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RTA in Japan Summer 2021に「ゼルダ無双 厄災の黙示録」で参加してきたよというお話(応募~本番まで)

アーカイブはコチラ!!



初めましての方は初めまして。そうでない方も初めまして。
趣味でRTAを嗜んでおり、8月11日~15日にかけて開催された「RTA in Japan Summer 2021」(RiJS2021)に「ゼルダ無双 厄災の黙示録」というゲームで参加したNaotoと申します。
これまで規模の大小を問わず様々なRTAイベントに参加してきましたが、参加レポートみたいなものは書いたことはありませんでした。
今回のイベントに参加後、ふと「1回ぐらいは書いてみるか」と思い立ったので、現在筆を執っています。
あくまで後から自分で振り返る用として書いているので読みにくい部分が多々ある上に長文になってしまいますが、その辺りを許容してくれる懐が深い方はよければ読んでもらえると幸いです。


RTA in Japan とは?

読んでいる方の大半がご存じだとは思いますが、念には念をということで。
詳しくは、下記のリンクからご確認ください。


RTA in Japan Summer 2021 応募開始!

5/10に応募が開始されました。
去年の夏に開催された「RTA in Japan Online 2020」にも参加させてもらって非常に楽しかったので、今回も応募しようと決めていました。

応募開始から締め切りまで2週間あるのでゆっくりすればいいのに、当日すぐに応募しました。こんなところでもスピードを求めてしまうのはRTAプレイヤーの悲しい性ですね、はい。


当落発表!

6/27、ふとTwitchを開くと数人からフォローが来ていることに気づきました。「5月中旬から約1か月半配信してないのに不思議だな~」程度に思ってTwitterを開いてみると...

当落発表されてました
恐る恐るリンク先を開くと...

当選していました、やったね!!
ここだけの話、当選する確率は70%ぐらいはあると思っていましたが、案の定当選してましたね。自分の中にしっかりとした根拠はありますが、それに関してこういった公の場で触れることは恐らくないです。皆さんのご想像にお任せします。


当選直後~当選翌日

当選直後
いくら高確率で当選するだろうと分かっていても、本当に当選したらやはり嬉しいものです。Twitterで検索して皆さんの反応を伺っていましたw
ただ、このゲームは呼称が様々あり、僕が確認出来た限りだと「ゼルダ無双、厄災の黙示録、厄黙、やくもく、ブレワイ無双、BotW無双」がありました。探すの大変だったな~。ただ、いずれも嬉しい反応をしてもらってました。よかったよかった。

当選翌日
一晩が経過し余韻が覚めたところで、個人的に一番大きな問題を解決しようと行動を起こしました。それは「解説の依頼」です。
自分一人でプレイしながら喋っていくことも考えましたが、「流石に4時間も喋りながらプレイするのはキツイか」と思ったので、誰かに頼もうと思いました。
そこで、TwitterのTLを眺めているとFF内で唯一の厄災の黙示録RTA経験者のガンおじさんが今回の当選のことについて触れてくれていたので、ダメ元で解説の依頼をしたところ、快くOKしてくれました。今一度、ここに感謝の意を表します。ありがとうございます!!
前回参加した時も当選直後に解説が決まったので、ホント自分は運がいいなとつくづく思いました。当選から一日もたたずに一番の懸念材料がなくなったのはとても大きかったです。


本番前日まで

RTA練習・通し
当選後~7月中旬ぐらいまでは基礎動作のリハビリ及び向上、チャートの復習及び見直しを行いました。
7月中旬~本番2日前までに配信上で本番意識のリセットなし通しRTAを3回、配信外では4回ぐらいやりました。恐らく、他の参加者の人よりも通し回数はかなり少ないと思います。
でも、僕はずっと「回数より質」を重視しているスタイルなので、他の人の様子を見て焦ったりすることなくマイペースで調整を進めました。

打ち合わせ
7月上旬と8月上旬の計2回打ち合わせを行いました。
厄災の黙示録に関するお互いの知識のすり合わせ、前作のゼルダ無双との違い、ブレスオブザワイルドと絡めたネタ等色々話し合いました。
雑談も割と多めで結構のんびりと話し合いが進んだような気がします。
因みに、本番想定のリハーサルなんて1ミリも話題に上がりませんでした。まあ、もとよりやろうとは更々思ってなかったので問題なかったです。

本番前日
本番前日はイベント開催の日。
僕も一視聴者として初日の方々の走りを楽しんで観ていました。
おい、本番明日なんだから練習しろよ」という声もあるかと思いますが、今回のイベントに限らず、イベント前日はほとんど練習しないスタイルを貫いてきました。なので、今回も例に漏れずにゲームを全く起動しませんでした。
ゲームの練習は全くしませんでしたが、本番での前語りや後語りの原稿の確認&修正を行ったり、「走ってもいないのに何故かTwitterトレンドに入るゼルダ無双」を筆頭に追加でネタを組み込むことが出来たので、有意義な時間を過ごせました。


本番当日!!

予定出走時刻が12時頃だったのにも関わらず、起きたのは6時頃でした。
二度寝しようとしましたが寝れませんでした。去年も全く同じ感じでしたw
配信画面とDiscordを頻繁に見つつ、来る出番を緊張しながら待ちました。
そして、本番30分前になって配信テストを無事乗り越え本番へと向かいました。


「RTA in Japan Summer 2021をご覧の皆さんこんにちは。そして、後日TwitchのアーカイブやYoutubeでご覧の皆さん、おはようございますこんにちはこんばんは。...」

原稿通りに挨拶をしていたところ、配信画面が乱れてしまい一度待機画面に戻りました。事前の配信テストでは問題なかったのにこれが「本番の魔物」というものか...。運営の方々にご迷惑をおかけしてしまい申し訳なかったです...。しかし、本番当日はとてもそんな余裕がなかったのですが、本番後にチャット欄やTwitterを確認すると、

「画面がグリッチ(バグ)に侵されている」
「配信画面がこうなったのも厄災の影響か」


こういったウィットに富んだコメントがたくさんありました。見た時は思わず笑っちゃいましたw
待機画面中にこういったコメントを見ることが出来ていれば緊張も多少は和らいだと思いますが、当時はそんなに心の余裕がありませんでした。

数分後、ゲーム画面に戻って前語りの挨拶を再走したところでいざ出走です!
序盤はやはり緊張でいつも通りのプレイが出来ていませんでしたが、徐々に緊張もほぐれて喋りの方に意識を割く余裕が出来てきました。
「解説のガンおじさんがメインで喋って、僕はそれに対して反応したりその時思いついたり気づいたことを喋る」というスタイルを崩さずに無事約4時間走り切ることが出来たと思います。


走り自体は後語りの完走した感想でも述べましたが95点です。
タイムは3時間49分26秒(自己べは3時間47分56秒)。一発通しでは申し分ない記録です。というか、参加決まってから通した中で一番いい記録です、やったね!!
前半は緊張によるミスを頻発したり、序盤の序盤で過去一強い武器が出来て、武器が強いせいで自分が予想だにしていないガバをしてしまってかなり幸先不安でしたが、中盤から終盤にかけてはいつも通りがそれ以上の走り(数少ない運に左右される場面でも一番良い乱数を引けたりしたので)を披露することが出来、満足のいく結果で終えることが出来ました。


最後に

正直、走る前は不安の方が大きかったです。それには大きく分けて2つあります。

1つは「ゼルダシリーズのRTAとグリッチ(バグ)との関係性」です。
RTAの醍醐味としてグリッチ(バグ)というものがあり、特にゼルダシリーズのRTAでは説明されても常人が到底理解できないようなそれをたくさんRTAの中に盛り込んでおり、「ゼルダRTA = バグ」といった構図が出来ていおり(※個人的な意見です)、そこがRTAの中での見どころとなっています。
今回僕が走った「ゼルダ無双 厄災の黙示録」というゲームはスピンオフ作品ではありますが、ゼルダシリーズの作品です。ただ、他の作品と違いバグは全くありません。
この作品を知っている方はそういうことを予め知った上で観ることが出来ますが、知らない人からしたら「ゼルダなのにバグ全然ないじゃん」という感じに見えてしまうかもしれません。
こういう大規模RTAイベントになると知らないゲームでも観るという方が大半だと思うので、「ちゃんと楽しんでもらえるだろうか」という不安がともて大きかったです。

2つ目は「無双シリーズのゲーム性」です。
無双シリーズのゲームはたくさん出ていますが、「画面にたくさん出てくる敵を爽快に倒す」という、「一騎当千」をコンセプトにされているゲームシリーズです。
最初は「爽快だな~」等と思ってもらえるかもしれませんが、基本的に敵をなぎ倒すという構図は最初から最後まで変わらないので、「飽き」というものが必ずきてしまいます。
しかも、今回僕が走る作品は予定時間4時間。「早い段階で飽きられてしまったらどうしよう」という不安が常につきまとっていました。

しかし、本番を終えた後にコメント欄やTwitterを見てみると

「ゼルダ無双面白かった」
「ゼルダ無双爽快だった」


等というコメントが多くあり、とても嬉しかったです。走ってよかった~!!
因みに、こちらのリンクから当時Twitterにて#RTAinJapanのハッシュタグを含むツイートを見ることが出来ます。膨大な量のため、各々で検索ワードの時間幅を狭めることを推奨します。(リンク先は12時40分~17時00分)
(#RTAinJapan の部分を「ゼルダ無双」や「厄災の黙示録」に変えるとそれを含むツイートも検索することもできます。ご自由にどうぞ)

https://twitter.com/search?q=%23RTAinJapan%20since%3A2021-08-12_12%3A40%3A00_JST%20until%3A2021-08-12_17%3A00%3A00_JST&src=typed_query&f=live

因みに、この記事を執筆している段階では皆さんの反応を僕自身全て把握しきれていないので、イベントが終わってからしっかりと楽しんで確認していこうかと思います。


また、解説のガンおじさんが長いロード時間の間にゲームのストーリーを完結に話してくれたおかげで、単調に見えるゲーム画面もまた違って見えるようになり、そのおかげであまり多くはない無双シリーズのゲームのRTAでも飽きられずに長時間たくさんの方が見てくれたという結果になりました。解説のガンおじさん、ありがとうございました!!

加えて、走っている最中に「このゲームは体験版が配信されているのでよかったらプレイしてください」と言わせてもらいましたが、実際に体験版をプレイしたという方もおられました。
大規模RTAイベントではありますが、RTAを通じて自分が走っているゲームをたくさんの人に知ってもらいたいと思って参加している走者がほとんどだと思うので、「ゼルダ無双 厄災の黙示録」というゲームを広めることに成功したことは非常に嬉しく思います。
体験版はこちらからダウンロードできるのでもしよければプレイしてみてください!!

さて、最後になりますが、このような素晴らしいイベントを主催してくださった運営の皆さん、ボランティアをしてくださった皆さん、解説を引き受けてくださったガンおじさん、そして、観てくれたたくさんの視聴者の皆さん、ありがとうございました! GG!!



~宣伝~
・Twitter

たまーに何かつぶやきます。配信通知もしたりしなかったりします。​


・Twitch
不定期で配信しています。内容はほとんどがRTAになると思います。


・YouTube
基本的に週1で投稿。マリオカートの動画とRTAの記録動画がメインです。


・ゼルダ無双 厄災の黙示録 RTA解説動画
今回走ったカテゴリのゆっくり解説動画をニコニコ動画とYoutubeにアップしています。お好きな方でどうぞ。

気になるものがあればチェックしたり、フォローしてもらえると大変喜びます!!!



















ここまでスクロールしてくれた皆さん、ありがとうございます。
ここでは、裏話的な何かを話していこうと思います。

裏話1. 前語り
今回、前語りはゲーム内のサウンドテストでBGMを流しながら喋るスタイルでいきましたが、本来は別のことをする予定でした。
それは通称「大妖精テロ」です。
ゼルダ無双 厄災の黙示録にはプレイアブルキャラとして「大妖精」というキャラがいます。ゼルダシリーズの大妖精はビジュアルがかなり独特なことで有名で、本作の大妖精の容姿はブレスオブザワイルドのものとなっています。
待機画面からゲーム画面に切り替わった時に「大妖精が画面にドアップ → 大妖精で必殺技を使う → 前語りに入る」というのを本来予定していましたが、直前に「やっぱり危ないかもしれない」ということで変更しました。
何がどう危ないかは皆さんのご想像にお任せします。
大妖精の必殺技がどんなものか知りたい方はYoutubeで「厄災の黙示録 大妖精 必殺技」とかで検索すれば出てくるかと思います。

裏話2. Twitter投票
今回RTAを走るにあたり、このような投票を実施しました。

リンクの服装を皆さんに決めてもらおうという投票です。
この投票を見たほとんどの方は恐らくこう思ったことでしょう...

「『ワイルドな軽装』って何?」

その上下の選択肢が具体的な服装なだけにかなり目立ちますよねw
実はこれも元々は違うものでした。
僕がTwitter投票をお願いするフォームを記入する時に「ワイルドな軽装」の部分を

「上半身+パンツ一丁」

このようにして送りました。
すると、イベント開催当日に「こちらの選択肢を変更してもらうことは可能でしょうか?」と運営の方から声がかかりました。
実際にこの選択肢がどういった服装かを画像を用いて説明したところ、何とか今回の「ワイルドな軽装」という婉曲的な表現に変更してもらうことで残していただきました。その節は大変ご迷惑をおかけしました...。

ただ、こういった婉曲的な表現にすることによって逆に注目度が高まったのではないかと勝手に思ってます。まあ、変更前でも変更後でも恐らく投票結果は変わらなかったと思いますがw

裏話3. 〇×クイズ
RTA in JapanのTwitchチャンネルをサブスクライブすることでたくさんのエモートを使うことが出来ますが、その中には以下のようなものがあります。

〇×エモートです。

打ち合わせの際にどうにかして新しく追加されたこのエモートを使えないか相談したところ、「このゲームのロード時間長いし、その時に〇×クイズやってみよう」みたいな流れになりました。

しかし、実際に配信を観てくれた方はご存じでしょうが、〇×クイズほとんど出せませんでした。かろうじて最後の最後で1問出しただけでした。

本来は5問ほど出題予定でした。
それを出題しないままにしておくのは勿体ないので、この場を借りて供養してあげたいと思います。配信で出題された1問を除く残り4問を出題するので是非チャレンジしてみてください!

Q1. ゲーム開始直後、最初に戦った強敵は「ボコブリン」である。
Q2. 四英傑は本RTA中で全員一度は操作する。
Q3. 最後の神獣戦で、ナボリスの最終目標撃破数は30000体である。
Q4. 走者のNaotoが四英傑の中で一番好きなのは「ウルボザ」である。

本来は配信中に出題予定だった問題があるので、終わってからだと明らかに簡単な問題がありますねw まあ、それはしょうがない。
さて、すぐ下に答えがあるので考えている人はまだスクロールしないでくださいね。では、答えはコチラです!!

Q1. ×: 最初に戦った強敵は「モリブリン」。「ボコブリン」は雑魚敵。
Q2. ×: リーバルは操作しない。愚の骨頂だよね。
Q3. 〇: とても爽快。
Q4. 〇: ウルボザおばs...お姉さん一番好き。

なんで本番の時に出題しなかったんでしょうね?w
忘れてたのかな?w

以上が裏話ですかね。まだあるにはあるんですが、キリがなくなってしまうのでこの辺で終わっておきます。
今度こそ終わりです。ここまで読んでくれた皆さん、ありがとうございました!!



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