仕事のパフォーマンスに雑談が大事と言う話
皆さんは職場で雑談してますか?私の今働いてる部署はほんっっっとに雑談がないです。というかコミュケーションがない。各々が勝手に動いて、時々お互い逆の方向に勝手に進もうとして案件をぐちゃぐちゃにしてしまったりしています。
このどうしようもない泥沼部署の解決策は「雑談」ではないかと思っています。この記事では、雑談のメリットを考えてみたいと思います。
メリット1:人間関係が良くなる
心理学で、何度も接しているものに対して好感を抱きやすくなる「単純接触効果」という言葉があります。雑談を通じて、同僚とのコミュニケーションが増えれば、お互いに良い印象を抱くようになります。好感を感じてる同士で働ければ、いざという時助け合いもできますし、傷つけ合うような衝突をすることもなくなります。ストレスフリーに働けますよね。
メリット2:雑談を通じて情報共有できる
雑談というと、仕事に関係ない話のイメージがありますが、頻繁に会話をしていれば、お互いの共通項である仕事の話に自然となります。
仕事の話を日頃からする習慣がついていれば、同僚が今どんな仕事をしていて、どんなことに困っているのか、どんなことが得意なのかといった仕事に必要な情報を改めてミーティングを持つ必要もなく知ることができます。時間の無駄のように見えて、実は業務効率化に繋がっていたりします。
また、情報共有時に整理された情報を伝えることである程度業務は円滑に進みますが、情報共有時に切り落とされた情報に大切なものが含まれているケースも多々あります。そうした「切り落とされたもの」を掬い上げてくれるのが雑談だったりします。「そう言えば○○って言ってなかった?」という気づきが業務を円滑に進めてくれます。
メリット3:相談しやすい風土になる
日頃から会話をしていれば、いざ困った時にも相談をしやすくなります。
あなたは初対面の人に今一番悩んでることをいきなり話せますか?これは極端な例かもしれませんが、人間は信頼関係のない人に弱みを見せるのは恥ずかしいし怖いことです。弱みを言いふらされたりするかもしれませんし、握って脅されるかもしれませんもんね。
これは職場にも言えることで、日頃から雑談をしていると、相談しやすい関係性が育ちます。結果的にチームとしての協力体制が強化されチームの成果が高まってきます。
メリット4:発想力が高まる
自分1人で答えが見つからないと悩んでいた問題を人に話したらすんなりと答えが見つかった経験はありませんか?違う目で見れば違った切り口から物事を捉えることができます。雑談にはそんなパワーもあります。
また、人と話す中で思考が整理されて、自分で答えを見つけたという経験もあるのでは?雑談には思考の整理というメリットもあります。
もちろん「会議」としてアイディアをもらったり、企画書の作成を通じて思考の整理をすることもできます。しかし、堅苦しい場では上司の目が気になったり、自分を良く見せようと肩に力が入ってしまったり、大勢の前での発言に緊張してしまったり、様々な要因で発想が凝り固まってしまいます。それゆえ、雑談という柔らかい形でのコミュニケーションの方がアイディアの着想に適しています。
雑談にはお互いの関係性を良くして、チームのパフォーマンスを上げる効果があります。雑談がない職場というのはそれだけでかなりの損失が生じています。
雑談のない職場、異動か転職しかないのかな…。とりあえず私も雑談を積極的に振ってみたいと思います。ふんわりとしたコミュニケーションの大切さをあまり重く見ていませんでしたが、雑談のない部署で働いて初めて大切さに気づきました。
もちろん興味もないゴシップや誰かの陰口、そんな雑談はどうでもいいんですけどね。お互いが関心を持ち合うって人間関係で大事なことだと改めて痛感するこの頃です。
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