教科書の意味
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教科書の基本的な役割
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今日は「教科書」について面白い発見があったので、皆さんに共有させていただきたいと思います。
皆さん、学生時代にお世話になったであろう教科書。
あれは一体何のためにあったのか?
当たり前のように使っていましたが、改めて考えてみると、なかなか奥深く、最後には「教科書が無かったら、色々と都合が悪い」という結論に着地しますので、そこに至るまでの旅に出ましょう。
(#博物館の音声ガイダンスのノリ)
まず、教科書の基本的な役割はいくつかあって…
▼1『知識の基盤をつくる』
教科書っていうのは、学校で学ぶべき基本的な知識を体系的にまとめたものです。
たとえば、国語なら「文章の読解力」、数学なら「論理的思考」、理科なら「自然の法則」。
こういった土台を作るのが、教科書の役割の一つです。
どの地域や学校でも共通の基礎知識を学ぶことで、教育の格差をなくす役割を果たしている。
▼2『学習の指針となる』
先生も生徒も、「何をどの順番で学べばいいのか」が分からないと困る。
その道しるべになるのが教科書です。
もし教科書がなかったら、学校ごとに授業内容がバラバラになってしまうし、先生によって教える内容も変わってしまう。
それを防ぐために、教科書が「標準化された学びのルート」を示してくれているんですね。
…教科書の役割はザッとこんなところだと思います。
割愛
これ、ポイントは「教科書に書いてあることは、アシスタントもCHIMNEYの若手スタッフも知っているんだけど、教科書があった方が無駄な衝突を避けられる」というところです。
つまり「教科書」というのは「答えが載っている紙の束」だけでなく、先生にとっての「盾」なんですね。
「教科書に書かれている内容」と「先生の人格」が分かれているから、気に入らない先生であろうと一旦は話が聞けるし、教科書を元に授業を進めておくと、「ココおかしいじゃないか!」という生徒の疑問の矛先が先生に向かうことがない。
これ、教科書が無かったら、「生理的に受け付けない先生」が担当になった瞬間に、学習が全滅してしまう…という感じで、教育が「運」に左右されてしまいます。
教科書というのは「先生の声を聞けるようにしてくれる装置」であり、先生にとっては「盾」であるという話です。
会社の中でも「研修(教育)」があって、上司から部下に教えるシーンがあると思うのですが、そこに教科書がなければ教育の吸収スピードが「上司の人間性」に左右されてしまうので、教科書を作っておくことをオススメします。
すっごく勉強になりました。
教科書やマニュアルの大事さを別な感覚で学べたと思う。やっぱり間違ってなかったな。