は3ヶ月もあればさぞゆっくりと家族の時間を過ごし、あわよくば積み上げていた本を読めちゃうんじゃないかと考えていましたが、初めての出来事ばかりの日々を過ごしていると、一日があっという間に終わり気づいたら育児休業も終わっていました。
それでも、改めてパートナーと自分たちの関係について毎日対話したり、新しいメンバーが増えた家族の未来について計画を立てたりと、育児休業というまとまった時間があったからこそ実現できたことがたくさんありました。
また、育児についての役割が偏らなかったことも「よかったこと」の一つです。子どもが生まれてから僕もパートナーと一緒に試行錯誤してきたため、一通りの育児が学習することができました。(コロナで家族が代わる代わるダウンしたときは、本当にワンオペできる自分たちに感謝しました。)
取得を後押ししてくれたMIMIGURIのみんなにも改めて大感謝です。
社内には育児の先輩や赤ちゃん研究者、学習の専門家までおり#c-kosodateというSlackのチャンネルでおすすめ知育玩具のレコメンドやシェアが飛び交っていたり、夜泣きの相談なども親身に受けてくれます。心強い限り…!
ちなみにMIMIGURIでは「MIMIGURI LIVES」というメンバーやメンバーの家族のライフイベントに関連する制度と福利厚生制度があり、産休・育休をはじめとする一般的な制度の他にも働きやすさを支える制度があります。下記はその一部です。
リリーフ休暇(メンバーや家族、ペットの病気や怪我、生理に伴う体調不良により取得できる有給以外の特別休暇)
育児サポート(ベビーシッター育児支援割引など)
ライフプランニング支援(ライフプランやマネープラン相談)
ヘルスケア講座やメンタルケアサポート(専門家による指導やカウンセリング)
LGBTQ+(パートナーシップ制度、ファミリーシップ制度など)
その②福岡移住
本当は2021年に移住しているのですが、これも本当にやってよかったこと。
ご飯が美味しい…!物価が安い…!空港が近い…!コンパクトシティ…!と魅力が満載であることから福岡へ訪れた人は居付いて戻らなくなるいわゆる「福岡ブラックホール」に僕も絡め取られました。(本当は多少家族の都合などもあります…と弁明を入れておきます)
念の為、主観だけではないよということをお伝えするために福岡市が「福岡がNo.1」を獲得している領域などの統計情報を集めたサイト👇
福岡市の再開発が進み、近年地価上昇が続いているので移住をするならはやいほうがいいですね!
MIMIGURIは全国(とオランダ)にメンバーが住んでおり、リモートワークがメインの組織です。福岡も現在5名のメンバーがおり週イチくらいで集まっており、リモートワークに最適化されていますが、フィジカルなコミュニケーションも大切にしています。
その③コワーキングスペース
先程紹介したとおり福岡メンバーが5名います。そうなると、福岡支社つくろう…!と思い立つわけですが、メンバー話してみたところ「毎日出社しないよね」という景色が一致しました。確かに、毎日は行かない…笑
でも、同じ地方にいるのに会わないのも寂しいよね…ということで、トライアル的にコワーキングスペースに登録して緩く同じ空間で仕事する日をつくることにしました。
まだ初めて数ヶ月ですが、早速よさを体感しています。
福岡メンバーは普段は異なるチームに所属しており、かつ、職能も全員異なるため実はあまりタッチポイントがありません。なのでコワーキングで同じ空間でそれぞれ仕事をしているといつもと異なる情報が入ってきて、同じ組織の仲間なのに新鮮に感じますし、それを切り口に雑談することで何気ない学びが得られたりします。チームが異なるが故に、気軽に第三者視点がほしい相談ができるのもGoodです。
引き続き、オンラインでのリモートワークがメインですが、オフラインのコワーキングも活用し両方をハックして行きたいと思います。
ちなみに、お世話になっているのはDAIFUKU MIDORI.soです。
MIDORI.soは東京を中心に複数展開していますが、どの場もカルチャーが育まれており、コミュニティ・オーガナイザーさんが人を繋げてくださるので出会いも豊かで楽しいです。
その④丁寧なふりかえり
2022年は仕事でもプライベートでも大きな変化が数多あり、目まぐるしく変わる日々をバタバタと駆け抜けてきました。
支えてくれた仲間たちと家族には本当に本当に感謝しています。
変化があるときこそふりかえりが大事だとは分かりながらも、なかなかゆっくりしっかり向き合うことができなかったのですが、半ば衝動的に「今やらねばだめな気がする…」と10月の連休に丁寧なふりかえりをしました。
やったことはシンプルで、下記の4STEPを行いました。1はダダッと感情センサーに任せ、2以降はゆっくり・深く・丁寧に取り組むことが大切だと思っています。
「モヤッ」と感じていることを箇条書きで書き出す
それぞれについて、何が起きている(た)のかをなるべく事実ベースで詳細に書き出す
改めて自分自身が当事者として何を望み、何をすべき(だった)かを書き出す
今後どうするかをまとめる
更にこの後が重要で、仲間やメンターに見てもらい意見や感想をフィードバックをしてもらいました。
今後のパフォーマンスを高めるために過去に眼差しを向けたフィードバックだけでなく、僕自身のポテンシャルを引き出すための未来を眼差したフィードフォワードをもらい、モヤッとしていた霧が晴れた機会でした。
フィードフォワードは👇に詳しいです。
とは言え、一度やったらすっとスッキリ晴れやかが続くものでもなく、引き続き葛藤の日々ですが、定期的に丁寧なふりかえりをする習慣を身に着けるべく実践を続けています。
ふりかえりについては👇のイベントがおすすめです。
その⑤非連続な未来への実験
タイトルが大げさですが、とある実験的な取り組みに参加しています。
具体的なことはまだ書けないのですが、ある場所にリトリート施設を建て、「Co-op」として出資・運営管理・利用しつつ、「Commons」としてその地に開かれた場をつくり上げていく予定です。
これは僕の友人がオーナーとなってはじめた活動ですが、ある種のポスト資本主義的なムーブのひとつと考えており、その意味において非連続な未来への実験と言えると思います。
a-scopeの武井浩三さんの会で話されていることが概念として近いです。
施設には宿泊場所はもちろん、ワークショップスペースやコーヒーロースター、サウナも建設予定とのことでいまから楽しみです…!情報がオープンにできるようになったら詳細をシェアさせていただきたいなと思います。
最後に…
ここまでお読みいただき、ありがとうございました…!
2023年はより「自然にいられる」ことをやっていきたいと思っています。
明日の担当はクリエイティブ組織の吉田さんです。
吉田さんも葛藤のひとですが、そこから創造される彼のクリエイテビティがぼくは大好きです。
ぜひお楽しみに…!
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