渡航日にエアカナダがストライキするかもしれなかった話
こんにちは、凪紗です。
はじめてのnoteでも書きましたが、今わたしはカナダ・トロントにワーホリに来ています。
今回は、飛行機の話を書こうと思います。カナダに来る時の飛行機の話。
ストライキの話
カナダに来るとき、わたしはエアカナダを利用しました。
関西空港からトロントピアソン空港まで直行便で13時間。
預入可能な最大サイズのスーツケース2個を抱えて乗り継ぎをするのはちょっとつらいなあ。ロストバゲージはしたくないなあ。エアカナダは大きい会社って聞いているし、安心だよね。
という理由で決定。
機内食、預入荷物1個付きで10万円ちょっと。
7月末の購入だったこともあり、思ってたより安かった!ラッキー!
完璧!
と思っていたのに、8月半ば、驚きのニュースが入ってきました。
「エアカナダ、ストライキの可能性。9月中旬からか。」
え?ストライキって何?しかも9月中旬??どういうこと?????
わたしの渡航予定日は日本時間で9月17日。
ネットの記事には、9月15日には段階的に停止し始め、18日には完全停止の可能性との内容が書かれていました。
理由はパイロットの労働環境。給料や勤務時間の改善を求めるもの。
え、エアカナダってカナダでもすごく大きい会社だって聞いたから予約したんだけど。
え、しかも日程もドンピシャ。もしかして行けない?
まさかね。いやでも、さすがに心配になって、公式の利用規約をチェックしました。お金、もしかして返ってこない?
めちゃくちゃ不安でした。お金戻ってこないのは正直困る。学校始まる日は決まっていたから、そんなに長く待てないし。
でもまだ正式な連絡は来ていないから、もう少し待とうかな…
と思いながら定期的に「エアカナダ ストライキ」「AirCanada strike」「エアカナダ ストライキ 対応」と何度も検索しながら毎日を過ごしました。
9月になり、振替便の案内が来ました。
手数料はかからずに、9月上旬か下旬の便に振替ができるというもの。
お金の心配はなくなり、一安心。
早めに手続きした方がいいのかな?と思ったけど、いやでも行けるかもしれないのにもったいない気がすると感じたので、直感を信じて手続きはせず、ただただ待ちました。
9月14日の時点で連絡が来なかった時には、もう本当に行けないかもと思ったけれど。
9月15日、ついに合意したとのメールが届きました。
ストライキ回避!!!!!!
ありがとう、組合。ありがとう、エアカナダ。
機内・サービスの話
なんとか無事出発できましたが、飛行機13時間はすごーーーーーーーーーーーーーく長かったです。
わたしはほとんどの時間を寝て過ごし、たまにiPadに入れてきたゲームをしたり、映画を見たりしました。
ネックピローはあまり得意じゃなかったので、備え付けの枕とブランケットを利用。どこでも寝れるわたしですが、首はちょっと痛かった。
着圧ソックスをしていたおかげか、足はあまり痛くならずに済みました。
席はそんなに広くはなかったけど、狭いわけではなかったです。
長時間フライトだったので通路側を選択。外の景色は見れなかったですが、トイレにも自由に行けたし、広く感じてよかったです!
エアカナダ、機内食がすごく美味しかった!
2食食べられたのだけど、どちらも二種類ずつ用意されていました。もうひとつの機内食も食べられたらいいのに。
サービスで、常に写真にあるような小さなペットボトルのお水を配ってくれました。もちろん食事には別でドリンクサービスもありました。
乾燥嫌いですぐ喉が渇くわたしにとっては、特にありがたかったです。たぶん5本以上飲んだと思います。
地球のどこにいるのかを見れるモニター画面がお気に入りで、ずっと眺めていました。(わかってくれる人がいたら嬉しい)
ついにここまできたんだなと、じわじわと実感していました。
おわりに
おそらくまたエアカナダに乗ると思います!無事に到着できたし、ご飯が美味しかったから!
でも、ストライキだけは本当にやめてほしい。心臓に悪すぎました。
日本ではめったに起きないことだからこそ、出国前から海外を感じた出来事でした。迷惑をかけないようにという日本の精神は素晴らしい。
運航してくれてありがとう!エアカナダ!