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5.石膏ギプスの外し方

内反足の最初の治療は「ギプス矯正」です。
石膏ギプスをぐるぐるまいて正しい足の形に矯正をかけていきます。
その重さたるや・・・
子どもは平気で足を持ち上げたりするので、自然と筋トレになり、それはそれは立派な腹筋背筋のできあがりです。壱はどうやら筋肉がつきやすい体質のようで余計だったかもしれませんが、私の知っている、ふわふわ・ポテポテの赤ちゃんのお腹ではなかったです。

そんな、筋トレアイテム・・・治療法の石膏ギプスですが、外すのが至難の業です。病院の方針によっては、外すのを病院で行う場合もあります。
壱が通院している病院は
・自宅ではずすのが難しそうだったら病院ではずします
・自宅ではずす場合は通院当日が望ましい
という方針でした。

■病院にお任せするメリット
とにかく楽。これにつきます。

■自宅ではずすメリット
沐浴タイムがとれる。ギプスは水に濡らすことができないので沐浴ができません。カバーなどを使えば沐浴が出来ないわけではないですが、万が一濡れてしまったら・・・と思うと、慎重にならざるを得ず、我が家は毎日体は拭いていました。洗髪はできていました。なので、そんな場合は沐浴できるのはギプスを外して病院でまき直しをする、その当日のみ!

と、いうことで我が家では通院の朝、ギプスをはずして沐浴させておりました。沐浴中のなんとも気持ちよさそうな壱の顔。眼福でしたね。

本題の「石膏ギプスの外し方」です。
1. 暖かいお湯を準備します。
2. ギプスを浸します。(※湯船は石膏がつまる原因になるのでおすすめできません)
3. 5~7分くらい浸したら・・・ギプスを握りつぶします
4. 握りつぶします。(ポイントなのでもう一度書きました)
5. にぎにぎしながら浸水を確かめます。
6. 巻き終わりのポイントから剥がし、くるくると外していきます。

石膏がふやけてきたら「握りつぶす」が重要です。
赤ちゃんの足が心配になると思いますが、想像以上に分厚く巻いてあるギプスなので足まで潰せませんし、親なのでその辺りの力加減はなんとなく見ながら調整できますのでご安心下さい。
これ、握りつぶさなかったらどうなるかというと…
外すまでに1時間、慣れていないと2時間平気でかかります。親は汗だくですし子は泣き疲れるレベルでの時間がかかります。
私はこの方法を知らなくて、時には時間がかかってごめんと泣きながら外していました…。知ってからは快適快適で…慣れたころにはギプス治療が終了し、なんとも複雑な気持ちでした。
要するに、ギプスの巻き始めのほうまでふやけさせておかないと外すのに相当時間を要しますので、先に中まで浸水させておく、ということです。

イメージが難しいかもしれませんが、ギプスを巻いて下さる先生や担当の方に聞いてみるのがいいかと思います。具体的に見せて頂けるかもしれないです。

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