Spliceのプレイリスト機能を用いたBreaksサンプルパックもどき公開のお知らせ
――――みんなにもBreaksを作ってほしい
どうも、日本で一番スペイン系Breaksを作っているであろうNA7です。
僕が日本で一番Breaksを作っているであろう理由として誰もBreaksを作ってないことが挙げられるのですが、やはりノウハウがどこにもなくて作ってもそれっぽくなりにくいのではないかと思います。
敷居が低くてみんな作っているジャンルではこのサンプルパック持っておけば誰でもそれっぽいの作れるよ!って感じのブツがあります。
例えばハードコアでいうVengence Dubstep Essentials、トランスでいうDavid Parkinson's Trance Essentials、Future BassでいうTri Samples 808 Trapstep Packとかね
じゃあBreaksにもそういうあれば…?
・ないことはないが他のジャンルと抱き合わせな時点でお察しください
https://intensamusic.net/product/shade-k-soundpack-vol-5-bass-house-breaks/
という訳で何とかしたいよなと存在しないサンプルパックやチュートリアルを追い求めてきたのですが、もう俺が使ってるサンプルそのまま公開すりゃええやん!ということで偶然にも存在したSpliceのプレイリスト機能を使って公開したいと思います。
そもそもBreaksってなんだい
Breakbeat的なリズムのドラムが特徴的なジャンルです。
とにかく歴史が長いので派生形が非常に多く、The Prodigyに代表されるようなBig Beat、Happy Hardcoreに文化圏が近いRave Breaks、EDMやDubstepの影響を受けたスペイン系Breaks等がありますが、僕はスペイン系Breaksに近いところで活動しています。
ただスペイン系Breaksを作るスペインのレーベル達は自分達を特に別称することなくBreaksと呼んでおり、(非常に紛らわしいですが)以後この記事でBreaksと呼ぶ時はスペイン系のBreaksなんだなと思ってください。
本題:プレイリストについて
こちらは僕が主催する同人レーベル「アヤマチレコーズ」でリリースしたBreaksのプロジェクトファイルに入ってたサンプルを可能な限り寄せ集めました。
サンプルの選び方やワークフローについて
・曲を作る前に
BreaksはドラムがそれっぽければBreaksとして成立するのですが、聴きごたえのある曲として成立するには他ジャンルの力を借りないといけないことが多いです。
なのでリファレンスを漁りつつどのジャンルから力(サンプル)を借りてくる必要があるかはなんとなく決めるとまとまりが出て良いかなと思ってます。
主に借りてくるジャンルは
・ドラム編
コツとしては四つ打ち系ジャンルのハイハットループを借用して作ると無難に上手くいくので最初はその方がいいかなと思ってます。
逆にTHE★ブレイクビーツみたいなループの何が難しいかというと音重ねてるにつれてリズム・音色の両方の面で音が喧嘩し始めます。
でもTHE★ブレイクビーツは上手くいくとクソカッコいいから憧れるよね
あとフィルはNeurofunkもしくはロックからドラムループを持ってくるとなんかいい感じになることが多いです
・ベース編
情けない制作方法を行ってしまい、誠に申し訳ございません
(でもなんやかんやこれが一番早いんや…)
・その他やってること
以上です
多分感覚でやってることがこの10倍はあると思うので分からなかったら僕に適宜質問してください(土下座)