見出し画像

『言えない秘密』に魅了された。【前編】


サムネ(?)うるさくてすみません。
現在公開中の映画『言えない秘密』についての布教noteです。

2007年に台湾にて公開された映画をリメイクした作品で、京本大我さん演じるイギリス留学帰りの音大生・樋口湊と古川琴音さん演じる「秘密」を抱えた謎の少女・内藤雪乃のラブストーリーが美しいピアノの音色と共に描かれているのですが、

この作品、なんであまり世間で話題になっていないのかがわからないくらい、本当に非常にとてもマジで(過剰形容詞)、「ベストof良質映画」なので、観てください。『鬼滅の刃 無限列車編』が個人的号泣ムネアツ映画ランキング第一位の座に3年ほど居座っていたのですが、今回、見事にその座を『言えない秘密』が急速にかっさらっていきました。ちなみに複数回同じ映画を見たのも鬼滅以来でした。とにかく、いますぐ映画館に、GO!です。(そろそろ上映終了の空気が出てきているのでお早めに、、!)

とは言っても、そんな簡単には映画館まで足を運ぶことはしようとも思わないと思う(というか私がそう)ので、今回は【前編】と題しまして『言えない秘密』の個人的魅力(ネタバレはできるだけしない)を挙げていこうかな、と思います。【後編】はひとまず全国公開が終了したくらいに「秘密」には触れない微ネタバレ有りの感想文を書いていこうかな~なんて思っています。今回は話のネタバレはないです。雰囲気ネタバレはあるかもだけど内容を深く掘り下げはしません!!
それではれっつご!

1. 音楽学校、めっちゃ綺麗。

バカの感想だと思われるかもしれませんが、お付き合いください。舞台の中心が音楽大学だからかなり頻繁に映るんだけど、外観がめっちゃ綺麗だな~って脳直で思いました。特に旧校舎。旧校舎の入り口は門扉になっていて校舎の近くに少しさびれた屋根付きのベンチがあったり、外観も内装も古き良き雰囲気が漂っているんですよ。教室のドアのガラス張りのデザインがすっごいオシャレだし、中に入るとひときわ目立つどセンターにグランドピアノ、ティンパニーや床に置いたままのケースに入った管楽器、壁に飾られた有名作曲家の肖像画、木製のロッカー、、とにかく雰囲気が最高。少し昔の面影を感じられる雰囲気のある建物が大好きなのでそこで目が釘付けになりました。

2.内藤雪乃ちゃん(古川琴音さん)のナ行とヤ行、息遣いが好きすぎる。

古川さんがガッツリ演じられているのをみるのは多分初めてだったのですが、もう後戻りできません。めちゃくちゃ圧倒されました。唯一無二のヒロインすぎた。そして本題のナ行とヤ行について。古川さんの声は素直で純粋な可愛さがあって、どこか舌足らずな発音がさらに魅力の要素となっているなと感じているのですが、「~ね」とか「~なんだよ?」とか、予告にもある「私たちの出会いが運命なら」の「なら」とか、めちゃくちゃ良いと思いませんか???(伝わって)持っている語彙の少なさゆえにうまく伝わらないかもですが「~だよ」の「よ」のキーが下がる感じ、超大好き。そして息遣い!予告の「湊、すきだよ」の丁度いい具合に息を入れ込みながらの発声、心にぎゅんと訴えかけてくる。感情がひしひしと伝わってくる。とにかく、古川琴音さんの声が半端なく良いということが伝えられたらおっけいです。共感者、待ってます。

3.京本大我さんの歯ってなんであんなに可愛いんだろうか。

そのまんまです。作品関係ないって怒らないでください。今回はそういう回なので………。だって、ネタバレできないんだもん!!(言い訳)
なせ、京本さんの顔の基本造形は美美美!!!!美の暴力!という感じであるのに、歯を見せて笑うとあんなに可愛くみえるのでしょうか。きっとこの世にごまんといるきょも担がその謎を解明すべくアマゾンの奥地へと向かっていると思うので判明したら私に何らかのツールで教えてください。本当に神様、京さま、きょもママ、京本家祖先のみなさま、ありがとうございます。話変わりますが、もちろん京本さんの演技も超超超よかったです。京本大我さんは自身のキャラが濃い(めっちゃ褒めてます)ので私の中(ここ重要ね、私の問題です。)でそのイメージが抜けないんじゃないかと思っていましたが、しっかり「湊くん」でした。優しい眼差しも、意気消沈したような真っ暗な瞳も、涙も、京本さんの持つ表現力の高さを見ることができて大変最高でした。

4.ピアノ弾いてる人間にメロりがち人間、優勝ムービー

自我すみません。わたしは楽器が弾ける人、または作詞作曲の才がある人にメロりがち人生を送っているのですが、同じ癖を持っている方、とくにピアノを弾いている人間が大好きな方、マジでこの映画見ることをお勧めします。もちろん吹き替えがされているんだけど、きょもさんも琴音ちゃんもちゃんと練習したことがわかる手つきで、(琴音ちゃんは経験者だしきょもも時々弾いていますが)全く違和感なく見れた。一つの作品に対する熱量の半端なさを感じることができて、ふたりのことがより一層好きになりました。
琴音ちゃんがストーリーでメインテーマの曲を弾いてたのでインスタのリンク載せます〜ハイライトの「🎹」をタップしたら見られます。

ここ押してください


5.伏線回収がとにかく気持ち良い

ネタバレになるので詳しくは述べませんが、いたるところに伏線が貼られまくってあって、それが見事に後半部分ですべて回収されていきます。「そういうことだったのね…」とすべて納得のいく回収をしていってくれるのでとにかく気持ちいいです。こんなに疑問が残らない映画(特に恋愛もので)、なかなかないと思います。あと、それが明かされるにつれて普通に号泣します。私はしました。知らん間に涙流れてました。


6.いや、主題歌良すぎ~!!!!!!

主題歌がマッチしすぎて困った。ここに帰ってきて、って、そういうことかよ………となります。主題歌ってこうでなくっちゃダメなんだよ、映画に寄り添ってくれる歌でなくっちゃ………となる。あと映画館の音響良すぎるね、沁みます。


はい!ネタバレなしに個人的『言えない秘密』の魅力を挙げてみました。もし少しでも気になった方がいらっしゃいましたら是非映画館に観に行ってみてください~。わたしはこの映画をずっと忘れないだろうしなんなら人生の走馬灯の一部になるかもしれないな、なんて思っています。それくらい心があったかくなって、でもどこか切ない気持ちが残るような、そんな大切な感情が詰め込まれている素敵な作品で、出会えて本当に良かったなと感じています。一緒に観に行ってくれたきょも担、出会わせてくれてありがとね~!!

『言えない秘密』が、多くの人にこれからも愛される作品になりますように!!

後編に、続く!!!(公開時期は未定です!)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?