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やっぱり日本語って難しい|勉強日記08
なんとなく観たバカリズム脚本の「ノンレムの窓」がおもしろかった。令和版の世にも奇妙な物語という感じ。ああいうの好きです。
そんなことはさておき、本日からWebライティング能力検定の勉強を始めました。
テキストを見ながら、絶対ここで点落とすな~~~と思ったのが、間違いやすい日本語たち。
×やむ負えない→◎やむを得ない
とか
×的を得る→◎的を射る
は知ってたけど、誤って理解していたものとか正確な意味までは理解できていなかったものがあって、受検日までにことわざ辞典で勉強したほうが良いかも、、と思った。
てことで、今日学んだ言葉たちをメモっていく。
①小春日和
春に使う言葉ではない、というのを初めて知った、、バチバチに春に使っていた記憶しかない。
正確には、晩秋から初冬にかけての穏やかな晴天のこと。以後気をつけます。
②馬子にも衣裳
見た目が立派だからといって、中身がそれに伴っているわけではないという警句。
-例文-
・馬子にも衣装というように、ドレスを着た彼女は普段より綺麗に見える。
・スーツがにあっているね、馬子にも衣装とはこのことだ。
③濡れ手で粟
濡れている手であれば、より多くの粟がつかめるということから、骨を折らずに多くの利益を得るということわざ。
④敷居が高い
不義理または面目ないことなどがあって、その人の家に行きにくいという意味。
ハードルが高い、みたいな意味だと思っていたけど違った、、
⑤とんでもないことです
「とんでもありません」や「とんでもございません」は謝り。
「とんでも」+「ない」であれば、「とんでもございません」や「とんでもありません」となるけれど、「とんでもない」で一語なので、「ない」の部分が変化するのはおかしい。
⑥情けは人の為ならず
人に対して情けを掛けておけば、巡り巡って自分に良い報いが返ってくるという意味。
他者のためではなく、自分のためなんですね。
⑦「なおざり」「おざなり」
どちらも「いい加減な対応」を表す言葉だが、「おざなり」は「いい加減ではあるにせよ、何らかの対応をする」のに対して、「なおざり」は「多くの場合、何の対応もしない」ということで、若干違いがある。
むず、、と思っていたら、NHK放送文化研究所が分かりやすい説明をしていたので引用。
教育を[おざなり/なおざり]にする。
「おざなり」の場合は、いい加減ではあってもひとまず教育をする、という意味になります。いっぽう「なおざり」の場合は、教育らしきことはほとんど何もしない、という意味になります。
また、文の形を少し変えるとどうなるでしょうか。
[○おざなり/×なおざり]な教育をする。
この文の場合、前者は「いい加減な教育を施す」ということで問題はありませんが、後者は「何もしないという教育を施す」ということになってしまい、意味が通りません。
このような日本語の区別は、どうか「おざなり」にも、「なおざり」にもしないでくださいね。
最後に上手いこと言ってるな。
⑧他人(特に目上の人)に使うと失礼な言葉
■蛙の子は蛙
・子どもの能力や性質は結局親に似るものだ
・平凡な親から生まれた子もまた平凡だ
■枯れ木も山の賑わい
つまらないものでもないよりある方がまし
■溺れる者は藁をもつかむ
追いつめられて、役に立たない物にでも必死にすがりつく様
■他山の石
他人のつまらぬ言行も自分の人格を育てる助けとなる
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こうやって改めて日本語と向き合うと、日本語って難しいなぁと思います。言葉を正しく操れるよう頑張ろう。