髙橋海人の二番Aメロ=至高説の検証

2024年も今日で閉幕ということで、今年の総括noteです。と言いながら、本題は自己満検証です。大前提として髙橋海人さんの歌声はどのパートも輝いている、という事実があることを念頭に置いてお読みください。

今年はSTARTOからは7 MEN 侍、Sexy Zone、ケンティー、GEMN 、timelesz project、そしてKing & Prince に人生を彩ってもらいました。今年は本当に新しいものにハマる毎日でした……….……スタエンだけでも侍以外今年ハマったグループなのがヤバすぎる。一歩足を踏み入れたら最後であるという自分の性質を思い知りました、本当に。
でもおかげさまで楽しく今日まで生きてこられましたよ、本当に感謝です。これだからアイドルを観察する人生はやめられないよー 来年も何卒お世話になります!!

では、さっそく本題の説を検証していこうと思います。
ことの発端は今年の三月下旬に遡ります。まだハマってほやほやのこの時期、私はKing & Prince公式Youtubeチャンネルにて沢山のDance Practice shorts動画が投稿されていることに気づき、とにかく見あさっていました。

そしてこの楽曲に出会いました。そう『TraceTrace』です。

ひらひら白衣装でしなやかに踊る永瀬廉、良すぎる!!!!♡♡という当たり前の感想が出てきたあと、サビが終わって動画ももう少しで終わるというタイミングで、うっすら聴こえてきた
「話したいことがあったんだった」というワンフレーズ………

!?!?!?!?!!?!?!?!??!?


なんだ、この少しざらつきを感じさせるエッジの効いた歌声は………
「はな゛ァしたァいことがァ」のファドードーラ♭ーラの音程の型にスコーンとはまったまっすぐな歌声でありながら母音をはっきり響かせ余韻を持たせ、「な」を濁点を付したかのように発音。そして「あったんだったァ…」の「たァ」の息を含ませた歌い方。

あまりにも、聴き心地が、良すぎる。


衝撃を受けたのも束の間、この歌声の主が髙橋海人さんであることに気づき、

即、昇天。


ちょちょちょちょっと待て!!!!待ってくれ頼むから!!!!!

もしかして私、髙橋海人のこと好きかも……ってなった要因がピース円盤での作詞作曲ができるふわふわ陽だまり肩幅広メロお兄さん(要素多い)なところであったため、もう、頭抱えました。ダンスが上手いのはもちろん、声が唯一無二なことも知ってはいたけど、本当に知っていただけで、無意識のうちにこれ以上狂わないようにするためにストッパーをかけていたのかもしれない。はい、案の定狂いました。助けてねー

公式Youtube動画をほぼすべて網羅した後、FC動画やドラマを見あさり元気をチャージする日々が始まった。そしてその数か月後にサブスクが大解禁され、耳なじみのある楽曲は勿論、初めて聴く曲もたくさんでワックワクの気持ちで拝聴開始。『koi-wazurai』、『ツキヨミ』、『ichiban』、『Life goes on』、『SPOTLIGHT』、『Kiss & Kill』、『1999』、『Plan d』などなど…
そして、一つの説が脳内に出現する。

二番Aメロ無双髙橋海人さん楽曲結構あるのでは・・・?

※もちろん、二番Aメロでなくても無双パートは沢山あります。


そしてこの説を論証し、最終的には全人類キンプリの楽曲を聴け計画を実行するために検証(という名の傾聴)を進める日々を開始。

この研究成果を、今から述べていこうと思います。
専門的知識があるわけではないので、そこは悪しからずご了承くださいませ。

エントリーナンバー1.
「話したいことがあったんだった 過去を辿った今で 何が未来にあるだろう」(『TraceTrace』 より)

この研究の動機でもあるこの曲。該当部分は1分20秒頃です。

先ほど述べたことも含むが、「はなぁッしたぁいことがぁ」の音程の型にスコーンとはまったまっすぐな歌声であるとともに母音をはっきり響かせる歌い方。「な」を「ンな゛ァ」と濁点を付したかのように、「し」を「ッし」と歯切れよく爽やかに発音。「あったんだったァ…」の「ったん」でふわっと浮かせた後、お得意の濁点「だ」、そして「たァ」の絶妙な息の入れ具合。
「過去を辿った今で 何が未来にあるだろう」の部分では「今」を「いむぁ」と発音して膨らませて、「で」ですべてを受け止める。続いて、「みらぁいにあるぅ」と緩急のある複雑な滑り台の上をスッと滑るかのようになめらかに歌い上げ、「だっろォう」と柔らかく収める。

バックミュージックの音数が少ないこともあって、声の良さがより引き出されているように感じる。うーん何度聴いても良すぎるね。
エレクトロポップとキンプリの声色ってめっちゃ合ってて良い。


エントリーナンバー2.
「潜んでる街の 風に吹かれて また今日も俺にDead or alive を 突きつけてる」(『ツキヨミ』より)

この曲もshorts動画の二番チラ聴きにて昇天したものとなっております。
該当部分は1分24秒頃です。

「ッひそォんでェるまァちーぃのォッ…」。はい、きました小さな「ッ」。ここの部分は淡々とセリフを述べているかのような歌い方をしていて、その中でもどこか切なさを感じさせるかのように、最後「のぉッ…」と息を抜き、一気に暗闇の閑散とした街の幻影を創り出す。「かぜェにふかアれてェ」で持ち前のざらついた声色、濁点の発音の唯一無二さ、母音の協調を前面に発揮し、続いて「ッまたきょおもォおれにィ」と、流暢な英語の発音かと勘違いしてしまうほどなめらかに、でもハッキリと歌い上げる。そして「でェっど・ウォ・あらァいヴうぉお」のように「Dead⤴」「or⤵」「alive⤴」で抑揚をつけ、「を」を「うぉ(Wo)」と発音。
「つきィーつゥけェてェいるゥ」では「潜んでいる街の」の「まァちーィ」と同様に「つきィー」と「i」を鋭い刃が何かを真っ二つにするかのように発声し、その鋭さを「いるゥ」がやすりのように受け止め削りとり、丸みを帯びさせている。
このワンフレーズだけで髙橋海人さんの歌声の柔らかさと鋭さの巧みな使い分けを感じ取ることができる。


エントリーナンバー3.
「君が一人超えてきた夜が その小さな手にひかり宿して」(『Shake Hands』より)

該当箇所は1分23秒頃。
「kィみがひとウォりィ」。ハイ注目「k」!「きみ」じゃなくて「k(ク)ィミ」と発音することで軽やかさを感じさせ、お馴染みの「を」の「ウォ」発声。「こえてきぃッた」は柔らかく少し舌足らずな歌い方で、「きた」は「kィッた」と先ほど述べたように「k」要素を強めて柔らかさの中に歯切れの良さをも入れ込んでいる。続けて、「よぉうるがァあー」の母音余韻、濁点(かつ、カ行!)、そして段々息を含ませてクレッシェンドしていく伸ばしのハッピーフルコンボセットがやってきて、「そのちィーさな手にひかァりやとォしてェー」と「ちィー」でお得意のィー伸ばし、「ひkァり」のk発声、「やとぉしてェー」のように、「ど」を「と」と聴こえるほど優しく発音し、「してェー」で母音余韻、クレッシェンド伸ばしで攻めあげる。

そのあとのれんれんのかすれ声からの爽やかさあふれる落ち着いた歌声が、また最高なんですよねーー


エントリーナンバー4.
「私なんて見えてないでしょってきみは言うけど なわけないじゃん 全部きみのためで 僕らのため」(『話をしようよ』より)

該当箇所は1分22秒頃。
「わたぁしなんかみえてないでしょ、ってきみは、いうけど」。ここは「ララファ#ラファ#ラファ#ラーシレ♭、レ♭ファ#ラーラファ#ラーシレ♭」のようにほぼ同じ音で構成されていて、音が動かないからこそ歌い方によって聴こえ方がかなり変わってくると思われるが、持ち前のスコンと突き抜ける歌声に普段の暖かくて優しい話声が融合したような声で歌われていることで、ミュージカルのように、メロディに乗せて会話をするといった雰囲気を持たせている。「ンなわけないじゃん」では「ンな」と鼻濁音、「ないじゃん」の「じゃん」はふわっとのせて、「ぜんぶきーぃみのためぇで ぼぉくらの、ため」と陽だまりみたいにあったかく包み込んでくるような声で続ける。声に感情が乗ってるというか、乗りすぎているというか。こんなにも暖かい気持ちを持って歌ってくれてるんだってことが声からガンガンに伝わってくるの、本当に表現力が高くてすごいなー

「作詞作曲 海人」のクレジット、本当に大切だし愛しています。


エントリーナンバー5.
「見慣れない町のランドマーク 見渡す僕はStranger 高鳴る鼓動 行き交う人の中で踊るOne verse」(『1999』より)

該当箇所は1分14秒頃。
「みなれなァい、まちィーのランッマーァクッ」。ィーで伸ばしてランドマークをランマァー(landmark)とネイティブに発音し、「クッ」と締めに鳴らすことで最後の一文字までこだわりを感じさせる。「みわたぁすぼぉくぅわ(は)ぁ、ストレェンジェアー」では「わたぁす、ぼぉくぅわ(は)ぁ」で唯一無二のザラザラ綿あめボイスand母音余韻をかまし、Stranger とこちらもネイティブに発音。「たかな゛ァるこどおゥ」で濁点と母音強調、「ゆきかァうひィとおのォ」で切れ味あるカ行の発声、「なぁかァでおゥどォるぅ、ワァンヴァース」で一文字一文字に抑揚を持たせて、これまた流暢に英語のフレーズを歌い上げる。うーん、一言で言うならば天才。そして、そうでありながら努力の結晶なんだろうなあ。

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検証結果: 証明完全完了!!!!!


はい、今回も日付ギリギリガンダッシュ更新です。もうすぐ年越し配信が始まっちゃうよーー「としのせ」も「ぼうねんかい」もれんかいが楽しそうで、まじめに真摯に仕事と向き合っている姿が垣間見れて、めちゃくちゃ充実した大晦日の夜を過ごせました。ありがとう、本当に。

来年も、King & Prince にとって良い年に、最高に楽しい年になりますようにー!!!!!!良いお年を!!!!!!!配信観るぞーーー!!!!!

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